初級編ではニトリで働いて、次は中級編に挑戦です。
朝早くに東京駅に集合して、新幹線に乗って、福島に向かいました。
福島駅からジャンボタクシーに乗って果樹園に向かい、
初級編で一緒に働いた福島の仲間、初めましての仲間とも合流し、
早速仕事が始まります。
果樹園の社長さんに仕事のレクチャーを受けて、
桃の傘取り、りんごの葉摘、ぶどうの木の草削り、3つの仕事をして、
働いた対価として、2時間半分のりんごをゲット。
たくさんのりんごが入ったリュックを背負って、それぞれ帰路につきました。
— 参加者から寄せられた感想 —
※一部抜粋して掲載しています。
<子どもたちからの感想>
思っていたよりも果物を育てるのは手間が要り大変でした。スーパーなどでよく果物を 見かけるのですが値段に目をやると高くて…なんでこんな高ぇんだって思っていましたが、地道な作業と毎日の努力があり果物が育っているのと、日の当たりや虫食いと不作が 多く、世に出せるものが全てでは無いのを今回のプログラムで知り値段に納得がいきま した。雨などから果物を守る為のカサを取る作業をしましたが、取るということはカサをつける作業もあるのだろうと…あのすごい数にひとつひとつ手作業で付けているのかな と思ったら((゚ д ゚)←こんな顔になっちゃいました。葉摘み作業はりんごも一緒に落っことさないように慎重にしなくてはいけなく難しかったです。葉っぱの下にカエルが隠 れているのを発見して都会では中々見ないので自然を感じてほんわかしました。朝がはやく大変でしたが行けて良かったです。果樹園の人達はフレンドリーで初福島でのバイトはとてもいい経験になりました。りんごは甘くて美味しかったです。 (中3)
参加する前は新幹線に乗れることがとても楽しみでした。新幹線の中で他の参加者の人達から自分の話を聞けて、少し世界が広がった気がします。 農園では「傘」の事や、石灰散布のことなど果物の栽培過程を知れて、農家のことを本当 に少しでしかありませんが、分かったような気がします。意外と人の手によることが多くて、少し驚きました。高所があまり得意でない僕ですが、梯子に登って作業すると目線が いつもと変わって、楽しさを感じることが出来ました。そして帰りに、りんごを沢山持っ て帰りましたが、結局家に着く頃には全てのりんごに傷がついていました。その経験によって僕は果物の流通の大変さを感じることが出来ました。とても良い経験になったと思います。learn の皆さま、農園の皆さま、機会を提供してくださってありがとうございました。 (中1)
果樹園の桃はかさを付けて守るというのを初めて知りました。ぶどうは木の幹を一周虫 に食べられただけで、その部分より上が全部枯れるというのを初めて知りました。りんご は同じところに実っているのにあれだけ色づきが違うというのを初めて知りました。果樹園のおじさんがとても優しかったです。引率の先生たちがすごく面白かったし、お友達 も出来ました。プログラムを通してとても居心地が良くすこし気が楽に過ごせました。 新幹線に乗れたのも嬉しかったし、送迎のタクシーも大きくてびっくりしました。けれど、どういう交通手段で行くか知らされていなかったのでとても不安でした。お母さんがいなかったのもとても不安でした。 お仕事は仕事をする事自体が大変だったけれどとても楽しかったです。沢山のりんごをもらって嬉しかったです。りんごは美味しかったです。とても楽しいプログラムをありがとうございました。(小6)
<保護者からの感想>
※一部抜粋して掲載しています。
この度は、貴重な機会に参加させていただきありがとうございます。いつもは朝起きるのも大変な娘が自らの意思で積極的に参加出来たこと、がんばれたことを本当に良かったと思います。働くことに興味が強かったので、とても良い機会となりました。(中3 保護者)
中学校に行けなくなり同年代の友達との交流がゼロになっていました。けやき教室 に通うようになり同年代の友達との交流が再びできるようになりました。こちらのプログラムは、あくまでも【働く】がテーマですが、お友達と新幹線に乗っての経験は、本人にとっては、【お友達とお出かけ】【遠足】のような楽しみもあったよ うで、けやき教室以外での活動のミッションクリアに少し自信がついたようです。 不安がありながら申込みをしたけやき教室の宿泊行事も、「司会やることになった!」と勇気を出したようです。中学校に行けなくなったときに、毎日通う場所がないことは本人にとってはもちろんつらいことでした。けやき教室や更には learnのお力をお借りして、【居場所】 があるということに涙が溢れる気持ちになりました。learnでの経験を糧にして少しずつ、自分にとって心地良く過ごせる居場所を広げてくれたら親としてとても嬉しくおもいます。(中2 保護者)
前回のアルバイト体験がとても楽しかったようで、今回のプログラムも「楽しみだな」と何度も言って待ち望んでいました。新幹線の中で参加者の子達やスタッフの方達と話したこと、作物を育てるための工夫や作業の難しさについて、また教わってきた其々のりんごの特徴など、帰宅後は話が尽きませんでした。自分のお小遣い で果物を買った経験もなく「美味しい、好き」くらいしかなかったであろうりんこのイメージがプログラムでの体験を通して広がり、働くということへの関心も深まったように感じます。とにかく何度も「楽しかったー!」と話しています。素晴らしい体験をありがとうございました。 (中1 保護者)
重い荷物(りんご)を持ってと言わず、自分で持つ様子に、学びの多い時間だった 事を感じました。果物を採る体験は何度かやっていましたが、どう育てているかはじめて知った。沢山手間がかかっている。と帰りに教えてくれました。凄く疲れたと言っていましたが、ぐったりした様子はなく、達成感の様な物を感じました。素晴らしい経験をさせていただき、ありがとうございました。(小5 保護者)
<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから
共催:東京大学先端科学技術研究センターLEARN・渋谷区教育委員会
協力:まるせい果樹園