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活動報告

科学館プログラム

「氷を溶かすな!」

2026年2月4日(水)

今回のテーマは「氷を溶かすな!」。40gのアイスキューブをできるだけ溶かさないよう、新聞紙や発泡スチロールなどの素材を使って箱をカスタマイズしました。

箱は約40度に設定された真夏のようなアクリルケースの中で30分間保管。取り出した後、溶け残った氷の重さを比べ、素材による熱の伝わり方の違いを学びました。

さらに氷屋さんから「昔はおがくずを氷にかぶせていた」という話を聞き、昔の人の知恵に触れる場面も。身近なモノを科学的に捉えるきっかけとなるプログラムになりました。

参加者

港区の小・中学生(小2~中2) 26名

プログラムの様子

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<子どもたちからの感想>

今回の「氷を溶かさない!」というプログラムに参加して、心から楽しいと思える時間を過ごすことができました。学校では決められた手順で実験することが多いですが、このプログラムでは、自分で考え、選び、試すことができて、とても新鮮でした。いろいろな素材に触れながら、「どうしたら氷は溶けにくくなるのだろう」と夢中で考える時間が楽しかったです。オリジナルアイテム作りでは、工夫した人たちが集まるスペシャル班があり、僕はその班でした。クーラーボックスの中の素材の方法や、瓶や塩、メッシュシャツを使うアイデアなど、同じ目的でも発想がまったく違っていて、とても刺激を受けました。僕は、ミニ本を作り、本の真ん中に穴をあけて空気の層をたくさん作るアイテムを考えました。結果は5位で、実際の氷より穴が小さくて沢山触ってしまった。まさか自分の熱で氷を溶かしてしまうなんて実験前は思っていなかったから少し悔しかったです。それでも自分なりに考えた仕組みを形にできて体験できた事は楽しかったです。印象に残っているのは、一人だけ新聞紙を使った実験をやっていて、それをもっと見てみたかったことです。僕と同じ紙だったから。同じ素材でも、考え方や使い方で結果が変わるところに、科学の面白さを強く感じました。このプログラムでは、正解かどうかよりも「考えたこと」や「挑戦したこと」を認めてもらえていると感じ、とても嬉しかったです。(小4)

ぼくは、実験で使うアイテムを新聞紙に決めたけど、ぼくしか新聞紙を使う人がいなかったから、発表とかできるかなと不安だったし、はずかしいなっておもいました。でも、実際にダンボールの中に新聞紙を入れて実験をしていく中で、不安やはずかしさより、わくわくする気持ちが出てきました。参加する前は、用意してもらってるアイテムの中からどれを使うか選べるか心配だったけど、なんで新聞紙にしようと思ったかも考えながら選べたので、うれしかったです。お友達が選んだ塩も、氷と塩でアイスクリーム作ったことがあるから溶けにくいかもなーって思いながらみてたら、塩の量で溶けやすさが変わったのもおもしろかったです。みんなの実験を見れたのもよかったです。(小3)

<保護者からの感想>

持ち帰った氷を大切そうに見せてくれました。その様子から、息子にとってとても貴重な学びだったことが分かりました。今回は息子1人での参加でしたので、また別の機会に一緒に参加できれば幸いです。ありがとうございました。(中1保護者)

氷といえば、お家の冷凍庫を開ければいつもそこにある珍しくないものですが、氷のように普段、自分の身の回りにあるごく普通な当たり前の物事について、「なぜ?」や「どうしたら」といったような疑問を、子どもに持たせるという発想がとても新鮮だったと思います。遠くに出かけて特別に珍しい何かを無理して探すよりは、今回の「LEARN in 港区」で体験させていただいたように、日常からの科学を不思議に思って考えてみたり、やってみることが大事だと改めて気づきました。子どもも一緒に参加した他の皆さんの色々なアイデアが聞けたり、分かりやすく先生から教えていただき、とても楽しく充実した時間を過ごしたようです。(小4保護者)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:港区教育委員会・東京大学先端科学技術研究センターLEARN