LEARN in 渋谷 2023『「初めてのアルバイト体験」働いて、秘密の買い物をして、メタバー スで解き明かそう』
2023年12月13日(水)、20日(水)

LEARN in 渋谷
LEARN in 渋谷

活動報告

LEARN in 渋谷『「初めてのアルバイト体験」働いて、秘密の買い物をして、メタバー スで解き明かそう』を実施しました

働くってなんだろう?
どれくらい大変なんだろう?どんな楽しみがあるんだろう?
分からないからこそ、その世界をのぞいてみたい。自分で体験してみたい。
普段は家からあまり出られない子も、将来にぼんやり不安を感じている子も、
みんなが一歩踏み出して、ニトリ 渋谷公園通り店へやってきた。
初めての「働く」体験。どんなことを 感じたのだろう?

プログラムの様子と、参加者からの感想を抜粋して以下に報告いたします。 

○アルバイト体験・お買い物: 2023 年 12 月 13 日(水)

○メタバース会議: 2023 年 12 月 20 日(水)

渋谷区在住・通学中の児童生徒 15 名

参加者感想 *抜粋して掲載しています

【子どもたちからの感想】

とても勉強になった。とても楽しいことに気付いた。(小1)

品出しをする時が一番面白かったです。(小2)

脚立を自分で下から出して、両手で開いて、乗って、品物を入れる(しまう)のがたのしかった。がんばって働いて、最後よかったな、と思いました。お買い物ができてうれし かったです。 (小2)

発表で緊張しました。自分の番が最後の方だったので、くるのかなと心配しました。発表が苦手だったけど、発表して人に分かってもらって嬉しかった、やる気になれました。 みんなが食べた事ない物を買っていて、お店の中にあったんだと思いました。(小3)

面白かったし、勉強になるので、また参加したいです。 (小4)

みんなと話し合い出来るのが楽しかった 。(小5)

【保護者からの感想】

初めてのアルバイトはとても楽しかったようです。その反面、働くことの大変さも当人なりに感じていました。買い物中は戸惑っていましたが自分の買い物には満足しているようでした。これからは自分で考えて行動する機会を増やしたいと思います。 (小2 保護者)

参加前はママと一緒に参加だよ、絶対帰らないでよ、と不安な様子でした。しかしアルバイト体験が始まったところ、ママそっちのけ。まぁとても張り切って、目がキラキラ。 途中でママもう帰っていいよ、と言われ自信がついたなよし、と帰りました。普段は、 どーせダメかも、と投げやりになりがちな所もあるのですが、この体験で心が膨らみ、 よい方向を向いてくれたように思います。 素敵な体験をどうもありがとうございました。 (小2 保護者)

ニトリのアルバイト体験後、 10月からは一度も行っていなかった学校に、別室ではありますが登校しました。 4 か月近く食べていなかった給食を食べ、縦割りクラスのみ参加しました。給食を取りに行く、という短時間ではあるものの教室に入ったようです。少しずつエネルギーがあがってきていたというタイミングもあったのかもしれませんが、 動き始めました。 11月下旬に学校に行けなくなったのと 同じ理由でいけない、と言い突然行けなくなっていた剣道も再開しました。 プログラムが終わったあと、次はいつ? と聞いてきています。貴重な機会を頂き感謝しております。本当にありがとうございました。プログラムの継続をどうぞよろしくお願いいたします。 (小2 保護者)

買い物の資料を作るために PC で作業している時からすでに楽しそうでしたが、作った資料をもとに段落番号の付け方やテキストのフォントや大きさの変え方を細かく教え ていると「新しい事を知るのって楽しい。」と話していたのが印象的でした。メタバー ス会議の後は、日本地図 を引っ張り出してきて色々と話してくれました。産地の話から 興味を持ったのか、今は家にある名産品が書いてある本や世界地図と国旗の本をよんだり、白地図を買ってきてそこに書き込んだりと広がりがみえてきました。当たり前に知 っていると思っていた事を実は知らなかった!と新しい発見のようにしていたり、色んな物事に興味関心を持ってまた更に広げていく様子を嬉しく見守っていました。また参加したいと話していて、参加して良かったです。ありがとうございました。 (小3 保護者)

コロナ禍ではオンラインを利用したプログラムに参加することが多かったので、とても慣れた手付きで今回のプログラムも参加する事が出来ました。一緒に参加する子ども達の近況などが聞けて、不登校児が孤独にならない環境だなと感じました。また多様な特性の子が集まり、1つのプログラムに参加できるという点が素晴らしいと思いました。プログラム参加後にお喋りな息子が「また参加したい。チャットも出来るしいっぱい喋れた」と嬉しそうに話していました。過敏の強い子でも負担が少ない学びの場です。 オ ンラインだけでなく、リアルな学校でもこの様に多様な子がのびのびと学びを深める場であって欲しいです。渋谷区が目指す未来の学校に期待しています。渋谷スタイルが全国の学校に広がりますように。 (小4 保護者) 

 

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:東京大学先端科学技術研究センター・渋谷区教育委員会
協力:(株)ニトリホールディングス

LEARN in やまぐち『昆虫好き集まれ!虫は眠るのか?!真夏の秋吉台で朝まで昆虫観察』
2023年7月27日(木)〜28日(金)

LEARNin山口

『昆虫好き集まれ!虫は眠るのか?!真夏の秋吉台で朝まで昆虫観察』
2023年7月27日〜28日

日本最大級のカルスト大地である秋吉台は、広い広い草っ原と、でこぼこの岩がたくさん広がる。君たちは知っているかい?
いったいどれだけの種類の昆虫たちが、その広大な大地で暮らしているのか。
いったいどれだけの数の昆虫たちが、その広大な大地で夜も眠らずにせっせと動いているのか。
プログラムに参加した子どもたちは、
一晩のあいだに、どれだけの昆虫たちを見つけることができたのでしょうか?

