【報告動画 Coming soon】
昆虫や生き物が、好きで好きでたまらない子どもたちが、箱根の森に集まった。
普段は、「好き」や「興味」を心ゆくまで誰かと語り合ったり、調べたりすることはなかなかできないけれど、ここに来たら好きなだけ語り合え、驚きあえる仲間がいる。
自分の納得が行くまで歩きまわり、調べることができる。
そして、自分たちよりももっともっとたくさんの知識と経験を持っている専門家たちがいる。
仲間と、専門家の先生たちと一緒に、森を歩き、そこで暮らす虫たちとコミュニケーションをとってみよう。
ワクワクが詰まった森の中で、いったいどんな発見があったのだろう?
— 参加者から寄せられた感想 —
※一部抜粋して掲載しています。
他の参加者はみな年上の方でしたが、一緒に昆虫採集する時間はとても楽しかったです。アサギマダラの飛翔を野生で見たのは初めてです。他の参加者からはアカタテハをプレゼントしてくれてとても嬉しかったです。みんなのプレゼンも面白いものばかりで、それぞれ得意分野があり、より探究していくところがすごいなと思いました。いつもの学校では経験できないことだらけで、もっと採集したり昆虫の話をしたかったところは、心に残ったことではなく心残りでした。(小3 神奈川県)
最初は泣きそうなくらい緊張して、来なければよかったと思ったけれど、時間がたつにつれて慣れてきて、途中からすごく楽しくなった。生き物採集ではクスサンが採れてとても感激した。発表は言いたいことを言えて大満足している。他の参加者のプレゼンが生き物について詳しくて凄かった。自分の名刺を渡そうと思っていたけれど、活動が楽しすぎて忘れてしまった。また、みんなに会いたい。(小3 東京都)
養老さんと小林さんと蛾とか植物を顕微鏡で見たり、ラオスの蛾の話をしたり、虫とりをして楽しかった。(小4 千葉県)
初めてオオカマキリをさわれたこと。カマキリにさわる機会が今までほとんどなかったので嬉しかったし飼いたいと思った。雨が降って寒かったけれど、とても楽しかった。同じように昆虫が好きな人は学校にはいないので、好きなだけ昆虫の話をできたことが嬉しかった。またみんなと会いたいです。(小4 東京都)
一番印象に残ったのは、顕微鏡で蛾の毛を見たことです。動物の毛のように見えて面白かったです。また顕微鏡のサイズが大きくて驚きました。標本の数が多かったのも驚きました。(小5 埼玉県)
1番心に残ったことは「広くない広場」に苦手なキノコがあったので逃げたこと。2番目はとったことのないコガタコオロギをとれて嬉しかったこと。3番目はもう1人の「広くない広場」に入らなかった(自分はキノコが生えてたから入らなかった)子からツユムシをもらって嬉しかったこと。4番目はみんな虫のことを知っていて気楽にいれたこと。みんな、蛾の話をよくしていたので蛾にも面白そうだなと興味を持てた。(小5 埼玉県)
自分が知らなかった生物のことを他の子から聞くことができて、とても楽しかったのと自分の好きな生物をみんなに伝えることができた。ルリタテハを初めて生で生きているものを見られたことが印象に残りました。(中1 東京都)
カナヘビを捕まえられて嬉しかった。家でもカマキリを飼っているけど野生のカマキリを捕まえられて楽しかった。養老先生の別荘が広くて、木にクワガタとセミの木の模型があって凄かった。仲良くなった子と帰ってからもLINEで会話して虫の話で盛り上がった。また行きたいです。(中1 東京都)
まわりに虫が好きな友達がいないので、虫好きなメンバーと参加できたことが良かったです。標本と顕微鏡を見せてもらえたことがいちばん印象に残っています。(中2 埼玉県)
ものすごい標本の数があってとても驚いた。顕微鏡で目では見えない細かいとこまで観察ができて楽しかった。採集したかったクロルリトゲハムシを持ち帰ることができて嬉しかった。みんなの発表で絵がとても上手い人がいたり、花の写真をたくさん撮影している人などがいて、好きなものの熱意を感じてとても刺激になった。(中2 埼玉県)
応募の質問をきっかけに自分のことを深掘りしたり、プレゼンの準備、出発準備など家に帰るまでいくつものハードルがありました。一つ一つ乗り越えたことでわくわく、ハラハラ、ドキドキ、うきうきなど色々な感情が芽生え、生きている実感が味わえました。翌日に思い出しながら、達成感がわきあがってきました。今回、達成できなかったこともあるのでリベンジしたい気持ちも少しあります。一番心に残った出来事は、地衣類を顕微鏡で拡大して見たことです。緑色のブツブツした物が付いていたり、虫を取り込んでいる所が見えて感動しました。養老先生が「地衣類面白いね」と言って気に入って顕微鏡を覗いている姿を見ながらよかったと思いました。ありがとうございました。(中3 東京都)
自分一人でよく知っている方が誰もいない場所へ遠出するということが初経験で、1週間以上前から緊張していました。振り返ればこれはこれで良い経験でした。皆さんのプレゼンは、僕が詳しく知らない分野を深掘りされていて、薄く広く手をつけている僕としてはとても興味深かったです。昆虫館の甲虫を集めた標本箱や顕微鏡、昆虫関連の書籍など、昆虫研究の「本物」に触れられたのもとても良い経験でした。昆虫採集はみんな自由にやっていて(自分が一番自由にやってたかもですが)、元気さについて行けないところもありましたが、小型昆虫などはそれなりに見つけられ、写真も撮れた(あまり良い写真は撮れませんでしたが)ので良かったです。貴重な機会をいただきありがとうございました。(中3 神奈川県)
