
LEARN 報告会 2024-2025
「未来の教育が動き出す
〜子どもや先生のリアルな声にLEARNはどう応えるか〜」
2025年3月28日(金)@オンライン
2024年度「LEARN報告会」をオンラインにて開催しました。当日ご紹介いたしましたLEARNで取り組んできた活動について、一部とはなりますが、以下にご報告申し上げます。


LEARNプログラムは全国各地で開催しており、2024年度までに29都道府県で実施しました。まだ開催できていない地域でも、お会いできることを楽しみにしています。
活動報告はこちらからご覧いただけます。


LEARN Teachers Academyについては、こちらからご覧いただけます。
2021年4月よりスタートしたLEARNの活動も4年目となり、今年度も多様な子ども達と未来につながる教育を多くの方にご協力いただきながら進めることができました。皆様のお力に支えられて活動が進んでおりますこと、心より感謝申し上げます。子どもたちの「やってみたい」という思いが突き動かすエネルギーを、今後ともどうぞ一緒に楽しんで見守っていただけたら幸いです。
参加者からの寄せられた感想を抜粋して、以下に報告いたします。
— 参加者から寄せられた感想 —
※一部抜粋して掲載しています。
僕はLEARNで育ったことが、最近本当に役立っています。中高生の自殺者が過去最高とニュースでありましたがLEARNの経験や、信頼できる大人と関われるチャンスがあると世の中がもっと変わると思います。先生方に研修をされていることが本当にすごいと思います。広島LEARNで1番必要な時に参加できた経験は僕の宝です。(中学生・広島県)
報告会を観覧させていただき、ありがとうございました。最近少しまた1人で悩むことが増え、子供との係わり方に苦痛を感じておりましたので、先生方の穏やかな語りと前向きな姿勢に心が和らぎました。特に「プログラム終了時に成果が出ていなくても、5年後10年後にふと思い出してくれればそれでいい」というお言葉で、気負いすぎていたことを自覚することができました。目の前の子供をよく観察して、社会的には「変な子」であったとしても本人の集中を削がずにやりたいことをとことんやらせてあげようと思います。(小学生/保護者・愛知県)
たった数日で成長する子ども達の姿に感動しました。大事なのは、学ばせようとする事ではなく、自ら学びたいと思う事!だと心から思いました。(保護者・高知県)
この一年間のLearnの活動全体が、こんなにも温かく子供を取り囲んで動いていたのだなあ〜と、拝見しながらとても嬉しく楽しい気持ちにさせていただきました。いつもLTAの動画やzoomで勉強会に参加させて頂いておりましたが、京都で実際にお目にかかり勉強できる機会を頂けたことも感謝でした。子供が自分自身の気持ちや体の変化、周りを認識したり感じられることこそが本当の学びがあり、この世に生まれてよかったと思える瞬間だったりする訳ですが、子供を取り囲むどんな環境の一部に自分がなれるのか?をこれからも考え続けたいです。もちろん、最高に期待をこめて!(保護者・兵庫県)
毎年報告会を聞かせていただいていますが、重心の子供や親や先生への取り組みなど、対象の幅が広がっていることを嬉しく感じました。それと同時に根底となる学びの中で大切なことは共通点がたくさんあるのだと感じました。この気づきを活かしたいと思いました。今年も沢山の視点や気づきをありがとうございました。(保護者・埼玉県)
文章からのイメージだけでは分からなかった具体的な内容がつかめました。各プログラムでの児童生徒のがんばりに感動して、胸が熱くなりました。また、魔法のキャラバンの幅広い支援方法と多様なictの活用、柔軟なプログラムの様子を知ることができて、とてもわくわくしました。来年度、魔法のキャラバンに申し込んでいるのですが、勇気を出して管理職に訴えて良かったと思いました。夏の5日間の学びにもぜひ参加して、レポーターの先生方のように自分を変えたいと感じました。(教育関係者・大阪府)
学校が合わない子だけでなく、普通学級で学習する子どもも全ての子ども達の学びに寄り添うことが教育だと感じました。そのために先端技術を活用しながら、今までのやり方に固執せず多様な対応ができる大人でありたいと、自分自身の学びとなりました。 (教育関係者・沖縄県)
夏の発展コースでは多くの学びをありがとうございました。現場に持ち帰って、少しLTAのマネをしました。先生について行く校外学習でなく、計画を立てたり行ってみようとする肢体の子に欠けている能動性を刺激するウォークラリー。こんな感じでLEARNのエッセンスを日々の実践に取り入れたいと改めて思いました。(教育関係者・静岡県)
どのプログラムも、真剣な眼差しの子ども達の様子を見ていてこちらもワクワクさせられました。不思議と、上手くいかない場面を見た時に「よかったね、失敗できて」と、嬉しくなっていました。(勝手な想像ですが)他者と比較したり、親や誰かの価値観に振り回されたりせず、自分の足で歩ける子ども、自分も他人も認められる芯の強い子どもが育っていくようなプログラムのように感じました。(行政関係者・東京都)
多くの参加希望者がいる中で、最善を考え、多様な機会を考え、実践されているLEARNの活動報告を拝見し、素晴らしいと思いました。これらが、特別なことと感じられなくなるほど、身近なものになればと思いました。自身にできることは何か、模索中です。 (社会福祉会/神奈川県)
<本プログラムについて>
イベント概要はこちらから
主催:東京大学先端科学技術研究センターLEARN