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第3回 LEARN ONE 2023 奨学生 活動報告

第3回 LEARN ONE 2023 奨学生 活動報告
※一部抜粋して掲載しています。
「自作の造形物(セロテープ)を用いたストップモーションなどの短編映画制作」
(神奈川県・中2)
1年間のプロジェクトを終えて
LEARN ONE に参加した当初から、自分自身の価値観やコマ撮りの構想などが変わっていったが、その時の自分に合った表現が出来るのが良かった。
逆に変わらなかったものとして“面白味の表現”がある。完成した作品を見たとき、一見すると変わっているようにも見えるかもしれないが、別の角度から見ると一貫性があるなど、根本的な部分は変わっていない。
今まで3ヶ月ごとの短いスパンで目標を掲げて取り組むことが多かったが、今回のプロジェクトは「1年間」という長いスパンでの取り組みだったので、上記のようなことに気づけたと思う。
1年間、ありがとうございました。


「世界記録更新(竹とんぼ競技)」
(三重県・中2)
純竹滞空競技は、 2022 年 12 月に唯一の機体を失くしてからしばらく練習ができなかった。そのせいで、機体が出来て練習できるようになった 3 月には、長くても 11 秒(平均 12 秒が目標)しか飛ばないほど飛ばすのが下手になっていた。そして、その後何度練習しても上手く回せるようにはならなかった。失くした機体より重いのではとも考えたが、それより軽いはずの機体でも上手く回せないのでそれはない。競技開始前の練習では調子が良いと高く飛ぶこともあった。それでも本番となると緊張もあってか上手くいかず、いつも 10 秒未満。結局上位に食い込む記録は一度も出なかった。純竹距離機は良い記録を安定して出すことができた。
良い竹材を手に入れること、飛ばすこと、大会に出ることそれぞれに課題が見つかり、大記録を出すには、まだ未熟者だと感じた。地元で開催する全国大会では運営側として頑張り、良い記録を出したいと思う。


「『あらまあ王』をもっと書くためにえんぴつがほしい!」
(奈良県・小4)
これからもまんが目標 70 かん がんばります。
ありがとうございました。


「東京へ自分の力で行く」
(島根県・中1)
自分は、今回の旅全体を終えて、いろいろな自信が付きました。プロジェクトに参加する前の自分は、空港に一人で行き、一人で飛行機に乗ることや、他にも色々なことが、すごく不安でしたが、このプロジェクトを通じて、「意外と準備をして、スマホを持っていれば行けるな」という自身がもて、一人で遠い場所に行ってみたいと思えるようになりました。経験をするとある程度読めなくても、スマホとある程度計画を立て、人に聞くことをすれば、読めない事関係なく旅ができる事がわかり、旅以外も今できない事や、不安だなと思う事も、計画を立て、経験を積むことで、今後できることを増やして、今後も自信をつけて行きたいです。
*右の画像は、本人がOneNoteで作成した計画メモ

「自分の作品を並べて、展示空間を作りたい!」
(愛媛県・24歳)
【個展を終えて】
会期が10日間あったことは、たくさんの人に見てもらいやすかったとは思うが、自身が疲れてしまった。毎日11時から17時まで元気に在廊したかったが、知らない人と会い話すことは楽しくもありしんどくもあった。吐き気や疲労で病院に行って点滴をしてから在廊した日や、途中から母に受付を交代してもらい、家で休んでしまっていた日もあった。でもそうして休憩しながらだが、最終日の片付け作業までやり切ることができたので、本当に心配・協力してくれた周りの人に感謝している。 良かった点として、こんなにたくさんのあたたかい感想を頂けたことは、本当に嬉しくこれからの励みになると強く思えた。この初個展は、準備段階から自身の体調や内面と深く向き合い、なんとか成立させることができたが、周囲の人に恵まれていると実感した。私は精神的な障害もあり、常日頃から希死念慮や孤独感を感じていることが多く自我のコントロールもグラつく状態だが、少しは「自分の命を大切にしよう」と血の通った人間になれたかなと思う。これが、一番の大きな収穫だと思う。
LEARN ONE のスカラーシップで得たこと感じたことを、ずっと忘れずに生きていきたい。 ありがとうございました。


<本プログラムについて>
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LEARN in 港区 子どもプログラム『りんごりんごりんごプログラム』
2024年12月11日、18日、21日

<LEARN in 港区 子どもプログラム>
りんごりんごりんごプログラム
『日本中のおいしいりんごを手に入れよう』2024年12月11日@みなと科学館
『りんごのヒミツを解き明かそう』2024年12月18日@みなと科学館
『りんごを売りに行こう』2024年12月21日@港区教育センター
みなと科学館に集まったのは、港区のりんご好きな子どもたち。
今回は、全国のりんご農家さんに自分たちで直接連絡をしてりんごを注文し、そのりんごを科学的に分析。最後は実際に売りに行くのだ。
北海道、青森、長野、岐阜、広島、宮崎から集めたりんごの品種は、どれも『ふじ』。
違いはあるのか?いくらで売るのか?どうやったら売れるのか?