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

蛾やバッタ、カナブンなど、色々な虫がいたので楽しかったです。他にも、景清洞に入ったり、他の人と夜更かしして雑談したりお菓子を食べたり、本を読んだりしたのでとても満足しました。機会があれば、また参加したいです。(中3)

新しく出来た仲間と虫を一緒に観察したり採ったり出来たのでよかったです。来年は高校生になりますが、参加出来たら参加したいです。(中3)

洞窟探検で想像以上に狭くて寒かったです。長靴を履いていましたが、水が深くてびしょぬれになったことです。あと昆虫観察の時にほとんど昆虫観察しなくて、風景や空を撮っていたことです。きれいに撮れたので楽しかったです。(中3)

(中3)

虫に刺されまくって痒いけど、色んな虫がいっぱい居たし、みたこともない虫もいてビックリしました。(中2)

光にスゲー虫が寄ってきてた。景清洞の探険コースが楽しかった。(中2)

みんなやさしかった! カブクワがいなくて残念だった!(中2)

初めての人ばかりで最初は緊張したけど、すぐに仲良くなれてよかったです。自分から声をかけることもできました。実物で見たことがない虫をたくさん見ることができて、おもしろかったです。夜中に起きて過ごした後に見た日の出がとてもきれいで心に残っています。すごくいい経験ができました。ありがとうございました。(中1)

LEARN inやまぐちに参加して、夜ふかしをしたり景清洞に行ったりしたのが楽しかったです。機会があればまた参加したいです。(中1)

違うあったこともない友達と一緒に虫観察をして、もともと昆虫は知識はないけど大好きで、このプログラムでもっと虫が好きになったし、友達との交流の仕方や色々学べたし、この地域しかいない虫はなんでこの地域しかいないの?とかここがいいからここにいるのかな?とか色々考える力もついて、いい勉強になりました。(小6)

夜に昆虫を観察することは普段できないことだから、いい経験になった。そして夜徹夜することも滅多にできないから、いい経験ができたなと思った。(小6)

専門家の方が、優しくて、何でも答えてくれて、嬉しかったです。

(小6)

最初は緊張してどうしようかなと思ったけど、友達とかが出来て協力して出来たので面白かったです!また参加したいです!(小6)

虫取りが面白かった。(小6)

シンジュサンを見れた事(小6)

蛾がいっぱい居て可愛かったです。クワガタが2匹しかいないで不思議でしたが、先生がここはクワガタが住みにくいことを知りました。ハンミョウという虫が採れたことが嬉しかったです。(小6)

友達もたくさんできて昆虫もたくさん勉強できる、とても良い経験ができるイベントに参加できたと思った。(小6)

ライトトラップが楽しかったのでまたやりたいです。サツマヒメカマキリが来たことがとても嬉しかったです。ただ、カブトムシやクワガタが来なかったことは残念だったので、またリベンジしたいです。(小6)

足を骨折していて、全部には参加できなかったけど、お父さんと一緒に、晩御飯と昆虫観察に参加させてもらえました。夜の昆虫観察って、カブトムシやクワガタだと思ったけど、ガやナナフシなど、色んな昆虫がいて、先生や他の子たちが昆虫の名前を沢山知っていて驚きました。秋吉台にしかいないガもいると聞いてとても驚きました。参加させてくれて、ありがとうございました。(小5)

景清洞で初めて、探検コースに行ってライトを消して真っ暗なのを体験できたこと。見たことなくて知らない虫に会えたこと。(小5)

昆虫採集が夜探すのが楽しかったです。(小5)

アオスジカミキリとセンチコガネが発見出来たことが一番嬉しかったです。景清洞の探検コースを体験出来て楽しかったです。(小5)

①景清洞がわくわくした。せまいところに入ったから。
②ライトトラップが楽しかった。(小5)

— 保護者から寄せられた感想 —

思春期に片足入ったくらいで、あまり親に詳細を話してくれない年齢になりました。今回はとても楽しかったようで、言葉少なめですが「いろんな虫がいて、夜中3時まで起きてたよ、秋吉にしかいない虫も見れた。」と話してくれました。また行きたいと言っており、行かせてよかったと心から感じております。根掘り葉掘り聞いても本人は詳細話しませんが、それで良いと思っております。また行きたい、が全ての感想かなと思いますので。このような貴重な機会に参加できましたこと、ほんとうに感謝しております。(小5 保護者)

とても楽しかった、と言って帰ってきました。これまでに、キャンプ等は体験させましたが、本格的な昆虫観察は初めてだったので、発見がいろいろあったようです。アキヨシトガリエダシャクを捕まえたことを褒められたことが、子供の心に刻まれました。専門家の先生が、何でも答えてくれて、すごかった、と。憧れのような感情を抱いておりました。参加して本当に良かったと、親は思ってます。(小5 保護者)

