LEARN Teachers Academy(LTA)

LEARN Teachers Academy(LTA)

Pre Opening Event
「インクルーシブでワクワクする学校を創るために学ぶべきこと」

こちらのプログラムは終了しました。ありがとうございました。

【開催日時】

2023年9月3日(日)
第一部 10:00-12:00(受付開始:9:40)
第二部 13:00-16:00

【開催場所】

東京大学先端科学技術研究センター 3号館南棟 ENEOSホール
〒153-8904 東京都目黒区駒場4丁目6番1号
https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/access.html

【スケジュール】

第一部 セミナー

10:00-11:00 LTAは何を目指すか?
「今の日本の教育課題とその解決の方向性」

 インクルーシブな学びについて学校現場では多くのコンフリクトが生まれています。その背景には、様々な子どもや親のニーズを、固定された一つの教室で日常的に吸収しなければならないことがあるかもしれません。我々は、固定された学校ではなく、地域の学校をベースに、個人の興味・適正に応じて、時には学びの場所と時間を変えることのできる形態に変化することが、多様な子どもを包摂する理想形だと考えています。
 このアイデアは、出席管理や履修管理の問題から、実現困難だと考える人もいるかもしれません。しかし、今日では、ICTやAI技術が多くの個人の情報を管理し、最適化することを容易にしてきています。また、通常教育の中に包摂されている子どもの中から、不登校で学外で学ぶことを選択する子どもや、ギフテッド教育といった分離教育を望む主張も聞こえるようになってきました。不登校の子どもに関しては「教育機会確保法」のもとで多様な学びが義務教育下で認められつつあります。このように部分的に通常教室を離れて別の場所で学ぶことが日常的になれば、障害のある子どものインクルーシブ教育に関する議論も柔軟にできるようになるでしょう。それだけでなく全ての子どもの最適な学びの場が生まれるはずです。
 その時に向けて我々は新しい教育の準備を進める必要があります。

11:10-12:00 LTAでは何を学べるか?
「LTAが考える未来の教師リテラシーとそのためのカリキュラム」

 全ての子どもを包摂する教育システム実現には、学校教育の課題を理解し変革を起こそうとする気持ちとそのために必要な知識と技術についての新しい学びが必要になります。そのためには「学校教育の現状と課題の認識とその議論から生まれる新しい教育観」、「多様な子を理解するために障害の理解とコミュニケーションの技術」「個々にあった学びを提供するための子どもの見立てと科学的思考」「能力を引き出すためにICTと支援技術・環境調整」「意欲を引き出すために子どものアクティブな学びを引き出す教育のシナリオ創り」といった学びが必要です。ここではカリキュラムの全体構成と具体的な内容の一部をお話しします。

12:00-13:00 Lunch Break

第二部 ワークショップ
*第二部に参加される方は、第一部への参加が必須となります。第二部のみの参加はできません。
*第二部のお申し込みは締め切りました。たくさんのご応募をありがとうございました。(8/29更新)

13:00-16:00 LEARNプログラムを実践的に学ぶ
「LEARNワークショップ:教師のための電脳人間プログラム」

 午前中にお話ししたカリキュラムの中から「個々にあった学びを提供するための子どもの見立てと科学的思考」「能力を引き出すためにICTと支援技術・環境調整」について具体的な課題を体験しながら学んでいただきます。

13:00-14:00 自分の苦手に気づき、それを解決するツールを活用する
14:00-15:00 電脳ツールで武装して街に繰り出し課題を解決する
15:00-16:00 振り返りとまとめ

【対象】

全国の幼稚園・小学校・中学校・高校教員、教員志望の学生、教育委員会関係者など

【定員】

第一部 170名
第二部 20名

【費用】

参加費無料
*会場までの交通費は各自でご負担ください。

【募集期間】

第一部 定員になり次第、募集締切
第二部 8月27日(日)24時
*定員を超えて応募があった場合は、選考を行います。
*選考結果は8月28日(月)頃にお知らせします。
*選考を通過されなかった方は、第一部のみそのままご参加いただけます。

【応募方法】

下記サイトよりお申し込みください。

【プログラムに関するお問い合わせ先】