子どもたちが自ら手に入れ、調べ、考え、お客さんに手渡したりんごは、どんな味がしたのだろうか。
— 参加者から寄せられた感想 —
※一部抜粋して掲載しています。
<子どもたちからの感想>
本当に本当に楽しくて終わって欲しくなかったです。
まず実際に農家を電話をしたことも注文したこともなかったので緊張したのを今でも覚えています。
販売するときも外国人のお客様がきて実際に英語が必要なんだと思いました。
話せた子は頼りになるなぁと思いました。
りんごについては同じ果物なのに糖度や食感が全然違うのだと食べてみてわかりました。 日本は縦に長いので北の方のりんごが美味しいから有名だと思っていたけど、岐阜のりんごは特に気に入って有名なところ以外でも実は美味しい果物や野菜があるのかもしれないと思いました。
りんごは北、みかんは南と知っていましたがもしかしたら北にもみかんは栽培されていて美味しいかもしれません。
スーパーで買ってみる挑戦する為にも主な産地は知っていて損はないと思いました。
次はみかんでやってください。そしてまた先生たちとりんごの子たちと何かまた出来たらいいなあと思います。(小4)
最後のりんごの食べ比べが楽しかったです。売る難しさを知ることが出来て、商売は大変なんだと知ることができました。また参加してみたいです。(小4)
お小遣いをいつも欲しいと思っているけど、お金を稼ぐ大変さを知って将来もっと沢山働いていきたい(小4)
今まで、りんごといえば青森県という印象があったが、宮崎県、岐阜県など、あまりりんごの産地として知られていない県のりんごについて調べることができ、りんごへの興味関心がこのプログラムに参加する前より高まった。また、売るりんごの値段設定など、普段買う側としては考えないことを考えるのがとても楽しかった。(小5)
呼び込みが大変だったけどたくさん売れて楽しかった(小6)
<保護者からの感想>
毎回非常に楽しそうに参加していました。最終回から帰ってきた後もしばらくは興奮冷めやらぬ様子で、学んだ事を色々と話してくれました。経済活動の一端を疑似体験させていただき、こんな形の教育もあるんだ、と親の方もワクワクしたプログラムでした。素晴らしい機会を設けていただき、本当にありがとうございました!(小4 保護者)
外国のお客さまにりんごを販売出来た事がとても嬉しかったようでした。また、自分の班の岐阜と宮崎のりんごが人気だった事にも達成感があったようでした。販売場所からみなと科学館に帰る道すがらは、「黒字だったかな、赤字だったかな」と仕切りに気にしており、お金を稼ぐ事の難しさを体験出来たからこその観点が生まれたと感じました。この様な体験は、学校でも家庭でも難しく、大変貴重な機会を頂けましたこと、誠にありがとうございます。またの機会がありましたら、ぜひ参加させていただきたいです。(小5 保護者)
りんごの販売をやってみたいと楽しみにしていました。やり切ることができて、プログラム前より自信がついたようでした。(小5 保護者)
子どもたちが積極的に動いて声をかけている姿がいきいきとしていて楽しそうでした。売り場の近くへいくと声をかけられたので、おすすめを聞いたり等、会話をしながら買うりんごを選んだのですが、調べた結果を教えてくれたりして私も楽しかったです。(小6保護者)
<本プログラムについて>
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りんごりんごりんごプログラム
共催:港区教育委員会・東京大学先端科学技術研究センターLEARN
LEARN in 港区 子どもプログラム/親子イベント『ビッグアップルを探せ!扉を開けたらそこはニューヨーク』
2024年11月16日
何が起こるか知らされていない参加者が、赤羽小学校に集まった。
何が起こるの?誰がいるの?
