LEARN with NITORI 2024@静岡県熱海『たけのこの秘密に迫れ〜親子それぞれプログラム〜』
2024年4月13日(土)〜14日(日)

LEARN with NITORI竹の子
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活動報告

たけのこの秘密に迫れ 〜親子それぞれプログラム〜
2024年4月13日~14日@静岡県熱海市

土に覆われている小さな「たけのこ」はどうやって探せばいいのだろうか?
「たけのこ」は1日でどれくらい伸びるのだろう?
どの「たけのこ」が、一番伸びるスピードが速いのだろう?
「たけのこ」の形は、全部同じなのだろうか?
やわらかい「たけのこ」を、あの皮が付いた外からどう見極めるのだろう?
竹林に入って「たけのこ」の秘密に迫ってみた。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<子ども向けプログラム参加者より>
たけのこ掘るの楽しかった。根元に紫色のぶつぶつがあるのが不思議だった。また参加したい。お友だちもたくさんできて嬉しかった。自分が掘ったたけのこおいしかった。とっちゃん(父)とママがたけのこごはんをばくばく食べて嬉しかった。おいしいのを獲ったねと言われてとっても嬉しかった☆(小2 東京都)

このたけのこ掘りに参加してみて、自然の中でしか学べないことを学べたことがたくさんあった。自然の匂いをたくさん感じられました。自分で選んだマイたけのこが次の日にどのくらい成長しているか楽しみでワクワクした。最初はたけのこの上だけが少し出ていたけれど、掘ってみたらすごく大きくてびっくりした。大満足だった。そして、たけのこが生えている土の中の見えない世界はどうなっているのか知りたくなりました。(小4 埼玉県)

行く前はドキドキしました。外出したときのごはんが来るまでの時間や電車の時間など暇な時間にゲームをしたくなるけど、たけのこプログラム中はどういうわけか全然使いたいとおもわなかった。寝る前もYouTubeをいつもは見るけど、見たいと思わなかった。それは集中してできていたからだと思います。(小4 東京都)

自分がとったたけのこは、スーパーで売っている普通のたけのこの2倍美味しかったです。実は、始めはとても緊張していて、「やっぱり行きたくない」と言う気持ちもありましたが、最終的には楽しい気持ちでいっぱいでした。(小5 東京都)

一番楽しかったことはたけのこ堀りの斜面に足場を作ってくわで掘ったこと。途中までは一人でやって知り合いのお父さんに助けてもらって、くわを入れるところはひとりでできた。でかいたけのこだったので、のびる量も大きかったと思う。斜面に生えていたけど一番おいしそうであのたけのこが一番いいと思った。大きいたけのこは小さいたけのこに比べて、硬くて美味しくないと聞いて知っていたけど、最悪美味しくなくても、お母さんに美味しいから食べてと言って食べてもらって「硬くておいしくない」と言ってほしかった。失敗してもあの大きいたけのこがよかった。実際大きいたけのこを持って帰って食べたらやわらかくて美味しかった。あれ、美味しいと思った。チームリーダーがやりたいことを言ったらいいよと言ってくれて嬉しかった。大体ダメだと言われることが多いけど、否定されなかったのでやりやすかった。気持ちも楽だった。また参加したい。(小6 大阪府)

<保護者向けプログラム参加者より>
学校での生活のなかで、ルールを守らない子や皆と同じように動かない子がいると、イライラしたりソワソワしてストレスを感じることがあるようです。けれど、今回は個性豊かな子供たちが集まって過ごすなかで、特にストレスを感じている様子もなく、楽しく過ごすことができていました。周りの大人たちが、自由に過ごす子供たちをうけいれている様子を感じて、安心して活動できたのかなと思います。こういう体験が、もっと日常的にできるといいと思いました。(小3保護者 静岡県)

今回のイベントを通じたくさんの気付きを得たようで、帰宅後息子は大きなパニックを起こしていません。私も体験前と比べおおらかに構えられるようになった気がします。私自身も、先生方や他の親御さん、お子様方を見て自分を省みるよい時間となりました。本当にたくさんお世話になり、どうもありがとうございました。(小3保護者 東京都)

子どもの視座が大きくかわる二日間でした。「自分だけが違う」と感じて学校を離れた彼ですが、二日間多様なキャラクターの中に置かれたことで本当に「自分だけが違う」のか?そう思う気持ちは何なのか、うまく言葉にできませんが立ち止まり考えていたように思います。(小4保護者 東京都)

いつもはプログラムに入る前に気持ちが整わず会場にすら入れなくて帰ることがほとんどです。会場に到着して早々に、子どもの不安に押しつぶされそうな気持ちと、‘みんなと同じことをしたくない、自分の好きにしたい’というわがままにもとれる行動を、受け入れて解決してくださって、自分のたけのこを探しに行くというスタートラインに立てました。普段の子どもは、不安が強くストレスで攻撃的な言動をすることが多く、人に迷惑をかけないようにととても気を使いますが、全くそういうことがありませんでした。私もたけのこプロジェクトの空間で、緊張をゆるめて安心して過ごすことができました。そして、「失敗してもいいから自分が選んだ大きなたけのこを取りたかった!」とたくましい子どもになっていることにも気が付きました。花火を見ながら新しい友だちと話したり歌ったり、いきいきとしている子どもの様子を見て、私も幸せな時間を過ごしました。(小6保護者 大阪府)

 

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:東京大学先端科学技術研究センター・(株)ニトリホールディングス

LEARN with NITORI 2023 @ 東京都品川区『お屋敷の秘密を探せ ! 〜日本文化を学ぶ〜』『お屋敷でゆっくり、子育て作戦会議』
2023年5月13日(土)

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子どものためのプログラム『お屋敷の秘密を探せ ! 〜日本文化を学ぶ〜』
保護者のためのプログラム『お屋敷でゆっくり、子育て作戦会議』

LEARN with NITORI 2023 @ 東京都品川区
2023年5月13日(土)

東京都品川区にあるお屋敷の秘密を探せ!
1941年に建てられた6422平方メートルの広大な敷地にたたずむ2階建ての和風邸宅。
普段は非公開のお屋敷には、秘密がたくさん隠されている。
子どもたちは、どんな秘密を見つけたのでしょうか。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<子どものためのプログラム>
『お屋敷の秘密を探せ!〜日本文化を学ぶ〜』

普段入れないような所に入れたり、家の中の雄大な自然を歩き回ったり、普段やらないような事が出来てとても楽しかった。(高2 東京都)

気兼ね無く会話することのできる同年代と知り合えた志向荘における時間は大変貴重なもので、何事にも代えがたく、また、偉大な成功者である似鳥様のお話や、それぞれその道の探求者である堀田様や高橋様との体験も、見聞を広める意味で素晴らしいものであったと思います。(高3 東京都)

本当に楽しくて、自分の成長のためになったと思います。私は参加していた子供達とはあまり話す機会はなかったのですが、プログラムを支えてくださった大人の方々とは、たくさん話すことができました。気軽な会話で笑うこともできましたし、俳人の堀田さんとは最後に自分の将来のことについて少し深くお話をしました。また、音札作りや俳句作りも、文学が好きな私にとっていい経験になりました。(高2 東京都)

私は今日のプログラムから、世界と触れ合うときの心得を教えていただいた。音タグをつけたり、おもてなしを体験したり、作句して句会に参加したり、それらは全てその姿勢で世界と関わることで世界の新たな側面を知る行為だった。気をつけて少し姿勢を変えてみれば、日常生活でどれだけ気付きや邂逅を見逃していたかを思い知った。 (高1 宮崎県)