親としては、人見知りな息子が無事に過ごせるのかと色々不安でしたが、無事楽しめたようで安心いたしました。虫がとにかく好きで、ライトトラップをとにかく楽しみにしていましたが、まさか朝の4時まで粘るとは…!!良い経験になったようで、大変ありがたく思っております。夫は相談会の方にも参加させていただきました。先回り育児のお話が大変興味深く、帰宅後に夫婦で色々話し合いました。我が家は元々、なるべく自分たちでやらせる、失敗させるようにしていたのですが、宿題やプリントの提出で先生から電話が来たり懇談で注意が入り、段々と親のチェックを厳しくして、結果的に先回りしてしまっていたと反省いたしました。先生のお話(山から一人で帰らせる等)がとても興味深く、まずは学校以外のところから積極的に取り入れようと考えております。親子共々良い経験をさせてくださり、ありがとうございました。(小6 保護者)

好きな蛾をライトトラップで採集出来てしばらく興奮してました。最近は出掛ける事を余り好まなかった子どもが「楽しかった〜、また行きたい」と言っていました。また、他の学校や他学年と交流することが余り無いので、その点も良かったようです。(小6 保護者)

秋吉台で子供に貴重な体験を仕組んでいただきありがとうございました。息子は自分と似たような人がいた(車好きで話が盛り上がった)、高校行かないでもの作りすると言っていた、きれいな蛾がいたなど、あふれ出すみたいに話をしていました。本当に楽しかったのだと思います。相談会では思わず涙がこぼれ、思い返す度に2日くらい涙がこぼれっぱなしで、なんでかなと考えると、今の学校や世の中に適応しにくい息子を2人抱え、一人で学校や世の中に対峙している気持になっていたことに気が付きました。中邑先生たちの取組やお話は、なんだか同じ側に立って、世の中や学校や子供と向き合って動いてくださっている方々がいるように感じられて、ありがたくて、ちょっとほっとして、心がゆるんで涙が出てしまいました。できることから、動いてみようと思います。希望をありがとうございます。(中2 保護者)

 

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:東京大学先端科学技術研究センター・山口県

LEARN in 渋谷 2022『真冬の昆⾍採集 @東⼤先端研』
2023年2月25日

LEARN in 渋谷

『真冬の昆⾍採集 @東⼤先端研』
2023年2月25日

夏休みの昆虫採集では、たくさんの虫が採れた。
冬だって、姿は見えないけれど、息を潜めている虫たちがいるはず。
冬はどんな虫たちに出会えるのだろう。
ワクワクしながら虫とりへ出かける子どもたち。さて、その結果はいかに―――?!

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<子どもたちから>

いっぱい虫がとれて楽しかった。冬でも虫がとれる事に気付けた。とった虫を家に持ち帰ったけど、家で育てる事が難しかったので逃してあげました。餌が見つからなくて弱っていく虫が可哀想だった。虫を育てながら研究している人は凄いなと思った。(小3)

蟻に詳しい先生と一緒に蟻や甲虫の幼虫などを探したのが、とっても楽しかったです!!!(小3)

冬にも活動している虫が予想していた数より多くて驚きました。(小4)

蚕の成虫が見れて良かった。可愛かったです。 ゴキブリに興味がある子がいて嬉しかった。 また参加したいです。(小2)

— 保護者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

学校では出来ない学び

このイベントを通して、学校などの知っている人がいない環境でも共通の興味関心のあることがらに触れて楽しむことがとても大事だなといつも感じています。知らない人しかいない環境でもコミュニケーションを取ることで視野が広がり、また学校では出来ない学びをすることで考えや学ぶことの大切さを子供に感じてほしいです。またこのようなイベントに参加できることを親子で楽しみにしております。(中1 保護者)

大好きな事を、専門家の先生と一緒に体験

昆虫採集の時間はあっという間に過ぎる様で、今回は「蟻」の先生と一緒に回らせていてだいて、また新たな知識を吸収する事が出来て、大満足していました。昆虫採集の後の講演会では、実際にお話する先生と同じ空間で、2時間しっかりお話を聞かせていただきましたが、学校では長い時間お話を聞く事が苦手なので、本人にとっては凄い成長だと感じました。大好きな事を、専門家の先生と一緒に体験させていただく事で、子どもの中の「体験貯金」が積み重なり、日常の苦手な事にも、自分の「体験貯金」を使って乗り越えようとする力がついていく様な気がします。いつもありがとうございます!(小3 保護者)

LEARN in 福島 2022『特急列車で美味しいものを探しに行こう!』
2023年1月23日

LEARNin福島

『特急列車で美味しいものを探しに行こう!』
2023年 1月23日

いわき駅に集まったのはお互い名前も顔も知らない小中学生。
知らない友達と少し緊張しながら、特急列車に乗って美味しいものを探す日帰りの旅へ出発!ちょっと変わった「縛り」の中でお昼ご飯を探したり、節約したお小遣いで行きたいスポットに足をのばしたり。そんな中で彼らは、自分で考え選ぶ楽しさに少しずつ気づいていきます。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<子どもたちから>