ドキドキしながら会場に入ると、どこからか聴こえてくるジャズピアノ。
そして、子どもたちが選ぶ『どっち?』カードを元に、ニューヨークで活躍している作曲家、プロデューサー、ピアニストの宮嶋みぎわさんが、即興で曲を作っていく。
どのカードを選んでできた曲も、それぞれに違いがありよさがある。
違うと思ったら選び直したっていい。いろんな表現があっていい。聴き方だってそれぞれでいい。
みぎわさんが演奏する手元をのぞき込む子、一緒に歌う子、ピアノの構造に目が釘付けの子、保護者と一緒に離れた場所で体を揺らしている子。
それぞれが思い思いの自由なやり方で、音楽を通した表現の面白さを実感した。
— 参加者から寄せられた感想 —
※一部抜粋して掲載しています。
<子どもたちからの感想>
予想外だった(小4)
シンプルに楽しかったです。最初、目隠しされたところで死ぬかと思うほどドキドキしました。君は本当は良い子だよって言う歌が良かったです。みぎわ先生の英語が格好良かったです。(小4)

とてもおもしろかったです。その場で音楽になるのがとにかくすごかった。適当に選んだ音符ですごくいい曲になったから、自分たちの音符の選び方が良かったんじゃないかって気持ちになりました。また行きたいです。(小4)
小学生がほとんどだったので中学生が中心のイベントがあれば参加したい。(中2)
<保護者からの感想>
プログラムに参加する前はとてもワクワクしている様子でした。プログラムの中盤は少し発表の待ち時間に疲れが出ていましたが、終盤にはみぎわさんの歌に真剣に耳を傾けていました。後日、改めて感想を聞いてみると、歌がとても良い歌だった。先生の英語がやばかったと話してくれました。歌の歌詞が息子にぴったりハマったので、うるうるときてしまいました。みぎわさんの素敵なお人柄に、親子揃って惹かれました。素敵な体験をありがとうございました。(小4 保護者)
事前にどのようなプログラムか把握しておらず、そこまで乗り気でもない様子だったが、本当に感性に響くプログラムで、本当に楽しそうにしていた。ありがたい。(小5 保護者)
親も一緒に楽しめる企画で、私も音楽を味わえてとても楽しかったです。本人も楽しかったそうで、参加して良かったです!自分の選んだ音符が音楽になるのをとても楽しんでいました。(発表の時、ずっと動いていたのが気になったのですが、暖かく見守っていただけてありがたかったです。)(小6 保護者)
<本プログラムについて>
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ビッグアップルを探せ!扉を開けたらそこはニューヨーク
共催:港区教育委員会・東京大学先端科学技術研究センターLEARN
LEARN in 福島県『果樹園でアルバイト体験をしてみよう!働いた後に手に入れるりんごはいくつか?』『果樹園でいつもと違う視点で子育て作戦会議』
2024年10月18日
働くってどんなこと?
家や学校を少し離れて、16人の子どもたちが果樹園でアルバイト体験をしました!
2時間半の作業で、みんなはどれくらいのりんごをもらえたと思いますか?