慣れないことばかりでつかれたけれど、あの後仲間ができて嬉しかったです。 俳句は感覚を出すのにちょうどよく、接客はちょっと大変でした。 似鳥会長の言葉でこれからに期待できたのも良かったです。(高1 神奈川県)

面白い出会いがあり普段学校では語れない事を沢山語ることができて充実した時間を過ごすことができましたし、感覚過敏があるため普段は出来るだけ感じ取らない様にしているものを、自ら感じようとする事で細かい音だったり空気を感じる事が出来てとても素敵な体験でした。(中3 神奈川県)

<保護者向けプログラム参加者より>
『お屋敷でゆっくり、子育て作戦会議』

今まで、不登校の子どもを持つ親の集まりや講演会へは何度も足を運んでいました。しかし、今回のように発達障害などを併せ持ち、その不器用さのために生きるのに不自由を感じている子どもや、我が子のようにギフテッドのために感じている大変さを共感できる場所ではなかったように思います。いつも、参考になるお話で良かった面も沢山あったのですが、何となくぴったりはまる感じでもなかったように思います。今回、初めて参加させて頂いて、保護者の方々のお話を何度も共感させて頂きながら伺いました。初めて、子どもの事を本当の意味で分かって下さる場所を見つけたと感じると共に、私達だけじゃなく同じように悩みながら頑張っている方々がいるんだと嬉しく思いました。LEARNの方のお言葉もとても温かくて、親子で感じていた孤独感を癒やして頂き、また応援して下さる場所があるという安心感を頂きました。(保護者 神奈川県)

何の先入観も持たずに参加させていただいたので、様々な場面で、新鮮な思考と感情が生まれました。最近は誰かと向き合うことに徹してしまい、自分自身と向き合うことが出来ずにいましたが、他の保護者の方やスタッフの方のお話を伺う中で、自分の子供時代や娘達と過ごしてきた日々、子育てを通しての経験を振り返ることが出来ました。子供達と一緒に俳句の授業を受け学生に戻ったような気分になったり、堀田先生の誠実で丁寧な言葉に触れ、心が温かくなりました。子供達が紡いだ、オリジナリティ溢れる俳句。5・7・5の中での一人一人の自己表現と、保護者の皆さんのお子さんを見守られる姿に、胸が熱くなりました。真っすぐ、ありのままに子供達と保護者にお話しして下さる似鳥会長と高橋先生の姿勢にも、感激しました。そして、あのような素晴らしい和風建築や美術品を身近に感じられる時間を過ごさせていただけたことは、本当に有難いことだと思いました。「本物」や「価値」の意味を知る時間になりました。新しい世界や価値観に触れたいという好奇心からの応募でしたが、娘と一緒に一歩踏み出して、本当に良かったです。(保護者 神奈川県)

 

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

 共催:東京大学先端科学技術研究センター・(株)ニトリホールディングス

 

LEARN with NITORI@山口県美祢市『人の力と機械の力 〜これからの働き方〜』 石灰石を運んでみて巨大な働く車の凄さを知ろう
2022年9月4日

LEARN with NITORI@山口県美祢市
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『人の力と機械の力 〜これからの働き方〜』
石灰石を運んでみて巨大な働く車の凄さを知ろう

2022年9月4日@山口県美祢市

当たり前のように立っている鉄筋コンクリートのビル。その材料となるのは、セメント。
膨大な量のセメントを作り出すためには、想像もできないほどたくさんの石灰石が必要になる。
石灰岩の鉱山の中で、石灰石を自分たちの力で運んでみる。
とても重たくて、気が遠くなる作業。みんなで力を合わせてもほんの少ししか運べない。
「人の力」だけでは到底補いきれない仕事には、人の力が生み出した「機械の力」の出番だ。
初めて目にするそのあまりにも巨大なダンプカーに、目を丸くする子どもたち。
「機械の力」の仕事量は、いったいどれくらいなのか?!
「人の力」と「機械の力」が合わさって、この社会がつくられていることに思いを馳せる。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

日頃入ることのできない、場所に、入ることができ、貴重な経験をさせてもらえて、とても、ありがたかったです。機械などを使わないで、みんなで1トンもの石灰岩や、石灰石を運ぶことにより、機械の、力や、大切さを、改めて、感じることができたのは、とても、良かったです。(中3 山口県)

石灰石を拾えて嬉しかった。石灰石がたくさんあり、驚いた。機械は大きかった。運べる量を聞いた時に、人と比べ効率が違うことがわかった。(中2 山口県)

貴重な体験ができてよかった。
特に鉱山には普段は立ち入ること自体ができないのでそれも含めて貴重な体験だった。(中2 東京都)

友達がたくさんできて楽しかったです(鉱山めちゃ深くてビックリしました) (中2 山口県)

ダンプカーに乗った
高さが高かった
車体の下に潜り込んで観察した
パイプがあった
全てがでかい
かっこいい
暑かったけど、暑い感覚を忘れていた
忙しいと、感覚を忘れる
現場仕事は絶対向いていないと思ったけど 絶対無理ではないことがわかった(中1 広島県)

石灰石は今でも大切にしています。(小6 福岡県)

(小5 広島県)
(小5 広島県)

— 保護者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

段、ゲームとYouTubeの話以外はあまりしてこないのに、掃除と石灰石運びのお仕事は、得意げに答えてくれました。石灰石をたくさん頂いたので、3個飾って残りは庭に置いておこうかと提案すると、「僕には全部宝物なのに、大人は全部自分の都合のいい様に考えてる!」と烈火の如く怒られました。今回も、様々な方々・企業の協力に驚くと共に、応援して下さっている事に力を貰えました。親子共に貴重な経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。(小6保護者 福岡県)

最近新しい事にチャレンジする事を嫌がっており、今回も乗り気ではなかったのを、絶対面白いと思うよ〜今日締め切りだし!と少し強引に応募したのもあり(決まってからは他の活動報告の動画を見て楽しみにしているようでしたが)、どんな顔で戻って来るかと心配でしたが、初対面の子と話している姿に、ほっとしました。コンクリート工場の体験も、こうやって体験しながら学ぶことの方が、学校で机に座って勉強するより合ってるんだろうなと、生き生きしてるなと改めてと感じました。貴重な体験をさせて頂いて、ありがとうございました。またぜひLEARNのプログラムに参加させて頂きたいと思います。(中2保護者 山口県)

山で夢中になって石灰石を集めた話、聴かせてくれました。楽しかったことが、すごく伝わってきました。連れて行ってやることができない場所。帰りにGoogleマップで見せてくれました。帰ってから、早速、石灰石のよごれをとり、着々と何か作業を始めています。好きなことと、バッチリはまった今回の企画は息子の好きを後押ししていただき、感謝しています。ありがとうございました。(中2保護者 山口県)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:東京大学先端科学技術研究センター・(株)ニトリホールディングス
協力:山口県新たな時代の人づくり推進ネットワーク(山口県・山口県教育委員会・(公財)山口県ひとづくり財団 ほか)、
   UBE三菱セメント株式会社

LEARN with NITORI@神奈川県 箱根町『昆虫学者と森を歩き、生き物とコミュニケーションする!』
2023年10月15日

LEARN with NITORI@神奈川県箱根町
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『昆虫学者と森を歩き、生き物とコミュニケーションする!』
2023年10月15日 @神奈川県 箱根町

【報告動画 Coming soon】

昆虫や生き物が、好きで好きでたまらない子どもたちが、箱根の森に集まった。
普段は、「好き」や「興味」を心ゆくまで誰かと語り合ったり、調べたりすることはなかなかできないけれど、ここに来たら好きなだけ語り合え、驚きあえる仲間がいる。
自分の納得が行くまで歩きまわり、調べることができる。
そして、自分たちよりももっともっとたくさんの知識と経験を持っている専門家たちがいる。
仲間と、専門家の先生たちと一緒に、森を歩き、そこで暮らす虫たちとコミュニケーションをとってみよう。
ワクワクが詰まった森の中で、いったいどんな発見があったのだろう?