今回はとても楽しかったです。何より養老先生に会えたことが1番嬉しかったです。テレビや本などで見たり聞いたりしていましたが、身長や話し方、雰囲気など実際に会ってみて分かることも沢山ありました。僕の絵を貰ってくれたり、ためになるお言葉も聞かせていただいてすごく貴重な体験でした。プログラムの中で仲良くなった子もいて沢山の人と関われるいい機会でした。発表の時間も色々な話を聞けて、とても面白く興味深いものでした。虫取りの時間も大きい蛾やカタツムリ、カマキリなど僕の住んでいる地域ではなかなか見れない生き物に沢山出会えてすごく楽しかったです。(中3 北海道)
— 保護者から寄せられた感想 —
※一部抜粋して掲載しています。
不登校で分離不安がある息子は、自宅での留守番も難しく、コンビニの駐車場でも親と離れることが出来ません。今回、子どもだけでの参加でしたので、とても心配していました。LEARNのコンセプト、企画の内容がとても魅力的で息子自身が参加したいと希望したので、挑戦しました。また、息子もプレゼンの準備を進めるにつれ、自信と期待に変わっていきました。参加中、気もそぞろな両親でしたが、プロジェクトから戻ってきた息子が、満面の笑みで「めっちゃ楽しかったー」という声を聞いて、安堵しました。用意したほどプレゼンで発言できなかったり、参加者ともっと雑談したかったようですが、息子は大満足していましたので、親としては何よりのお土産でした。(小3保護者 東京都)
参加前は苦手な人前での発表があるということもあり、だいぶ緊張している様子でした。プログラムの後は、とにかく楽しかったと連呼しており帰りのバスの中でも他のプログラム参加者の方とずっと話が弾んでいたようでした。家でもプログラムの話をたくさんしてくれましたが、普段は知り合えない生物好きのいろいろな子と知り合えたことが本当に楽しかったようです。学校では生物の話をしたいけれども隠したり抑える必要があるのにプログラムでは好きなだけ話すことができて本当に嬉しかったようです。(小4保護者 東京都)
同じ「昆虫採集」でも、普段所属している自然体験スクールで興奮して虫とりをし熱弁を振るう様子と違って、今回は等身大で自然な感じで戻って来たものの、相変わらず虫に集中している様子を見て、その場に馴染んでいる印象を受けました。楽しめたのか聞くと、超楽しかったよ、と。「みんな超虫に詳しくて、いつも学校などで「この虫は何?」と聞かれて「またか…」と思うやりとりがなくて、みんな当たり前に当たり前の虫のことを知っていたから普通でいられた。」という言葉が印象的でした。ラオスに3年後行けたら行きたいという話も聞き、学校を超えた虫活をしている近い年代の子供たちの活動のコミュニティが今回限り、国内限りでなく続いて行けたら、そこが社会性や知的好奇心を伸ばす「学校」のような存在の一つになってくれるのではないかと学校や進路に悩む親としては願います。(小5保護者 埼玉県)
生物にとても関心がある娘ですが、同年代ではなかなか共有できる仲間を見つけることが難しかったのですが、このプロジェクトに参加し、生物好きで研究熱心な仲間と出会え、多くの刺激を受けられて非常に嬉しそうでした。(中1保護者 東京都)
プログラムに参加が決まり、最初は発表することへの苦手意識が大きい様子でしたが、資料を作ったり、読む練習をしたりと準備を進めていくと、苦手意識よりも楽しみな気持ちの方が大きくなっている様子でした。高速バスに乗車するもの初めてでしたが、必要なサポートはしつつ子どもだけで向かうことができ今後の自信に繋がる良い体験となりました。プログラム終了後はとても充実した表情で内容を教えてくれました。発表の時間に関して「とてもスライドが凝っていた子がいた」「絵がすごく上手な子がいた」「植物にそうとう詳しい子がいた」など、他の参加者のお話に良い刺激を受けた様子でした。好きなこともっと知っていきたい、自分も負けれられないなという良いモチベーションに繋がりそうです。とても良い機会を作って頂き本当にありがとうございました。(中2保護者 埼玉県)
三度の飯より生きものが大好きだけれど、コミュニケーションが苦手で不安やダメージを受けやすい息子にとって最高にチャレンジできるプログラムでした。知らない人の中に単独で参加しプレゼンまでするのは、彼にとってとても大きな冒険でした。参加が決まってからは緊張の日々で色々なことが手につかない様子もあり、直前には弱音も聞こえ、「このチャンスに挑戦しなかったら君はいつ、どこで、どんな時にチャレンジするんだい?」と話すと「だよね…わかっちゃいるんだけど…」と葛藤している様子でしたので、とにかく(緊張で)熱を出さずに当日を迎えて出かけて欲しいと内心ドキドキしていました。どんな顔で帰ってくるかなと思っていましたが、帰宅した表情が明るく「楽しかったよ~」と聞いて嬉しく思いました。本人から当日の様子について多くを語られることはないのですが、大きな挑戦の翌日も元気に過ごしていたので反動がないというだけでも楽しかったことが伝わりました。母としては荷物を背負って知らないところへ家から一人で参加し「行ってみたら大丈夫だった。やれた。」という成功体験につながったことが嬉しく、この経験がこれから彼の成長にどのように生きてくるのか楽しみです。(中3保護者 神奈川県)
<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから
共催:東京大学先端科学技術研究センター・(株)ニトリホールディングス