普段と違う場所での活動は、新しい気づきやリフレッシュのきっかけになったかもしれません。
その間、保護者の皆さんも「子育て作戦会議」と題して、
子どもたちの成長やこれからのサポートについてじっくり考える時間を持ちました。
— 参加者から寄せられた感想 —
※一部抜粋して掲載しています。
りんごを取って帰って家族みんなが喜んでくれた
僕が嬉しかったことと楽しかったことは二つあります。一つ目は、りんごを家族に取って帰ってみんなが喜んでくれたことです。二つ目はモモのかさとりです。理由は、かさがいっぱいあったけど全部取り終わった時に達成感を感じたからです。いつも食べているけど、取ったり育てたりするのがすごく大変なことがわかりました。(小5 郡山市)
働いた分のりんごを貰うことが出来て嬉しかった
最後には、2つりんごを収穫させてもらって、その後にも明細と一緒に、働いた分のりんごを貰うことが出来て嬉しかったです。はじめての体験が沢山だった今回のプロジェクト、とても、楽しかったです。機会があったらまた、参加したいです。(中1 福島市)
班の人と協力したら仕事が速く終わってびっくり
最初の仕事の桃のかさ取りが難しかったです。ハシゴを使って高い所のかさを取るのが大変でした。班の人と手分けして、取ることが出来ました。次の仕事の林檎の葉取りが楽しかったです。班の人と「どれ取ればいいかな?」と相談しながら葉を取ることが出来ました。最後の仕事の葡萄の木の根本の雑草狩りが楽しかったです。雑草狩りは前から好きだったので楽しかったです。他の班の人と協力して仕事をしたら速く終わったのでびっくりしました。(中1 田村市)
落とすと社長さんに迷惑をかけてしまう
難しかったは、りんごを落とさないように、葉を取ることです。 1つ、りんごを落としてしまいました。落とすと社長さんに迷惑をかけてしまうので、1つ落とした後は、気をつけました。(中2 郡山市)
15個ものリンゴを持ち帰り
締めではリンゴの収穫とお給料を頂きました。まずは自分の手でリンゴを2つ選んで収穫しました。濃い色の方が美味しいとアドバイスを頂いたのでそれに沿ったリンゴを選んだと思ったのですが、表は凄く良い色で裏が薄い色だったので観察が足りなかったと反省しました。その後お給料でリンゴを追加で頂き、計15個ものリンゴを持ち帰ることが出来ました。(20才保護者 福島市)
学んだコツを報告してくれる
参加後は午前午後の3つの作業内容について、学んだ知識やコツ(虫が幹を一周食い尽くすと養分が吸えなくなる等々…)とても元気よく報告してくれました。 ふだん学校に行った日でも「今日は何をしたの」と聴いても答えてくれないことが多く、その差が随分あるなぁと思いました。 作業内容についても、ただ指示されたことをやるのでなく、周辺知識や作業をする理屈、作業の注意点についてきちんと説明してくださったのだろうと思います。いただいたリンゴもただの「お礼」や「お土産」と違い、報酬と労働時間のきちんとした換算という理屈があったので、面白がっていました。(小2保護者 南相馬市)
子どもがやりたいタイミングでやらせるのが、一番成長する
今回は3種類のリンゴを比較しながら食べることができました。いろいろな個性のあるリンゴだねといいながら、楽しく食べました。今回は帰宅してすぐに自分でやると率先してリンゴの皮むきをしてくれて、親としてとても嬉しかったです。 包丁の使い方がぎこちなく、口を出したいことは山ほどあったけど、なるべく静かに見守りました。子どもがやりたいといったタイミングでやらせるのが、一番成長するときなのかなと思いました。(小6保護者 いわき市)
兄弟にも楽しく報告
兄弟にあまり話ししないけど、この会に関すること、兄弟に楽しく話してました。仕事してきたんだと、兄弟に楽しく話しかけてました。今まで、この様なことはなかったです。学校にも、いけてます。子供の表情が良くなっている気がします。(中3保護者 伊達市)
初任給で先生へりんごをプレゼント
プログラムに参加させていただいた息子の様子ですが、プログラム終了後、その足で学校へ行き、お世話になっている先生方に初任給だからとりんごをプレゼントして来ました。そのようなことを息子が自分で考えたということがびっくりし、また、頼もしく思いました。先生方にも喜んでいただけたとのことで本人もとても満足そうでした。(中2保護者 郡山市)
<本プログラムについて>