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

他の参加者はみな年上の方でしたが、一緒に昆虫採集する時間はとても楽しかったです。アサギマダラの飛翔を野生で見たのは初めてです。他の参加者からはアカタテハをプレゼントしてくれてとても嬉しかったです。みんなのプレゼンも面白いものばかりで、それぞれ得意分野があり、より探究していくところがすごいなと思いました。いつもの学校では経験できないことだらけで、もっと採集したり昆虫の話をしたかったところは、心に残ったことではなく心残りでした。(小3 神奈川県)

最初は泣きそうなくらい緊張して、来なければよかったと思ったけれど、時間がたつにつれて慣れてきて、途中からすごく楽しくなった。生き物採集ではクスサンが採れてとても感激した。発表は言いたいことを言えて大満足している。他の参加者のプレゼンが生き物について詳しくて凄かった。自分の名刺を渡そうと思っていたけれど、活動が楽しすぎて忘れてしまった。また、みんなに会いたい。(小3 東京都)

養老さんと小林さんと蛾とか植物を顕微鏡で見たり、ラオスの蛾の話をしたり、虫とりをして楽しかった。(小4 千葉県)

初めてオオカマキリをさわれたこと。カマキリにさわる機会が今までほとんどなかったので嬉しかったし飼いたいと思った。雨が降って寒かったけれど、とても楽しかった。同じように昆虫が好きな人は学校にはいないので、好きなだけ昆虫の話をできたことが嬉しかった。またみんなと会いたいです。(小4 東京都)

一番印象に残ったのは、顕微鏡で蛾の毛を見たことです。動物の毛のように見えて面白かったです。また顕微鏡のサイズが大きくて驚きました。標本の数が多かったのも驚きました。(小5 埼玉県)

1番心に残ったことは「広くない広場」に苦手なキノコがあったので逃げたこと。2番目はとったことのないコガタコオロギをとれて嬉しかったこと。3番目はもう1人の「広くない広場」に入らなかった(自分はキノコが生えてたから入らなかった)子からツユムシをもらって嬉しかったこと。4番目はみんな虫のことを知っていて気楽にいれたこと。みんな、蛾の話をよくしていたので蛾にも面白そうだなと興味を持てた。(小5 埼玉県)

自分が知らなかった生物のことを他の子から聞くことができて、とても楽しかったのと自分の好きな生物をみんなに伝えることができた。ルリタテハを初めて生で生きているものを見られたことが印象に残りました。(中1 東京都)

カナヘビを捕まえられて嬉しかった。家でもカマキリを飼っているけど野生のカマキリを捕まえられて楽しかった。養老先生の別荘が広くて、木にクワガタとセミの木の模型があって凄かった。仲良くなった子と帰ってからもLINEで会話して虫の話で盛り上がった。また行きたいです。(中1 東京都)

LEARN with NITORI@神奈川県箱根町

まわりに虫が好きな友達がいないので、虫好きなメンバーと参加できたことが良かったです。標本と顕微鏡を見せてもらえたことがいちばん印象に残っています。(中2 埼玉県)

ものすごい標本の数があってとても驚いた。顕微鏡で目では見えない細かいとこまで観察ができて楽しかった。採集したかったクロルリトゲハムシを持ち帰ることができて嬉しかった。みんなの発表で絵がとても上手い人がいたり、花の写真をたくさん撮影している人などがいて、好きなものの熱意を感じてとても刺激になった。(中2 埼玉県)

応募の質問をきっかけに自分のことを深掘りしたり、プレゼンの準備、出発準備など家に帰るまでいくつものハードルがありました。一つ一つ乗り越えたことでわくわく、ハラハラ、ドキドキ、うきうきなど色々な感情が芽生え、生きている実感が味わえました。翌日に思い出しながら、達成感がわきあがってきました。今回、達成できなかったこともあるのでリベンジしたい気持ちも少しあります。一番心に残った出来事は、地衣類を顕微鏡で拡大して見たことです。緑色のブツブツした物が付いていたり、虫を取り込んでいる所が見えて感動しました。養老先生が「地衣類面白いね」と言って気に入って顕微鏡を覗いている姿を見ながらよかったと思いました。ありがとうございました。(中3 東京都)

自分一人でよく知っている方が誰もいない場所へ遠出するということが初経験で、1週間以上前から緊張していました。振り返ればこれはこれで良い経験でした。皆さんのプレゼンは、僕が詳しく知らない分野を深掘りされていて、薄く広く手をつけている僕としてはとても興味深かったです。昆虫館の甲虫を集めた標本箱や顕微鏡、昆虫関連の書籍など、昆虫研究の「本物」に触れられたのもとても良い経験でした。昆虫採集はみんな自由にやっていて(自分が一番自由にやってたかもですが)、元気さについて行けないところもありましたが、小型昆虫などはそれなりに見つけられ、写真も撮れた(あまり良い写真は撮れませんでしたが)ので良かったです。貴重な機会をいただきありがとうございました。(中3 神奈川県)

今回はとても楽しかったです。何より養老先生に会えたことが1番嬉しかったです。テレビや本などで見たり聞いたりしていましたが、身長や話し方、雰囲気など実際に会ってみて分かることも沢山ありました。僕の絵を貰ってくれたり、ためになるお言葉も聞かせていただいてすごく貴重な体験でした。プログラムの中で仲良くなった子もいて沢山の人と関われるいい機会でした。発表の時間も色々な話を聞けて、とても面白く興味深いものでした。虫取りの時間も大きい蛾やカタツムリ、カマキリなど僕の住んでいる地域ではなかなか見れない生き物に沢山出会えてすごく楽しかったです。(中3 北海道)

— 保護者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

不登校で分離不安がある息子は、自宅での留守番も難しく、コンビニの駐車場でも親と離れることが出来ません。今回、子どもだけでの参加でしたので、とても心配していました。LEARNのコンセプト、企画の内容がとても魅力的で息子自身が参加したいと希望したので、挑戦しました。また、息子もプレゼンの準備を進めるにつれ、自信と期待に変わっていきました。参加中、気もそぞろな両親でしたが、プロジェクトから戻ってきた息子が、満面の笑みで「めっちゃ楽しかったー」という声を聞いて、安堵しました。用意したほどプレゼンで発言できなかったり、参加者ともっと雑談したかったようですが、息子は大満足していましたので、親としては何よりのお土産でした。(小3保護者 東京都)

参加前は苦手な人前での発表があるということもあり、だいぶ緊張している様子でした。プログラムの後は、とにかく楽しかったと連呼しており帰りのバスの中でも他のプログラム参加者の方とずっと話が弾んでいたようでした。家でもプログラムの話をたくさんしてくれましたが、普段は知り合えない生物好きのいろいろな子と知り合えたことが本当に楽しかったようです。学校では生物の話をしたいけれども隠したり抑える必要があるのにプログラムでは好きなだけ話すことができて本当に嬉しかったようです。(小4保護者 東京都)

