将来に不安を感じ、悶々と暮らす子どもたち
未来に向かって歩き始めたいのだけど、誰かの後押しが欲しい子どもたち
親に申し訳ないなと思いながらも喧嘩ばかりして後悔する子どもたち
働き、お金を稼ぐ。大自然に身を包まれる。変化を求めて動き出してみる。
家を離れる旅に出て、見えたものはなんだろう?
— 参加者から寄せられた感想 —
※一部抜粋して掲載しています。
私は旅に出て、根拠のある自信を得ました。私は自分に自信がなく、何もできない人間だからと挑戦せず自分の殻に閉じこもっていました。ですが働くことによって自信をつけたいと応募しました。不安な気持ちで心が一杯になりながら旅に出ました。自分にやり遂げられるだろうかと。一日二日はスマホがないなか移動をし不安と向き合いました。三日目ついに就労です。薪を作るため雪かきで道を作るという仕事をもらいます。想像していた通り仕事は大変で体力も気力も奪われていきます。ですがその仕事をやり切り道ができた時、えも言われぬ達成感を得ました。こんな自分でも働くことができたという達成感です。四日目五日目もしっかりと働き抜くことができました。働くことで、大変な作業でもできるかどうか見ただけでは判断がつかないこと。自分でも働けるという自信を得ました。(高1・神奈川県)
行動するかを知りたいと思い応募したプログラムでした。大自然の中、野生動物を見たり初めて仕事をしたりして、感動や発見が多い時間でした。しかしそれ以上に、改めて自分の苦手なところや直したいことを痛感した時間でした。そして一人で行動できるという自信がついたことも大きな収穫です。初仕事や一人旅を通して感じたこと、学んだことや気づいたことを忘れず、これからの生活に生かしていきたいです。5日間の貴重な体験をありがとうございました。(中3・愛媛県)
今までで一番遠くまで来たけど、空の太陽は相変わらずあった。極寒の地で心は温まった。僕には必要な旅だった。どうせ僕なんか、いなくなればいいんだって思うことばかりだったし、もう心も体もおかしくなってきていたところだったから。旅の間、いつもみたいに怖い夢は見なかった。お世話になった先生方と現地の方々へ。「どうもありがとうございます」多くの人が支えてくれて味方になってくださったこの旅、僕は次の階段に向かう意欲がわいています。
宝の言葉:「己と向き合いなさい」
スケッチの説明:
根室線の中で物語を書きたくなり少し書いていた。あつない駅に止まった時、120周年と書いてあったのでびっくりしたのでメモをした。発車して間もなく、特急だかの通過待ちをするからと停車した。海のそばだった。駅でもないのに駅舎のような建物が見えたので描いた。昔は駅だったのだろうか。
<本プログラムについて>
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