一緒に楽しい時間を過ごせることは一番いいこと

僕はよく日帰りで一人旅をしているので、こうやって集まって、みんなで旅行することがとても楽しみでした。(中略)一人で考えて行動することは、誰にも邪魔されず楽しく過ごせますが、考える範囲が狭くなってしまい、その楽しさを誰かと共有することはできません。仲間と行くと、ケンカしたり、意見が合わなかったりします。ですが、一緒に楽しい時間を過ごせることは一番いいことだと思います。僕は現在、学級のまとめ役として、精一杯がんばっています。そして、一人で考えるだけでなく、クラスの人たちの意見を聞きながら、いい学級にしたいと思っています。今回の経験をこれからの学校生活に活かしていきたいです。(中2 福島県)

この体験はとても楽しかった

この前はきちょうな体験をさせていただき、ありがとうございました。いままで東京や東京タワーにいったことがなかったのに、この体験で行けるとは思いませんでした。先生たちも、やさしく電車の乗り方やお金の使い方をおしえてくださり、ありがとうございました。この体験はとても楽しくて、他の友達にもしょうかいしてあげて、ぼくも参加したいなと思いました。この前はきちょうな体験をありがとうございました。いわき駅で買ったワッフルはおいしかったです!!(小5 福島県)

— 保護者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

早速一人旅の計画など考えはじめました

お陰様で楽しい1日を過ごす事が出来たようです。普段は親の後を付いて来るだけの旅行や買い物、なかなか自ら考え自ら行動する事は無い日々を過ごしていましたが、今回のプログラムを無事終えた事で本人も自信がついたようで、早速一人旅の計画など考えはじめました。また初めてお会いした方々と上手くコミュニケーションも取れた様で、親としてはかなり安心しました。今後もこの様なプログラム(体験)が有る様でしたら参加させて頂きます。(中1 保護者)

見守りのなかで実際に体験できたことは大きな収穫

最初は1人で行かせることを心配していましたが、帰ってきた時の息子の顔を見て、充実した1日だったんだなぁと感じました。自分の財布からお金を出して、予算のなかで物を買うこと、目的地までの切符を買うことなど、普段の生活では親がやってしまうことを、見守りのなかで実際に体験できたことは大きな収穫だったようです。あれから「東京駅」「東京タワー」というワードをテレビで聞くたびに反応しています。今後の生活の中でも、今回の体験を活かして、親があまり手を出しすぎずに関わっていこうと思いました。(小5 保護者)

LEARN in 福島 2022『〇〇をうしろにおもしろい写真を撮って来い!~さあ、君たちはどんな〇〇を目指すか?~』
2022年10月26日

LEARNin福島

『〇〇をうしろにおもしろい写真を撮って来い! ~さあ、君たちはどんな〇〇を目指すか?~』
2022年10月26日

郡山駅に集まった見知らぬ中学生たち。
福島と宮城に点在している〇〇の中から、好きなものを選び、そこまで行っておもしろい写真を撮ってくるという旅が始まった。
普段乗り慣れないローカル列車でのマイペースな旅には、どんな出会いが待っていたのだろう?

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

始めは、女子1人だけの班かー…みたいな感じで少し憂鬱だったけど、普段は関わりの少ない人達と行動した事で、いつもはしない楽しみ方や考え方など見聞が広がりました。参加しなかったらわからなかったこともあったなーと思います。(中2 福島県)

すごく楽しかった!!(中3 福島県)

最初急に鶴ヶ城行く事になった時はマジか面倒くさ帰りたいとか内心ボロクソに思っていたけれどいざ電車に乗って会津に行ってみたら電車の乗り方とか美味しいラーメンなど色々知れてめちゃめちゃ楽しかったです。(中3 福島県)

(中2 福島県)

子どもにとって自分のペースで興味のあるものに向き合える時間

お城に向かう電車の中で、一人の子からお城の思い出話をたくさん聴きました。その中で、「学校の修学旅行はみんなのペースに合わせないといけない。自分はもっとゆっくりお城を見ていたいけれど、それができない。」と話していました。学校の修学旅行も、歴史的な建造物を間近で見学できる素晴らしい機会ですが、集団で行動するためにどうしても時間や行動の縛りが出てきてしまいます。そのため、じっくりと自分のペースで見学するのは難しい部分があり、その子にとっては満足いかないところがあったのだと思います。
しかし、今回のプログラムは学校の修学旅行とは一味違い、時間割も計画も協働もありません。つまり、自分の好きなように時間を使い、周りに気を遣わずお城を見ることができるのです。いざ目的のお城に到着すると、その子は石垣を見て「いつかこの石垣を登りたい!」と言ったり、天守に飾られたしゃちほこをじーっと見上げたり、城の外壁にある鉄砲や矢を放つ穴をのぞいたり、楽しそうにお城を見てまわる様子が見られました。その子にとってこの瞬間は、何にも縛られることなく、自分のペースで興味のあるものに向き合える時間になったのではと思います。このような枠組みのない自由な学びの場があることで、子どもたち一人ひとりの興味関心を深められることを感じました。(学生ボランティア)