同じ「昆虫採集」でも、普段所属している自然体験スクールで興奮して虫とりをし熱弁を振るう様子と違って、今回は等身大で自然な感じで戻って来たものの、相変わらず虫に集中している様子を見て、その場に馴染んでいる印象を受けました。楽しめたのか聞くと、超楽しかったよ、と。「みんな超虫に詳しくて、いつも学校などで「この虫は何?」と聞かれて「またか…」と思うやりとりがなくて、みんな当たり前に当たり前の虫のことを知っていたから普通でいられた。」という言葉が印象的でした。ラオスに3年後行けたら行きたいという話も聞き、学校を超えた虫活をしている近い年代の子供たちの活動のコミュニティが今回限り、国内限りでなく続いて行けたら、そこが社会性や知的好奇心を伸ばす「学校」のような存在の一つになってくれるのではないかと学校や進路に悩む親としては願います。(小5保護者 埼玉県)

生物にとても関心がある娘ですが、同年代ではなかなか共有できる仲間を見つけることが難しかったのですが、このプロジェクトに参加し、生物好きで研究熱心な仲間と出会え、多くの刺激を受けられて非常に嬉しそうでした。(中1保護者 東京都)

プログラムに参加が決まり、最初は発表することへの苦手意識が大きい様子でしたが、資料を作ったり、読む練習をしたりと準備を進めていくと、苦手意識よりも楽しみな気持ちの方が大きくなっている様子でした。高速バスに乗車するもの初めてでしたが、必要なサポートはしつつ子どもだけで向かうことができ今後の自信に繋がる良い体験となりました。プログラム終了後はとても充実した表情で内容を教えてくれました。発表の時間に関して「とてもスライドが凝っていた子がいた」「絵がすごく上手な子がいた」「植物にそうとう詳しい子がいた」など、他の参加者のお話に良い刺激を受けた様子でした。好きなこともっと知っていきたい、自分も負けれられないなという良いモチベーションに繋がりそうです。とても良い機会を作って頂き本当にありがとうございました。(中2保護者 埼玉県)

三度の飯より生きものが大好きだけれど、コミュニケーションが苦手で不安やダメージを受けやすい息子にとって最高にチャレンジできるプログラムでした。知らない人の中に単独で参加しプレゼンまでするのは、彼にとってとても大きな冒険でした。参加が決まってからは緊張の日々で色々なことが手につかない様子もあり、直前には弱音も聞こえ、「このチャンスに挑戦しなかったら君はいつ、どこで、どんな時にチャレンジするんだい?」と話すと「だよね…わかっちゃいるんだけど…」と葛藤している様子でしたので、とにかく(緊張で)熱を出さずに当日を迎えて出かけて欲しいと内心ドキドキしていました。どんな顔で帰ってくるかなと思っていましたが、帰宅した表情が明るく「楽しかったよ~」と聞いて嬉しく思いました。本人から当日の様子について多くを語られることはないのですが、大きな挑戦の翌日も元気に過ごしていたので反動がないというだけでも楽しかったことが伝わりました。母としては荷物を背負って知らないところへ家から一人で参加し「行ってみたら大丈夫だった。やれた。」という成功体験につながったことが嬉しく、この経験がこれから彼の成長にどのように生きてくるのか楽しみです。(中3保護者 神奈川県)

 

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:東京大学先端科学技術研究センター・(株)ニトリホールディングス

LEARN with NITORI@京都府 京都市『對龍山荘プログラム〜日本庭園の秘密に迫る〜』『對龍山荘プログラム 〜沈黙を通して学ぶ子育て〜』
2023年10月7日

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若者向けプログラム『對龍山荘プログラム 〜日本庭園の秘密に迫る〜』
保護者向けプログラム『對龍山荘プログラム 〜沈黙を通して学ぶ子育て〜』

2023年10月7日 @京都府 京都市

【報告動画 Coming soon】

100年もの時の流れを見守ってきた日本庭園で、沈黙の時を過ごす。
静かに目を閉じ、耳を澄ませる。
何が観えるだろう。何が聞こえるだろう。
若者たちは、100年の時に、庭園と共にあった人々に、思いを馳せる。
大人たちは、普段の子育てを、穏やかに、ゆっくりと振り返る。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<若者向けプログラム参加者より>
僕は今までにいくつかの日本庭園を見てきましたが、あれほどの自然の中にあり、見てきた中でも比較的小さな土地の中で日本庭園を作れるというのがすごいなと思いました。庭師の人に聞いてみると手前側の樹木は、背丈が低く奥に行くにつれて背丈が高くなる庭の作り方をすると庭園が広く見えることや、隣の敷地にある木や山とうまく同化させて広く見させたり、あえて縁側の下に小さな滝を作ってその音であたかも奥にある滝がとても大きいように見せるなどといった工夫が一つの庭の詰まっているということを知ってすごいと思いました。あと45分間何もしゃべらないと、滝の音や木の揺れる音などを楽しむことが出来ました。日本庭園は水が欠かせないということも知ったし、滝の音の方が自動車や人の声よりも大きかったのにうるさいなんて全く感じませんでした。そのときは、自動車の音や人の声などがあまり聞こえませんでしたが、滝を止めてみると自動車の音や人の声がきこえてきてうるさいと思いました。後で聞いてみると自動車の音や人の声はノイズというもので、そのノイズというものを聞こえにくくするにはホワイトノイズというものを流すと聞こえにくくなるらしく、ノイズは大きくなると人の嫌がるものだがホワイトノイズは大きくしてもそこまで気にならないということも教えてくれたので理解できました。建物の下が清水寺の舞台の様に木の枠組みみたいになっていてかっこよかったです、色々な美術品も見られてとてもいい経験になりました。(小5 東京都)

沈黙の時は、ずっと同じ場所にいました。同じ場所にいると、目と脳が、勝手に新しいものを新しい情報を探してました。その事に気づいても、人が来たり、風が吹いて木々が揺れたりすると、目が動いていました。ずっと同じところを見つめるのがこんなにも難しいことなのだと初めて知りました。日本庭園を歩いているときも庭師さんが教えてくれる新しいことや、初めて見る風景などを見ていると、これが私にとってのものすごい情報なんだな。と思いました。もう一つ、感じたことは、森や、山などを見ていると、木々一本一本を見ているのでは、なくて「森」として、まとめて見ていて、日本庭園は、木や、苔その他の植物や生き物を一本一本一匹一匹見ていることに、気が付きました。沢山の新しいことを見つけられてとても楽しかったです。(中1 千葉県)

私は今まで日本庭園は人工的だと思っていたのですが、今回のプログラムを通して日本庭園とは、自然と調和し、30年後の未来にもその姿を残していくものであると感じました。日本庭園を無言で1時間過ごした際には、せせらぎや葉擦れなどの音が聞こえてきて全ての音に無駄が無く、完璧に感じました。また、私は緊張しやすいのですが、今回のプログラムではあまり緊張せず参加でき、多くのことを学ぶことができました。(高1 大阪府)

お庭をまわる時、自分の中の最大の「素敵」で溢れていて泣きそうだった。少し泣いていた。こんなにも鮮やかな景色や音や匂いがあるんだと、前までの私が見えていたものがまた見えてきた。大好きな光がいっぱいあった。(大1 神奈川県)

お庭は「ちいさな地球」でもあるということがとても印象的でした。自分自身の中にある感覚を研ぎ澄ませて「感じる」「考える」沈黙の時間は、なんだかすこし心が軽くなって自分のペースで歩んでいいと思い出せたような気がします。(22歳 京都府)

