今年も熱海の竹林に春が訪れ、「たけのこの秘密に迫れ~親子それぞれプログラム~」が開催されました。
地面の下に眠る「マイたけのこ」を自分の手で探し、掘り出す体験に、子どもたちは目を輝かせて挑みました。
講師の黒ラブ教授は、細胞が水を取り込んでたけのこがぐんぐん伸びる仕組みを、実験を交えて紹介。理科が身近になる不思議な瞬間が広がりました。
2日目には最新技術にも触れ、科学が暮らしとつながっていることを実感。
保護者は子どもとの関わり方を考える対話の時間を持ち、その視点で活動を見守りました。
雨の中でも心に残る発見と出会いが詰まった2日間となりました。
【報告動画Coming Soon】
— 参加者から寄せられた感想 —
※一部抜粋して掲載しています。
<子どもたちからの感想>
タケノコを竹やぶで見つけたとき、なかなか大きいのは見つからないのに、ぼくは大きいのが見つけられたからうれしかった。大きいのを見つけたのは僕だけじゃなかったけど、ぼくは大きいのを見つけられてうれしかった。(小2 静岡県)
普段は一人で何かする方が好きだけど、グループ活動も楽しいなと思った。友だちができて、いい経験ができた。(小3 東京都)
たけのこを掘り終えて形を見てみたら想像よりも大きさが小さいたけのこで意外でした。掘る前は、1キロくらいの重さだと思っていたけど実際は、400グラムぐらいだったので意外でした。(小4 東京都)
タケノコが土の中にどのように生えているのかを知り、とても驚きました。掘り出す作業は思ったよりも難しく、タケノコの根元がとても固く、掘るのが大変だったことが印象に残っています。家に帰ってから、早速タケノコの皮をむいてみると、思ったよりも皮が厚く、中の実が少なくてびっくりしました。ですが、タケノコご飯は香りが良く、タケノコの甘さとシャキシャキした食感が楽しめて、とても美味しかったです。(小6 埼玉県)
<保護者からの感想>
この半年、息子が変わってきて学校に馴染まなくなったことへの戸惑いや、親の私が学校や社会との橋渡しをしなければいけないプレッシャーのようなものを抱えていました。そこに、根拠のある「大丈夫」をいただいて、肩の荷が下りたような気持ちになりました。子どもが楽になる方法を考えたり、つまづきの原因を探ることを諦めないでやってみます。(小2保護者 東京都)
大人と子どもがわかれて行動することで、それぞれ有意義な時間を過ごせたと思います。ふだん、つい子どもの身の回りの世話で手や口を出しすぎてしまっていることに気づき、反省しました。ただのワガママと支援すべき点の違いをよく考え、今後の生活でも今回の学びを活かしていきます。(小5保護者 神奈川県)
息子のだらしない面ばかり気になっていたけど、割とたくましく活動(友達をつくる、大人も味方にする)している姿を見られて良かった。 (小5保護者 静岡県)
タケノコを掘るという貴重な体験ができ、帰宅してからはそれを調理し、食べるという事を楽しみました。相談会でのお話は、子育てに関する気付きがたくさんあり、反省する事も多々ありました。普段、家ではあまり喋らない娘が、友達や学校の様子を話してくれ、生活を楽しんでいる事にホッとしましたし、嬉しかったです。 (中1保護者 神奈川県)
<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから
共催:東京大学先端科学技術研究センター・(株)ニトリホールディングス