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LEARN in 渋谷 働くプログラム[中級編]『渋谷から飛び出して、果樹園でアルバイト体験しよう!働いた後に手に入れるりんごはいくつか?』
2024年10月18日(金)
初級編ではニトリで働いて、次は中級編に挑戦です。
朝早くに東京駅に集合して、新幹線に乗って、福島に向かいました。
福島駅からジャンボタクシーに乗って果樹園に向かい、
初級編で一緒に働いた福島の仲間、初めましての仲間とも合流し、
早速仕事が始まります。
果樹園の社長さんに仕事のレクチャーを受けて、
桃の傘取り、りんごの葉摘、ぶどうの木の草削り、3つの仕事をして、
働いた対価として、2時間半分のりんごをゲット。
たくさんのりんごが入ったリュックを背負って、それぞれ帰路につきました。
— 参加者から寄せられた感想 —
※一部抜粋して掲載しています。
<子どもたちからの感想>
思っていたよりも果物を育てるのは手間が要り大変でした。スーパーなどでよく果物を 見かけるのですが値段に目をやると高くて…なんでこんな高ぇんだって思っていましたが、地道な作業と毎日の努力があり果物が育っているのと、日の当たりや虫食いと不作が 多く、世に出せるものが全てでは無いのを今回のプログラムで知り値段に納得がいきま した。雨などから果物を守る為のカサを取る作業をしましたが、取るということはカサをつける作業もあるのだろうと…あのすごい数にひとつひとつ手作業で付けているのかな と思ったら((゚ д ゚)←こんな顔になっちゃいました。葉摘み作業はりんごも一緒に落っことさないように慎重にしなくてはいけなく難しかったです。葉っぱの下にカエルが隠 れているのを発見して都会では中々見ないので自然を感じてほんわかしました。朝がはやく大変でしたが行けて良かったです。果樹園の人達はフレンドリーで初福島でのバイトはとてもいい経験になりました。りんごは甘くて美味しかったです。 (中3)
参加する前は新幹線に乗れることがとても楽しみでした。新幹線の中で他の参加者の人達から自分の話を聞けて、少し世界が広がった気がします。 農園では「傘」の事や、石灰散布のことなど果物の栽培過程を知れて、農家のことを本当 に少しでしかありませんが、分かったような気がします。意外と人の手によることが多くて、少し驚きました。高所があまり得意でない僕ですが、梯子に登って作業すると目線が いつもと変わって、楽しさを感じることが出来ました。そして帰りに、りんごを沢山持っ て帰りましたが、結局家に着く頃には全てのりんごに傷がついていました。その経験によって僕は果物の流通の大変さを感じることが出来ました。とても良い経験になったと思います。learn の皆さま、農園の皆さま、機会を提供してくださってありがとうございました。 (中1)
果樹園の桃はかさを付けて守るというのを初めて知りました。ぶどうは木の幹を一周虫 に食べられただけで、その部分より上が全部枯れるというのを初めて知りました。りんご は同じところに実っているのにあれだけ色づきが違うというのを初めて知りました。果樹園のおじさんがとても優しかったです。引率の先生たちがすごく面白かったし、お友達 も出来ました。プログラムを通してとても居心地が良くすこし気が楽に過ごせました。 新幹線に乗れたのも嬉しかったし、送迎のタクシーも大きくてびっくりしました。けれど、どういう交通手段で行くか知らされていなかったのでとても不安でした。お母さんがいなかったのもとても不安でした。 お仕事は仕事をする事自体が大変だったけれどとても楽しかったです。沢山のりんごをもらって嬉しかったです。りんごは美味しかったです。とても楽しいプログラムをありがとうございました。(小6)
<保護者からの感想>
※一部抜粋して掲載しています。
この度は、貴重な機会に参加させていただきありがとうございます。いつもは朝起きるのも大変な娘が自らの意思で積極的に参加出来たこと、がんばれたことを本当に良かったと思います。働くことに興味が強かったので、とても良い機会となりました。(中3 保護者)