<保護者向けプログラム参加者より>
特に心に残ったことは、2つあります。1つ目は、私個人としては、素晴らしい環境の中でたくさんの保護者の方々や先生と子育てについて話す時間や懇談の時間をいただいたことで、大きな安心に包まれたことです。さらに、その後、1人で沈黙の中で過ごす時間もいただき、その両方の時間があったことで、自分のいろいろな気持ちに気づいたり、整理することができました。2つ目は、保護者としては、普段文化財や庭園などの説明を伺うような場面では、参加メンバーによっては、娘の感覚過敏の症状が出てぐったりしてしまうため、参加を諦めることが多いのですが、今回のプログラムでは娘が自分でうまくコントロールして、自分の意志で最後まで参加できたことです。大変成長を感じました。娘はマイクを使ったお話が苦手だったり、突然体当たりされそうになる度にビクッとして苦しくなったり、具合が悪くなってしまうので、正直今回も難しいかなと心配しながら見守っておりまさかたが、魅力的なプログラムへの熱い気持ちからか、他の参加者の方々が見本を示してくださったからなのか、娘なりにうまく距離を取れたり、自分が整うまで自由に庭を歩いたり、ただずんだりしたようです。うまく自分をコントロールし、自分のご機嫌をとれていたように思いました。母子では苦手な刺激は回避するしかなかったので、このプログラムへの参加グループでの学びの機会となり、大変ありがたく思いました。(小5保護者 滋賀県)

日常のあまり注目しないことにじっと向き合い、見たり聞いたり感じたりすることが初めてでした。学校はもちろんのこと、子育てでも何かをさせることばかりしてきた自負があったので、意味のある時間が過ごせました。これからの人生に残る経験になったと思います。(高1保護者 京都府)

建築物や庭園を見ることで、時代を超えてそれらの方々と繋がり合うことが出来る様な不思議な感覚、幸せな時間でした。また45分間の時間の中で自分にとって心落ち着く場所で過ごすという何とも贅沢な時間をいただきました。特に子育て中は常に何かをしながら先々の何かを考える、ゆっくりと立ち止まり振り返る時間も持てずに何かに追われる日々です。その様な中から少し解放され、私は改めて幼少期のことを思い起こしていました。小さい頃、私は祖父母と同居しており、庭園のある日本家屋の中で育ちました。いつまでも空や庭の植物を眺めていた、時々、縁側の陽だまりの中でうたた寝しながら時間などを気にせずに生きていた日々。思い返せばその様なゆったりとした時間が今の私を育て、自らを支えている様にも思います。同時に我が子達にも同じ様な時間を持たせてあげられているか、私は知らず知らずに子供達から自由を奪い、縛ってしまっているのではないかとの反省もさせられました。この度、多感な時期に入った息子を京都の素晴らしい文化財に触れさせてあげることが出来たことは本当に良かったと思います。貴重な機会を与えて下さりありがとうございました、心より感謝いたします。また機会があれば参加させていただけたらと思います。(小5保護者 東京都)

非日常な場所でゆったりとした時間を過ごせたことはとても貴重な経験だったと思います。一緒に参加した息子は庭園や建築物に興味がないと思っていましたが、いろいろな疑問や知りたいことが溢れてきてそれをどんどん質問していて、意外な面を見ることが出来ました。単に、私が勝手に興味がないと決めつけていただけなのかもしれません。庭園や歴史的建築物の保存や維持がいかに難しいかを目の当たりにし、次の世代へと引き継いでいくにはどうすればいいのかを私たち大人が真剣に考えなければいけないのだと思いました。またこのような機会があれば参加したいと思いました。(高1保護者 京都府)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから
『對龍山荘プログラム 〜日本庭園の秘密に迫る〜』
『對龍山荘プログラム 〜沈黙を通して学ぶ子育て〜』

共催:東京大学先端科学技術研究センター・(株)ニトリホールディングス

LEARN with NITORI『アルバイトって何? 〜働くことを通していろいろ考えてみよう〜』

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『アルバイトって何? 〜働くことを通していろいろ考えてみよう〜』

働くってなんだろう?
いつかは向き合わなければならない時が来るのは分かっているけれど、
なんとなく自信がなかったり、不安だったり。。。
アルバイトにチャレンジしようと思っていても、その一歩がなかなか踏み出せない。
そんな子どもや青年たちの悩みに一緒に向き合い、アルバイトを体験してもらうのが、この「働くプログラム」。
世の中にはいろんな働き方がありますが、
このプログラムではニトリ店舗での働き方を体験してもらい、
働くことへの一歩を踏み出すことに繋げていきます。

【これまでに実施したプログラム】

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<LEARN with NITORI@東京都北区3 2023年2月16日・17日 @ニトリ 赤羽店>

同世代の人たちの話を聞くことができて楽しかった

今回のアルバイトをしてみて良かったことは、アルバイトを高校になってからやってみたいと思えるようになったことと、開店前のニトリのバックヤードに入れるという貴重な経験ができたことです。最近、年齢が上の人たちと接する事が多く同世代の人たちと接する機会が少なく、今回の企画で久しぶりに同世代の人たちがどのような事をしてどのような考えをしているかを聞くことができて楽しかったです。(中3 東京都)

労働の大変さを思い知った

今回働いてみて思ったこととしては、やはりお金は大切だということです。私たちは毎月貰うお小遣いや、お手伝いをして貰うお小遣いを受け取っています。しかし、それは当たり前では無いのです。私たちは、私たちの両親が働いているから生まれるお金を分けてもらっているに過ぎずません。そのため本当の意味で自分たちで働いてお金を受け取るという行為をしたことがないのです。そのため今回働いてみたことで、労働の大変さに着いて思い知り、常日頃から働いて私たちを養ってくれる両親に、そこで生まれたお金に感謝をしていく必要があると思ったのです。(中2 東京都)

緊張したけど楽しかった

ニトリに行く前はバイトが初めてだったので緊張したけど、実際に行ってみたら品出しとか段ボールから商品を出したり商品を探したりして楽しかったです。また朝7時に出ることは今までなかったので早く起きて家を出ることが今回できた。今回は体験のチャンスをくれてありがとうございました。(中3 東京都)

<LEARN with NITORI@宮城県仙台市 2023年1月25日・26日 @ニトリ 仙台松森店>

・思ったより自分の頭の回転が遅かったので反省
・でも時間をかければ修正はできそう
・一度説明を聴いて覚えるのが難しかった
・単純作業が自分に向いていると感じた
またやりたい (高2 宮城県)

今回はとても学ぶ事ができる活動でした

袋から物を取り出す作業や、掃除、ネジ締め、品出しなど、単純作業の積み重ねが、この社会を支えていると再確認し、とても充実した2日間でした。またやってみたいと思っています。(中3 宮城県)

働いてお金をもらうのはとても大変だと思った

今回初めてアルバイトをしましたが、大変でもあり楽しかったです。開封作業で大変だったのは、商品を傷つけないようにカッターで開封するのが怖くて大変でした。次に、楽しかったことは品出しです。商品のバーコードを読み取って場所の確認をして品出しをするのが、難しかったけど楽しかったです。今回のアルバイトに参加して、働いてお金をもらうのはとても大変だと思いました。でも、とても良い経験をさせてもらいました。(中1 宮城県)

<LEARN with NITORI@東京都北区2 2022年11月24日・25日 @ニトリ 赤羽店>

どんな作業でも工夫を凝らして丁寧にやることが大切だと分かった

今回の体験を通して、様々なことを学ぶことができました。職場では身だしなみや安全面にとても気をつかっていて、どんな作業でも工夫を凝らして丁寧にやることが大切だとわかりました。今回は店舗の売場の把握と品出しその後展示品の乾拭きをやらせていただきましたが、ニトリさんには色々な商品が置いてあることがわかりとても楽しかったです。最初は初めての経験でうまく出来るか不安と緊張をしましたがみなさんが優しく、進んでいくうちに慣れていきました。今回学んだことを自分の将来の生活に活かしていきたいと思います。(26歳 神奈川県)