自分で考え様々な体験に飛び込むことの大切さ

今回のボランティアでは、貴重な体験をすることができました。活動が始まったばかりの時は、参加する子どもたちを「見守る」には、実際に何をすればいいのかが分からず手探りの状態で、子どもたちに対し話しかけすぎたり、気構え過ぎたりしてしまっていました。しかし子どもたちとお城を目指して歩いていくうちに、無理に気構えることもなくなっていったように思います。活動を通して印象に残っているのは、駅員さんに中学生は大人用料金だと教えてもらい、子ども料金の切符を払い戻しして買った切符を手に乗った電車の中で、「そういえば子ども料金の切符に『小児』って書いてあったよね。あれって『小学生の児童』までが子ども料金だからじゃない?」と話す子どもたちの会話です。私はこの会話を聞きながら、子どもたちを人から指示を受けて行ったことは印象にも残らず、そこから得られる学びも少ないけれど、自分でいろいろなことを考えて行ったことからは、得られる学びも経験もたくさんある、という話を思い出しました。中学生は子ども料金ではないということを漠然と知っていた私ですが、なぜ子ども料金ではないのか、また子ども料金の切符に書かれた「小児」は何歳までを指すのか、考えたこともありませんでした。誰かに言われるままに動くのではなく、自分で考え様々な体験に飛び込むこと、その先での失敗も学びとしていくことの大切さを、子どもたちから学んだボランティア活動でした。(学生ボランティア)

LEARN in 広島 2022『家を出て自分や家族を考える』
2022年6月21〜22日、10月12〜13日、2023年1月19〜20日

LEARN in 広島

『家を出て自分や家族を考える』

初級「家出の心得」2022年6月21・22日

中級「家出のための知恵」 2022年10月12・13日

上級「家出する」 2023年1月19・20日

「このままでいいのか?」と悩み始めて、日々なんだかしっくりこない。
家を飛び出してみたいけど自信がない。
そんな子どもたちと一緒に、家を出て自分や家族について考えてみる。
初級編から中級編、そして最後は上級編へとステップアップしていく
家出プログラムを経て、子どもたちは何を感じたのだろう。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

自分にとっての大事な人がわかった

印象に残ったこと。目的地に着くためにめちゃめちゃ電車を乗り継いで行ったことと、何もないホテルで15時間過ごした時に暇だったのと寂しかったことと、なかなか時間が過ぎないし、お母さんと妹が何度も浮かんできて泣きそうになって、自分にとっての大事な人がわかったことと、やっぱり一番印象に残ってるのは学割使えなくてお金の節約頑張ったけど、結局帰りの電車代が足りなかったことと、蚕の脳みそを見たこと。(中1)

幸せのハードルが下がった

家出の朝は、お母さんに「ゴミ捨ててきて〜」と言われているのを無視して、家を走って飛び出した。登校中の小中学生の波にのまれそうになりながら、集合場所の広島駅まで歩いて行った。 東京まで吹っ飛ばされるとは思っていなかったし、一人でホテルに泊まることも想定していなかったから困惑した。けれど、子どものうちだったらできないことをできた。 過酷な経験をして家に帰ったら、幸せのハードルが下がった。(小5)

少し活動的になったような気がする

プログラムを経て、少し活動的になったような気がする。 普段の生活の中で周りのことに詳しくなった。 家出プログラムでは財布を持ちながら歩いていたから、参加するまではお金のことを高い・安いくらいでしか意識していなかったけど、このお金があればこういうことができるなということを意識するようになった。(中1)

外に出ることが楽しくなった

家出プログラムの後は外に出る機会が多くなった。外に出ることが楽しくなった。それまではフリースクールくらいしか行ってなかったけど,図書館とか行くようになった。県外にひとりでいきたいなと思っている。今度、友達と映画を見に行く予定だけど、それもプログラムに出なかったらそんなことを思い付かなかった。(小5)

— 保護者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

「世の中はもっと広かったんだな」

想定外の事が多かったようで、良い意味でこういう過ごし方、生き方等学べたと思います。東京という非日常的なところでの活動を通して、帰宅後「世の中はもっと広かったんだな」ということを言っていました。この言葉を聞けただけで参加して良かったと思います。(小6 保護者)

やりたいことの視野が広くなった

初級編に参加するため初めて一人で電車に乗る練習をし、それが僅か9か月ほど前のこととは思えないほど自信をつけ、やりたいこと、やってもいいんだという事柄の視野が広くなったように思います。想像力や言葉での説明だけでは自分が何をできて何ができないのか気づきにくい子ですが、活動や経験を通してその辺りの気づきも少しずつあったのかな…とも感じます。また、学習面では「先々ものを知らないでいると不利なのか…?」ぐらいには思っているのか、短い時間ながら机に向かっています。切り替えが悪いので取りかかる声掛けは私がする時もありますが、、、(小5 保護者)

人生においてかけがえのない体験

家出プログラムの初級を終えた頃から、せっかくだからと一人で個人として参加する!と言うようになりました。家を出発したところから、あった事見た事、その時々の思い感じた事を帰宅するなり、長時間ノンストップで報告してくるのですが、活き活きと話す様子や目の輝きを見て、人生においてかけがえのない体験をさせていただいてきたのだと、参加させていただくたびに実感させられます。教授をはじめスタッフの皆様、息子にとって信じていいんだ、話をしたい会いたい、と思える大人の方々に出逢え関わらせていただけていることに、感謝の気持ちでいっぱいです。(中1 保護者)

LEARN in 渋谷 2022『夜の昆⾍採集×パジャマナイト @東⼤先端研』
2022年7月26日〜27日

夜の昆⾍採集×パジャマナイト
learn in 渋谷

JPEN

『夜の昆⾍採集×パジャマナイト @東⼤先端研』 
2022年7月26日〜27日

Play Video about 夜の昆⾍採集×パジャマナイト

⾍の専⾨家と⼀緒に、⼀晩中トラップに集まる昆⾍にワクワクしたり、
東京⼤学の研究者の話を聞き、科学に触れ、研究の最先端をのぞいてみたり。
⾍好きの仲間や専⾨家と語り合いながら、⾍に、科学に、浸った2日間。
「早く寝なさい」と言われない夜は、長くて、ドキドキして、時々退屈で、自由だった。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<夜通し昆虫採集コース参加者>