中学校に行けなくなり同年代の友達との交流がゼロになっていました。けやき教室 に通うようになり同年代の友達との交流が再びできるようになりました。こちらのプログラムは、あくまでも【働く】がテーマですが、お友達と新幹線に乗っての経験は、本人にとっては、【お友達とお出かけ】【遠足】のような楽しみもあったよ うで、けやき教室以外での活動のミッションクリアに少し自信がついたようです。 不安がありながら申込みをしたけやき教室の宿泊行事も、「司会やることになった!」と勇気を出したようです。中学校に行けなくなったときに、毎日通う場所がないことは本人にとってはもちろんつらいことでした。けやき教室や更には learnのお力をお借りして、【居場所】 があるということに涙が溢れる気持ちになりました。learnでの経験を糧にして少しずつ、自分にとって心地良く過ごせる居場所を広げてくれたら親としてとても嬉しくおもいます。(中2 保護者)
前回のアルバイト体験がとても楽しかったようで、今回のプログラムも「楽しみだな」と何度も言って待ち望んでいました。新幹線の中で参加者の子達やスタッフの方達と話したこと、作物を育てるための工夫や作業の難しさについて、また教わってきた其々のりんごの特徴など、帰宅後は話が尽きませんでした。自分のお小遣い で果物を買った経験もなく「美味しい、好き」くらいしかなかったであろうりんこのイメージがプログラムでの体験を通して広がり、働くということへの関心も深まったように感じます。とにかく何度も「楽しかったー!」と話しています。素晴らしい体験をありがとうございました。 (中1 保護者)
重い荷物(りんご)を持ってと言わず、自分で持つ様子に、学びの多い時間だった 事を感じました。果物を採る体験は何度かやっていましたが、どう育てているかはじめて知った。沢山手間がかかっている。と帰りに教えてくれました。凄く疲れたと言っていましたが、ぐったりした様子はなく、達成感の様な物を感じました。素晴らしい経験をさせていただき、ありがとうございました。(小5 保護者)
<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから
共催:東京大学先端科学技術研究センターLEARN・渋谷区教育委員会
協力:まるせい果樹園
LEARN in 渋谷 働くプログラム[初級編]『アルバイト体験をして、買い物ミッションに挑戦しよう!』 『子育て作戦会議@オンライン』
2024年9月25日、27日
2024年9月27日(金)
保護者向け「子育て作戦会議@オンライン」
2024年9月25日(水)
働くってなんだろう?
どれくらい大変なんだろう?
普段は家からあまり出られない子も、将来にぼんやり不安を感じている子も、
一歩踏み出して、ニトリ 新宿タカシマヤタイムズスクエア店へやってきました。
福島から朝早く出発して、新幹線でやってきた仲間も一緒です。
ニトリの店舗で「働く」体験。
緊張の面持ちでのオリエンテーションから始まり、
商品の仕分け、品出し、家具のクリーニング、組み立て、売り場作りにも取り組みました。
1人で黙々と働く、チームで協力して働く、
参加者それぞれが「働く」について考えるきっかけとなりました。
働いた後は、原宿に繰り出して買い物ミッションに挑戦。
竹下通りの街歩きと買い物を楽しみ、
渋谷、そして福島の仲間たちに「また会おうね!」と次回のプログラムでの再会を約束しました。
初級編で少し自信がついたら、次は中級編に挑戦です。
また事前オリエンテーションとして、保護者向け「子育て作戦会議@オンライン」も実施いたしました。
プログラムの様子
![LEARN in 渋谷[初級編]1](https://learn-project.com/wp-content/uploads/2024/10/2024shokyu_01.jpg)
![LEARN in 渋谷[初級編]2](https://learn-project.com/wp-content/uploads/2024/10/2024shokyu_02.jpg)
![LEARN in 渋谷[初級編]3](https://learn-project.com/wp-content/uploads/2024/10/2024shokyu_03.jpg)
![LEARN in 渋谷[初級編]4](https://learn-project.com/wp-content/uploads/2024/10/2024shokyu_04.jpg)
![LEARN in 渋谷[初級編]5](https://learn-project.com/wp-content/uploads/2024/10/2024shokyu_05.jpg)
![LEARN in 渋谷[初級編]6](https://learn-project.com/wp-content/uploads/2024/10/2024shokyu_06.jpg)