1000円の重みが分かった

はじめは緊張していたが、先生やみんなとコミュニケーション取りながら活動していくと2日目には緊張がなくなっていました。いままで何気なくただ買い物していたニトリさんやほかの会社でも裏で働いている人の大変さを身をもって感じることができました。今回は数日で数時間だったのでまだ働けると思いましたが、実際は毎日で今回よりも長い時間働くので1000円の重みがわかりもっと大切にしていきたいです。(中3 千葉県)

働くことに対して感じていたハードルが少し下がった気がします

二日間のアルバイト体験に参加したことで私の中にいくつか変化が起こりました。まず一つ目。今まで、自分は要領が悪いから働くのは難しいかもしれないと思っていました。しかし、意外と自分にも出来ることはあるかもしれないと思えたことです。一人で難しい作業はできないかもしれませんがその時は誰かと協力すればいい、そう考えられるようになりました。働くことに対して感じていたハードルが少し下がった気がします。二つ目の変化は人間と関わることに対する恐れが少し減ったことです。私は立場や役割がはっきりしている相手とのコミュニケーションはとれるのですが、そういったものが無い相手と関わることは苦手です。例えば医者と患者、教師と生徒、店員と客など役割がはっきりしている相手と関わる事はそこまで苦痛ではありません。しかしお互いの役割が決まっていない同年代の子と関わるのはかなり苦痛です。でも今回、同年代の子と一緒に働くことができました。少しだけですが、人と関わることに対して自信がついたと思います。こうした変化を起こせるような新しいチャレンジをこれからもしていきたいです。(高1 東京都)

— 参加者の保護者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

本人の自信につながったのではないか

1日目を終え、緊張や慣れないことの疲れからか、夜大泣きしていて2日目はどうなるかなと思いましたが、頑張って二日間出ることができたことが本人の自信につながったのではないかと思います。学校で授業に出させてもらえなかったりして家で過ごすことが多かった為、今回とてもいい経験になったと思います。このような機会をいただけてニトリの皆さま、先端研の皆さまに本当に感謝です。(中3保護者 東京都)

ありのままで受け入れられた経験

娘にとって初めてのアルバイト体験に出かけてゆく時、少しの緊張感を伴いつつもワクワク感の方が大きいように見えました。娘の話から、とても良い経験が出来たことを感じました。現在学校へ行けてないのはもちろんで、社会との関りが希薄になっている娘にとって、今回のアルバイト経験は社会を垣間見る貴重な時間でした。娘の心には人間不信、社交不安など克服すべきテーマがありますが、今回のアルバイト経験では、ウエルカムな場所で信頼できる大人達との出会い、ありのままで受け入れられた経験、工夫しながら楽しく作業が出来た経験、二日間頑張って報酬を得た経験、さらに前向きな発言(また行きたい)もあり、かけがえのない貴重な経験となったはずでプログラムに関わって下さった全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。(高1保護者 東京都)

<LEARN with NITORI@福岡県福岡市 2022年11月9日・10日 @ニトリ 福岡空港店>

仕事は楽しくないものとばかり思っていたけれど

掃除をしたり、品出しをしたけど裏では、こんな事をしてたんだな、と改めて凄いなと思いました。品出しの時に、場所が分からなくてバーコードを読み取って探していたのですが見つからなかったので、同じ所をずっと探していたら、場所を教えてくれたので自分の仕事もあるのに優しいな、と思ったのとチームプレイがあるから仕事が速いんだな、と感じました。このプログラムに参加する前は、仕事は楽しくないものと、ばかり思っていたのですがプログラムに参加してみたら凄く楽しいものなんだなっと、思いました。ニトリの仕事を体験してみてこんな感じなんだなと、分かったのでこのプログラムに参加出来て良かったなと、思っています。(中2 福岡県)

自分の特徴と他の人の特徴を理解して働く

2日目の仕事では、最初は、1日目と同じチームだったので作戦を立て、効率的に作業を進められました。途中でグループの入れ替えがあったので前のグループで作った作戦を教えてそれを繰り返し作業すればいいと思っていました。しかし、それぞれのやり方があって、前のグループでやっていた作戦が合わない人もいました。今回のプログラムでは、自分の特徴と他の人の特徴を理解して他の人と一緒に働くと言うことはどういうことかイメージすることができました。(高2 福岡県)

仲間と一緒に働くことで新たな発見がある

このプログラムに参加して、一からもう一度社会を学びました。現在は、引きこもりで、何度も就職をしましたが、中々人間かんけいやコロナの中で体調を崩れてしまい、私でも心の中でわかっていますが、周りから、「まだ若いから、次があると」言われましたが、正直、いやでした。ですが、プログラムを参加して、初心者に戻って、心がけました。プログラムでは、ニトリの品出して、お客様が、わざわざ、自ら足を運んで下さって、本当に使って生活するんだと思い、やりがいを感じました。それから、仲間と協力し合い、それぞれのやり方(スピード、正確さ)違うことがわかりました。仲間とコミュニケーションをし、その商品は、どこにあるのか、かくにんして、わからない時、近くのニトリのスタッフに質問して、場所を把握することができました。仲間と一緒にやって新たな発見し、声かけ、色んな働き方がヒントがあると思いました。(成人 福岡県)

— 参加者の保護者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

何もかも新鮮で心に残る体験だったようです

「働くってどういうことか知りたいから、どこかアルバイトできるところないかな?」と息子から投げかけがあり、タイミングよく今回のプロジェクトを知り参加させていただきました。小学生の頃から学校にはなかなかなじめず、中学では入学式のみの参加で、次の日からは家から出ることができず、1学期はほぼ部屋で過ごしました。他の子と同じにはできないと自己肯定感も下がりっぱなしの息子でしたが、2学期からは「自分がやりたい」ことを小さく試しながら毎日をおくっています。そんな中での今回のタイムリーな企画が本当にありがたく思いました。高校生とバディを組んだこと、ニトリの社員の方や東大の先生の話を聞けたこと、ニトリのバックヤードに入れたこと、何もかも新鮮で心に残る体験だったようです。2日間では足りない、またやりたいな~、他のプロジェクトにも参加したいと話しています。息子の興奮冷めやらぬ話で印象的だったことは、「初日に一緒に場所を覚えた高校生が話すのは苦手みたいだったけど、字がめちゃくちゃ上手でスゲーと思った」と言ったこと。苦手なところを責めたりバカにしたりするのではなく、良いところをすぐに見つけてスゴイと尊敬できる。そんな息子を知れてうれしく思いました。(中1保護者 福岡県)

「仕事をする」ことを前向きにとらえることが出来たようです

体験させていただきありがとうございました。聴覚過敏がひどく、ほぼ家にひきこもりがちの娘ですが、決まった時はハイタッチして喜んでいました。家の近くで行ったことのあるお店ということもあり、一歩踏み出すハードルがさがったようで、家でも準備の段階でワクワクしている様子が見られました。2日目は朝が早かったのですが、自分で起きることができ、元気に家を出る姿に、驚きと嬉しさと、たった1日での成長を感じました。県外から参加の子とお友達になることが出来、どうやったら会えるか、旅する計画をしているのもほほえましく思えました。普段はなにごとにも否定的に感じるところがありますが、今回のプログラムで「仕事をする」ことを前向きにとらえることが出来たようです。あまり人と話したがらない子ですが、先生方ともたくさんお話をできたようで、それも自信の一つになったようです。(中2保護者 福岡県)