初めてライトトラップをしてみて

ライトトラップとは離れた場所にもハラビロカマキリやカブトムシがいることを知り、どうしてそこにいたのか不思議に思いました。また、もう1つ驚いたことは、日が昇りかけた早朝5時ぐらいにも小さかったけれどカブトムシがいたことです。そして何よりも興味を持ったことは、カイコガのフェロモンの実験です。カイコガがフェロモンを吹きかけた瞬間動き出すことがとても面白かったです。
このイベントの一番良いと思うことは、徹夜で虫をとれるところです。いままで夜に昆虫採集をしようとすると危ないので、徹夜で虫とりをしたことはありませんでしたが、今回は大人もいるので安心して虫とりをすることができました。
とにかく色々な虫をもらったり捕まえたりできて良かったです。
また是非参加したいです。ありがとうございました!!!(小5)

一番楽しかったのは、ライトトラップです

ずっとやってみたかったけど、なかなかやれる機会がなかったから、できてうれしかったです。
蚕蛾についてたくさん教えてもらって、すごく楽しかったです。
卵からの成長過程や蚕ロボットを見せてもらえたのが良かったです。
もらってきたルリボシカミキリとオオヨツスジハナカミキリは飼育鉢に入れて、ずっと観察してます。また参加したいです。

写真(小6)
(小6)

東大に思った以上に虫がいて

まおさんに会えて良かったです。また会いたいです。東大に思った以上に虫がいてびっくりしました。絵のテーマは蛾は宇宙からやって来たです。

絵(小6)
(小6)

初めて

夜中まで起きて虫とりをしたのがとても楽しかったです。(中1)

新しい知識を得たり

知識を披露したり実際に沢山の虫に触れ合えたり蝉の羽化などに立ち会えたりなど自分の目や手で感じることがとても楽しかった(中1) 

僕にも何かできることはないのか考えたい

あまり僕は昆虫が得意なほうではなかったけどサマーキャンプに参加して少し昆虫に興味を持った
僕が虫取りをするときは一人の時が多かったから複数人で虫取りをするほうが楽しかった
ぼくはあんまり昆虫を捕まえていないけど専門家に面白い昆虫の話を聞いたり昆虫に詳しい子から昆虫の話を聞くのはとても面白かった
人間の都市化の影響で木とか植物がどんどんなくなって昆虫の数や種類がどんどん減っていると聞いて前の自分では昆虫が減るなんてどうでもよかったと考えてたけど今は昆虫が減るのが悲しいと思った
僕にも何かできることはないのか考えたい(中2)

<パジャマナイト(夜2時間だけ)コース参加者>

虫を捕まえるのが楽し過ぎて楽し過ぎて

また絶対行きたいです!!来年も是非よろしくお願いします!!(^^)!(小3)

自由だから良かった

夜の方が虫がいるからすごく楽しかった
自由だから良かった
もっとずっといたかった(小2)

珍しい虫がとれて嬉しかった

専門家のいろいろな話が聞けて楽しかった。珍しい虫がとれて嬉しかった。また参加したいです。ありがとうございました。(小4)

ミンミンゼミの幼虫の羽化中の姿をみられたのがたのしかった

羽化中でおちてしまった幼虫がぶじでなかったのがちゃんと羽化できたか気になった。友だちとお話もできてたのしかった。(小1)

ライトトラップがかっこよかった。

虫をとるのが楽しかった。(小2)

楽しかったです

専門家のお兄さんに好きなカミキリムシの居場所をきけてよかったです。普段行かない場所で虫探しをできたのも楽しかったです。(小1)

初めて行く場所で

虫とりができて楽しかったです。めずらしいゴミムシを自分でみつけてうれしかったです。ヤモリも見れて良かったです。また参加したいです。(小1)

おともだちと3人で

きょうりょくしてできたのがうれしかった(小3)

— 保護者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

忘れられない小学一年生の夏休み

とても楽しかったそうで、またあったら行きたいと申しておりました。
水銀燈に集まった虫やそれを食べに来たヤモリがいた等、沢山話をしてくれました。
初対面のお友達とも交流があったようです。この日にとったヤモリは家で「タモリ」「タモちゃん」と呼んで、餌やりや掃除を頑張っています。研究所が自転車でいける範囲なので、パジャマナイト以降もバッタやイナゴ、蝶を見つけて喜んでいます。忘れられない小学一年生の夏休みになりそうです。小学校に提出する自由研究として、見つけた虫等をまとめています。とても素敵なイベントの開催有難うございました。
保護者会で相談できた事も親として、大変参考になるご意見を頂き、また似たような悩みをもつ親御さんと共感する事で前向きな気持ちが出ました。有難うございました。(小1 保護者)