![LEARN in 渋谷[初級編]7](https://learn-project.com/wp-content/uploads/2024/10/2024shokyu_07.jpg)
![LEARN in 渋谷[初級編]8](https://learn-project.com/wp-content/uploads/2024/10/2024shokyu_08.jpg)
![LEARN in 渋谷[初級編]9](https://learn-project.com/wp-content/uploads/2024/10/2024shokyu_09.jpg)
![LEARN in 渋谷[初級編]10](https://learn-project.com/wp-content/uploads/2024/10/2024shokyu_10.jpg)
参加者感想
*抜粋して掲載しています
— 子どもたちからの感想—
ニトリで働くとき注意する点が意外と沢山あって従業員やお客さんが安心安全に足を運べるように工夫しているのだと分かった。(中3)
似ている商品が多くて、置く場所が分からなかったりして、品出しが大変だった。買い物が超絶楽しかった。(小6)
新しい経験がたくさんできてとてもためになりました。 ニトリで働いている人はこの仕事ができて羨ましいなと思いました。(小5)
— 保護者からの感想 —
元々、働くということに意欲があり、早く働いてみたいと思っていたようなので、いい機会になりました。参加してみて、リアルなお仕事がどんな感じなのがわかってよかったようです。また実際に、お給料をいただき買い物をする体験まで出来たのは達成感もあり、リアルな働くを体験出来てよかったと思います。参加させていただきありがとうございました。(中3 保護者)
応募の時点から、けやき教室のお友達と「一緒にできるといいね」「申し込みした?」「申し込み期限今週までだよ!」など、普段自分から予定について話すことがないのですが、親をせかすほどやってみたいプログラムだったんだと感じました。また前日は持ち物や着ていく服など入念にお友達や先生と相談している姿を見て、「ともだちと体験できる新しいことへのたのしみ」ができてよかったなと心から感じました。(中3 保護者)
非常に楽しみにして参加しました。帰宅後も同じ班の子やスタッフの方と話したことや、どんな仕事をさせてもらったのか、何を買ったのかなど嬉しそうに報告してくれました。またこの時給で一カ月働くといくらくらいの収入になるか計算してみたりしていて、少しだけ働くということが現実的に感じられたのではないかと思います。またみんなと会って働く体験ができることをとても楽しみしているそうです。ありがとうございました。 オンラインでの保護者の会では、悩みながら子育てに頑張っておられる仲間の存在に励まされるような気持ちになりました。大切なお話をしてくださった皆さまに感謝いたします。(中1 保護者)
プログラム参加前日までは、とにかく楽しみな様子でしたが、直前になりどんな人が来るか?年齢は?仲良くなれるかな?と心配する様子がありました。終わってみると、楽しかった話、仕事は大変だったという話、買い物の話をしてくれました。働いて得たお金で購入したという感覚は得られなかったようで、楽しく仕事をして、その後に買い物をした。しかもタダで!楽しい体験にショッピングが付いてきた!という感じでした。このカバンはタダで手に入れられた!ということを言うので、「働いたからだよ」と付け加えて話すようにしていますが、本人の感覚的には言葉通りだと思います。 子育て相談会@オンラインにも参加させていただきました。他のかたのエピソードを聞くことが出来て、このプログラムの意義をとても感じました。また、主催の先生方のお話から、我が子はまだ小5ということもあり、将来働くということの意識は薄いように感じますが、私自身が学校に行っていない我が子と働くということ、社会とどう繋がっていくか?を考えるのにとても刺激をいただきました。都市での仕事と、出稼ぎでの仕事、どう感じるか?次回もとても楽しみです。 (小5 保護者)
<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから
共催:東京大学先端科学技術研究センター・渋谷区教育委員会
協力:株式会社ニトリホールディングス