<LEARN with NITORI@東京都北区1 2022年6月23日・24日 @ニトリ 赤羽店>

ちょっとした人生の一歩になりました

今回のLEARN with NITORIは僕にとってちょっとした人生の一歩になりました。一度バイトの面接に行きましたが、僕のことをただの労働力として見てくれなかったり、僕が使いずらかったら他の労働力を使うといった真意が伝わりました。正直僕は、世界はそうあるべきではないと思っていますが、世界を変えるつもりは無いです。でも自分を変えたいです。僕をただの労働力として見てくれないこの世界で、生きていく自分に成りたかったのです。でもトラウマもあったりして変えられなかったのですが、今回の体験を通して、変われやすくなりました。僕にとって今回の機会はバイトへの分厚い壁を崩す機会でした。なのでこの機会をくれたLEARNとニトリさんに感謝しています。そしてバイトの体験自体は楽しかったです。(16歳 東京都)

ただ仕事をするのではなく、考えながら仕事をする

今回のプログラムに応募しようと思ったきっかけは、自分の通う学校がアルバイト禁止で、今後おそらく体験するであろうアルバイトに不安があるためでした。アルバイト体験では、短い時間ではありましたが、働くことで得られる喜びというものを感じることができたのではないかと思います。自分が働くことで誰かのためになっているという実感や他者と協力し、一つの仕事をこなすによって得られる達成感、これらは今回のプログラムに参加しなければ得られなかったものだと思います。しかし、苦労した点も多く、ただ仕事をするのではなくこの仕事はなぜ必要なのか本当に必要なのかなど懐疑的になって考えながら仕事をすることや、他者とのコミュニケーションの重要性などにあらためて気づかされました。今後は、様々なアルバイトを体験して、自分の経験値として蓄えていければいいなと思います。(高3 神奈川県)

自分が思っているよりも、大人たちがすごく楽しそうに過ごしていた

ニトリの会社に来て、たくさんの大人が同じ場所で仕事して会議して食事をとっていたことが、すごく驚きだった。学校みたいだなと思った。でもやっていることは学校とは違って、会議室がたくさん埋まっていたり、お客さんに説明を行うスペースにも人がいて、社員さんには電話が頻繁に来たり、屋上では雑談をしている会社員の方がいて、会社のなかはつねに会話が活発なイメージがある。今まで、団体として行動している大人というのを学校の先生という規模でしか見たことがなく、学校では職員室などに隠れてしまいがちな大人たちの過ごし方が、明らかになったような気がした。以前参加したLEARNのプログラム時もそうだったけど、この企画で見えた大人たちは自分が思っているよりもすごく楽しそうに過ごしていた。(高3 東京都)

<LEARN with NITORI@大阪府豊中市 2022年2月28日・3月1日 @ニトリ 豊中三国店>

お客さんに声をかけていただいたことが嬉しかった

とても学びの多い2日間でした。貴重な機会をありがとうございました。特に、お客さんに実際に声をかけていただくことを経験できたのはとてもよかったです。実際には何もお役に立てず申し訳ない気持ちと、心構えをしているつもりでも、声をかけられるたびに緊張や驚きでいっぱいになりそうな2日間でしたが、それでも声をかけていただけたときのなんとも言えないありがたさは、あたたかくてうれしかったです。(20歳 京都府)

仕事の楽しさを体感することができた

私は今回、このプロジェクトに2日間参加して、1日目は、商品を運ぶ場所を探すのにかなり時間がかかっていた品出しが、2日目では、少し探す時間が早くなった。そのため、自分は成長出来たのだと思い、嬉しくなり、働く事の楽しさは、このようなものだと思い、仕事の楽しさを体感する事が出来た。また、私は以前、職業体験で働いた事があったが、その時は仕事を教えてもらってからは、基本1人で仕事をしなければならず、不安になりながら仕事をしていた。しかし、今回は、2人から4人で仕事していた事や、分からないことがあったら聞いてと言われていた事もあり、安心して働く事が出来た。(大1 和歌山県)

少し自信がついた気がした。(高1 愛知県)

アルバイト体験が始まると、不安や心配を忘れて、作業に打ち込むことができた

今回初めて「働く」ことをしました。アルバイト体験が始まる前は、できないことがあったらどうしようと心配になったり、言われたことをちゃんと出来ずに失敗したらどうしようと思ったりしていたけれど、アルバイト体験が始まると、不安や心配を忘れて、言われたことを一生懸命、集中して作業に打ち込むことができました。お仕事はとても大変で、特に商品を店内に陳列する作業が一番大変でした。初めての事で慣れない部分もあったけれど、今回のアルバイト体験で気づいた事、知った事などを今後、活かせるようにしたいなと思います。(高2 兵庫県)

仕事はとても考える作業なのだと身をもって知った

「働くということはそんなに堅苦しいものではない」と思っていたが、今回実際に働いてみると、大変さの中にやり甲斐、というよりは考える、考え続ける楽しさを感じられたように思う。仕事というと、負のイメージが語られることが多いかもしれないが、実際はただ己の体力のみを提供するものでもなく、とても考える作業なのだと身をもって知った。ニトリでは共に考え、共に創る、共に高めあうことが大切だと学びました。今までなかなか拭えずにいた、働くことへの躊躇が少なからず拭われた気がした。(19歳 大阪府)

LEARN with NITORI 2021 @北海道 十勝『氷で火を起こせ』
2022年1月29日〜30日

『氷で火を起こせ』
LEARN with NITORI2021

『氷で火を起こせ』プログラム
2022年1月29日〜30日 @北海道 十勝

雪が降り積り、あたり一面銀世界。寒い。火が欲しい。しかし、周りにあるのは氷と雪。
「氷で火を起こせたら」暖かいと思うが、そんな事ができるのだろうか?
この挑戦に、これまで多くの子ども達が挑み、凍えて帰って行った。
未だクリアされないこの課題に、今年も子どもたちが様々なアイデアを持って勝負に挑んだ。さて、今年はクリアできた子どもはいたのだろうか?

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

一人の方が自由に行動出来て、とても楽しかったです

帯広に来るときに、一人で飛行機などに乗ってきました。ひとり旅や、帯広のホテルに一人で泊まれることができるようになりました。そして、時間を守って一人で行動することができるようになりました。一人の方が自由に行動出来て、とても楽しかったです。これからも、日本国内や海外で講座があれば、一人旅をしながら参加したいです。(小5 秋田県)

一人だけでホテルに泊まるのは

初めてだったので最初は緊張しましたが、楽しかったです。火は起こせませんでしたが 、楽しい体験でした。(小5 北海道)

とっても楽しかったです

氷に火がつかなかったのは悔しかったです。(中略)氷をきれいに削っている人がいたり、みんなが色々な発想で火をつけようとしてたのが魅力的でした。またこういう機会があれば次こそ火をつけたいです。(中1 北海道)

(中1 北海道)
(中1 北海道)

作った氷は結局全滅だったけど

皆色々な考え方でやり方も違い、色々な工夫をしていて勉強になりました。物知りな人も居たのでいろいろ新しい事を知る事が出来ました。作った氷は結局全滅だったけど、氷柱を削って磨いた物があとちょっとの所まで光を集められました。それでもやっぱり火はつかなかったので少し悔しかったです。普通のレンズがどれだけ凄いか実感しました。また機会があったらリベンジしたいです。(中1 北海道)