未来より今目の前のことを子供と一緒に楽しみたい

集団行動が難しい我が子について悩みが尽きませんでしたが、同じような特性をお持ちのお子さんのお話を聞くに当たり、みなさん将来が楽しみだなと思いました。我が子については未来を想像して悲観しがちでしたが、子育てを楽しんで!との先生の言葉、とにかく未来より今目の前のこと(虫捕りに尽きますが)を子供と一緒に楽しみたいです。前向きになれました。
息子は、虫が好きな子たちと出会い、普通は全く通じないマニアックな話や、だれにも相手にしてもらえないような昆虫知識にみんなが反応してくれて嬉しかったと言っていました。狙っていたクワガタは採れませんでしたが、夜の探検のワクワクで興奮、蝉の羽化も見られて嬉しそうでした。
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございます。(小2 保護者)

反抗期で普段はあまり出来事を話さない息子ですが

持参した寝袋を使わず徹夜したことをちょっと誇らしげに話してくれました。帰ってきてすぐに林間学校の合宿に出かけたので、詳しくは聞けていませんが、自分に自信を持つきっかけになったのではと思います。(小5 保護者)

普段味わえない仲間意識

帰宅後、眠いと言いつつお昼くらいまで出来事を話していました。
虫については本人が好きなカイコ(実物は初めて)や、またマオさんから知らない蛾の写真をたくさん見せていただいたようで喜んでました。
虫以外にも他の子や大人との関わりが楽しかったようでした。問題の多い子なので学校では浮いているのですが、普段味わえない仲間意識が持てたのが嬉しかったのかもしれません。
また保護者会でも素敵な時間をありがとうございました。
同じ苦労の多い親同士のお話は、同じだなと思うところもあり心も軽くなる気がします。
口下手なもので後になってもっとお話ししたい事があったなと思い、またそのような場があれば幸いです。息子も含め不登校や生き辛さを抱えた子達が自分の特性に少しでも自信が持てて生きる力がつくようにと思います。(小6 保護者)

彼自身の考えで行動している

帰宅してから、セミの脱皮や蜂を捕まえた写真を見せてもらいました。彼自身の考えで行動しているのも、私の知らないことを教えてもらうのも嬉しく、楽しかったです。ありがとうございました。(中3 保護者)

今回の楽しかった経験を支えに人生を明るく考えてくれたら

最近、学校に行かず一人の時間が多いので、他人と時間を一緒に過ごせる、お互いに楽しく過ごせる(たぶんそうだったのかなと思っているのですが)、それができたことを嬉しく思います。行く前の準備もメールを見ながら自分でしていました。久しぶりに見る前向きな姿勢で安堵しました。
夜の保護者会に参加させていただきありがとうございました。すてきな空間で心和むひとときでした。本当に久しぶりの気持ちでした。あまり話さないようにしているのですが、0歳のときから大変な子でした。それでも小6くらいで、ようやく大丈夫かも。もう社会に出せる安心できると思ったら、学校が嫌になってしまいました。私の落ち度がすべての原因と思って心砕けている毎日です。でも昨日はすてきな時間で余韻に浸っています。
また、参加できる機会がありましたらぜひよろしくお願いいたします。合った軸の企画に参加してください、というお話でしたが、なにが合っているのかがもうわかりません。昔は虫は好きだったけど今はゲームとネットだけ。なになら朝起きたいのか、起きたくないのか。ですので、合っていない企画に応募してしまうかもしれませんが、今回の楽しかった経験を支えに人生を明るく考えてくれたらという思いで参加させていただくと思います。(中2 保護者)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

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Activity Report

“Overnight Insect Collecting x Pajama Night @ RCAST, University of Tokyo”
July 26-27, 2022

Play Video about Overnight Insect Collecting x Pajama Night

Overnight program for Immersion in science and insects:
We were thrilled by insects gathered in traps overnight, and talk of the leading researchers of insects at U Tokyo.
The night without the word, “Go to bed soon!” made us feel freedom,
excitement…and sometimes boredom…

LEARN in 福島 2022『親子のスペシャルな修学旅行』
2022年5月17日〜18日

『親子のスペシャルな修学旅行』
LEARNin福島

『親子のスペシャルな修学旅行』
2022年5月17日〜18日

学校や家の不安や不満をつぶやきスッキリし、
これからどう学んでいくかを相談し、安心し、
楽しむスペシャルな修学旅行

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

自分からはしない行動をしました
自分たちで行き先を決めて東京へ行くという、ちょっとした修学旅行でしたがいい思い出になりました。私は基本的に、なにかわからなくなったら直接ききにいく、リーダーシップをとるなど自分からはしない行動をしました。私はわからないことはわからないまま終わらせてしまうことが多いのです。なので、はじめてに近い行動をとりました。自分で電車、新幹線の乗り場にいき乗る。駅からのでかたやどうやって改札をでるかわからなかったらボランティアできていただいた大学生さんとききにいく、とりあえず下におりてみよう!などとちょっとヒントをだしていただいたりしてくださいました。(中略)私は東京の原宿、竹下通りに行きました。2つ目のミッションはフルーツでした。フルーツを探しながら、ちょっとした買い物をしたり、わたあめを食べました。雑貨屋さんでは、フルーツのさくらんぼのイヤリング、いちごのイヤリングがありました。私はさくらんぼのイヤリングを買いました。すごくかわいいんです。(中略)約1日という短い修学旅行でしたが、この修学旅行に参加してよかったなと思いました。すごくたのしくいい経験にもなり、いい勉強にもなりました。(中3 福島県)

初めてする事が多くドキドキしていました
新幹線でのミッションをクリアでき、とてもほっとしました。東京駅について、フルーツヨーグルトを食べました。1500円くらいで高いなぁと思いましたがとてもおいしかったです。ディズニーランドに行ったのですが中に入ってみることはできないので、ボンボヤージュというおみやげやさんに行ってクランチチョコを買いました。帰りの新幹線では、駅弁を食べて夕やけを見ながら帰りました。(中略)次の日は、土湯温泉に行ってお話をきいたり足湯をしたりなどをしました。帰りの車では、知らぬ間にねてしまっていました。少し疲れてしまいましたが、とてもまんきつできた(約)1日になりました。楽しいプロジェクトに参加出来て良かったです。(中1 福島県)

周囲の⼈々が⼦どもたちの選択を⾒守り、尊重していく重要性
東京を散策するプログラムでは、「東京のフルーツを探す(※チョコレートに興味があるならそれを⾷べてもOK!)」という、⾮常に⾃由なミッションが与えられました。このミッションのもと、東京で何をしたいか、どこに⾏きたいかを考えますが、⼦どもたちはその選択に苦戦し、興味のあることを尋ねてもなかなか答えられずにいました。また、いざ東京に到着しても、⽬的地に向けてどう進むか、困った際には誰にどう聞くべきかなど、⾃分で⾏動を選択する場⾯で⽴ち尽くしてしまう姿が⾒られました。私はこのような姿を⾒て、⼦どもたちは⾃分の選択した⾏動が、誰かに否定されることを恐れているのではないかと感じました。(中略)私たちはプログラムの中で、⼦どもたちが⾃由に選択することを⾒守り、その選択を尊重する姿勢を⼤切にしました。すると、プログラムが進むにつれ、⼦どもたち⾃ら選択する姿や、好きなものにまっすぐ進んでいく姿が⾒え始めました。このように、⼦どもたちの選択を⾒守り尊重することは、⼦どもたちの⾃⼰選択を豊かにしてくれます。こうした関わりが学校や社会の中で広がることで、⼦どもたちは⾃由に⾃⼰選択ができるようになり、⽣きづらさが解消されるのではないでしょうか。(学生ボランティア)

実際の空間で⼀緒に活動しないと⾒えてこないもの
今回のプログラム参加を通して、外で⼀緒にアクティビティを体験することで⾒えてくる⽣徒さんの⼀⾯があるのだと改めて実感できました。カウンセリング室のような閉ざされた空間で、ただただ話を聴くという時間も⼤切だとは思います。しかし、「その⽣徒さんがどのようなスキルを持っているか」や、「どのようなことを苦⼿としているか」などは、実際の空間で⼀緒に活動しないと⾒えてこないものだと考えます。その視点を持つことの⼤変さや重要さを学ぶことができた貴重な時間になりました。(学生ボランティア)

LEARN with NITORI 2021 @広島県『体育館にこのソファは何台置けるか?』
2021年10月6日、7日、15日

LEARN with NITORI@広島県『体育館にこのダンボールなんこおける?』
LEARN with NITORI

『体育館にこのソファは何台置けるか?』
2021年10月6日、7日、15日 @広島県

【実施概要】

学校で学ぶ場所は教室だけではない。SSR(スペシャルサポートルーム)で学ぶ児童生徒が、自ら学ぶ環境を自分たちの手で作りたいと声を上げた。

中学生諸君
コーディネータからヒントを得ながら、君たちの学びの部屋をレイアウトせよ。
さて、選んだソファを君たちの学校の体育館にできるだけたくさん保管するとしたら、いったい何台のソファが置けるのか?使えるのは、5メートルメジャーと紙テープ、計算機のみ。この課題をクリアできたなら、このソファは君たちのもの。
児童生徒が課題に挑みながら自分たちの部屋を作る活動を通して学ぶ。

*広島県教育委員会は、不登校等児童生徒への個に応じた支援を行うための校内適応指導教室であるSSRを設置している。

小学生諸君
大きな大きなソファ。このソファの一番長い部分の長さと、重さを測れ。使えるものは、教室にあるものだけ。長さを測る物差しや、重さを測る重量計は使用不可。
先生を抱えて重さを比べたり、手を広げて長さを見積もったり。子どもたちのアイデアと行動は課題をクリアしたのだろうか。

【報告動画】

Play Video about LEARN with NITORI@広島県『体育館にこのダンボールなんこおける?』
Play Video about LEARN with NITORI@広島県『体育館にテーブルは何脚おける?』
Play Video about LEARN with NITORI@広島県『体育館にこのソファーは何台おける?』

【実施期間】

中学校:2021年10月 6日 コーディネート授業
    2021年10月15日 測れ!プログラム

小学校:2021年10月7日 測れ!プログラム

中学校
2021年10月 6日 コーディネート授業
2021年10月15日 測れ!プログラム

小学校
2021年10月7日 測れ!プログラム

【実施場所】

中学校:広島県安芸郡熊野町立熊野中学校
    広島県呉市立吉浦中学校

小学校:広島県福山市立新涯小学校

中学校
広島県安芸郡熊野町立熊野中学校
広島県呉市立吉浦中学校

小学校
広島県福山市立新涯小学校

【対象】

広島県内の小中学生
*このプログラムは学校単位で行うため活動に関する募集は行っておりません。

共催:東京大学先端科学技術研究センター・(株)ニトリホールディングス