物事の本質を見ることを忘れない

バケツで氷を作りました。 氷を取り出した時は上が5cmくらいと周りが3cmくらい凍っていてバケツの中心は凍っていませんでした。 凍っている部分は全て透明でした。 美しいくらい透明な思い通りの氷でした。 僕が考えた作戦通りに出来てすごいです。 (中略) 黒い紙より火をつきやすくする条件を得ました。 実際に中邑先生と虫眼鏡で試して見た時は、煙がずっと出ていました。 紙が燃えやすいという知識が思い込みとなって選択肢が減るかもしれません。 僕は思い込みではなくて物事の本質を見ることを忘れないようにしたいです。 湧き水を採りに行くとき、たまたま飼われている馬を 見つけました。観光用の牧場とかでしか見たことがなく、 こうやって私的で飼われている馬を見たことが ありませんでした。馬から近寄ってきてくれたので、 触ることができました。暖かく、ふわふわしてました。 (高1 茨城県)

(高1 茨城県)
(高1 茨城県)

— 参加した子どもの保護者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

成長を感じました

普段、同年齢の子と関わりが少なく緊張した様で疲れ切ってましたが、みんなで協力し合い課題に取り組んだのが良い経験になったみたいでした。家では、出来ない事が多い様な感じが強いのですが、外に出ると以外と一人でちゃんと出来るんだと成長を感じました。(中1 保護者)

自主的に行動していて、とても頼もしく感じました

プログラムの内容に興味があり、子どもだけで参加しました。準備から事務局への連絡、プログラム中の親への近況連絡など、自主的に行っていて、とても頼もしく感じました。LEARNのプログラムには、親子で何度か参加したことがあり、今回も参加できて嬉しく思います。子どもだけで宿泊を伴うプログラムは初めてだったので、少し不安はありましたが、楽しめたようで、とても良かったです。また機会がありましたら、ぜひ参加させたいです。(小5 保護者)普段、同年齢の子と関わりが少なく緊張した様で疲れ切ってましたが、みんなで協力し合い課題に取り組んだのが良い経験になったみたいでした。家では、出来ない事が多い様な感じが強いのですが、外に出ると以外と一人でちゃんと出来るんだと成長を感じました。(中1 保護者)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:東京大学先端科学技術研究センター・(株)ニトリホールディングス

LEARN with NITORI 2022 @東京 目黒区『自分だけの「視点」を手に入れよう。エリオット・アーウィットの写真に学ぶ』
2022年6月1日〜2日

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『⾃分だけの「視点」を⼿に⼊れよう。 エリオット・アーウィットの写真に学ぶ』プログラム
2022年6月1日〜2日 @東京都 目黒区

この世界は自分、だけじゃない、ことを学ぶ。

写真を通して「視点」を知るこのプログラムは、学校教育にはない大切な学びを含んでいます。
この世界は自分、だけじゃない。いろんな人がいて、いろんな見方、考え方がある、ということを学ぶこと。
それは、相手の立場で考えることができるか、
物事を俯瞰して捉えることができるか、につながる最初の一歩です。
このプログラムは、写真芸術という領域の学びでも、写真家として生きていくための学びでもありません。
誰より誰のほう才能あるといった功利的、商業主義的な学びではない。
自分ではない、他人にも「別の視点」があることに気づく。
そうして想像力や他人を想う力が豊かになることは、それぞれの人が、それぞれの人生を送る上で、
本来学校で教わらなければならない大切な学びの一つではないでしょうか。

あらゆる人生にLEARN

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

おもしろかった

あのようなしゃしんやかめらはあまりみないので、おもしろかったです。あといろいろな
しゃしんのみかたやとりかたもおもしろかったです。いろいろまなべたのでいいけいけん
になりました。(小6 東京都)

(小5 広島県)

写真をとる時の視点など考えたこともなかった

なので、⾃分以外の⼈の視点にたって撮ることはかなり難しく、満⾜いく写真が撮れなかったです。参加者の⼈の発表をきいて驚きました。配置や⾊などの組み合わせがとても綺麗なだけじゃなくて、発表してるときのどうしてこの写真を撮ったかなど説明がとても上⼿だったからです。相⼿に上⼿く思ったことを伝えられるようになりたいとおもいました 。写真についてもっと知りたいので写真展に⾏ったり写真の勉強をします!普段からカメラを持ち歩いて隅々まで観察して写真撮ろうと思います。(中3 東京都)

視点が感情を伝える

私はそれぞれの写真に視点で大きな差異はないと思っていた。良き写真は美しい風景をバランスよく構図におさめるなど、安定して撮るための技術があるのだと。無論それはあるのだろう。しかし写真の意味を考えた時必要なのは上辺の美しさではなく、当事者の感情を伝えることができる写真だったのだ。それが「視点」だった。視点が感情を伝えるのだと。(中3 千葉県)

皆の独自の視点

今回は初めてこのようなタイプの企画に参加しましたが、皆さんの独⾃の視点からとてもたくさんのことを学ぶことができました。(高2 神奈川県)

自分の視点を持つことは簡単かもしれないが

それにどれだけ情熱を注げられるか、「してやったり!」と⾔えるような視点, 表現をするに⾄るには相当な観察眼が要るという事を学びました。(中略)これからは、⾃分の写真が⼈様に⾒せるか⾒られる機会が無いかに関わらず、数年後、いや、数⽇後に⾃分で⾒て⾃分でも「してやったり!」と思えるような写真を撮らねばならないなと決意した、そんな機会でした。(20歳 大阪府)

視点を表せる表現として素敵だと思った

僕は近くを撮るのが好きでエリオットみたいな撮り⽅は新鮮だった。だけど写真の社会的な役割が昔とは違うと感じた。今の社会は芸術としての側⾯がより強くなっているような気がした。視点を表せる表現として素敵だと思った。だけど社会の状況、技術⾰新で写真を撮る⼈々がどのように変わってきたのかをもっと知りたかった。(21歳 東京都)

もっと楽しい目線で世界を見ていい

このプログラムを通じて⾃分の表現を⾒つめ直すことができたように思います。もっと楽しい⽬線で世界を⾒ていいのだと再確認できたような気がします。(19歳 鹿児島県)

もう毎日が退屈だとは思いません

プログラムが終わった後も、いつもの帰り道の景⾊を⾒ながら、○○だったらどこを切りとって写真にするんだろうと想像していました。それから数⽇経っても、いつもの⽇常の景⾊でヒマになったら⾊々な視点で⾒る遊びを楽しんでいます。もう毎⽇が退屈だとは思いません。楽しい遊び⽅を教えていただきありがとうございました。(22歳 千葉県)

ー参加した子どもの保護者から寄せられた感想ー

※一部抜粋して掲載しています。

何を⾔っても⼤丈夫な場

⼈前での発表が苦⼿ですが、「え?説明したよ。」と普通に答えていて、何を⾔っても⼤丈夫な場だと思ったようでした。親とは完全に離れるプログラムでしかも誰が参加しているかもわからないのに毎回、楽しそうに参加している様⼦を⾒て成⻑を感じました。⾏動範囲も広がり、いつもとは違った「学び」を体験して、⼤学の構内を歩き、⼤学という種類の学校への興味も広がったようです。⾊々な意味で、息⼦にとって視点が⼤きく広がる体験ができた時間がだったのだなあと感じました。(小5 保護者)

⼦どもたちの困難さは、ネガティブなものではないのかもしれない

⼦どもが学校やお友達と馴染めなかったり、不登校気味であることは、普段の⽣活圏の中では少数派で幼いうちから社会からこぼれてしまっている印象があります。困難さを訓練し、標準に近づくよう指導するのではない、LEARNのようなプロジェクトがある事がとても救いです。私⾃⾝、⼦どもたちの困難さをネガティブなものではないのかもしれないと考える事ができるようになりました。 同じような悩みをかかえた⼦どもたちと同じ時間を過ごし、交流ができたのも貴重な体験でした。(小4 保護者)

みんな⾃然体で、⾃分もありのままにいられた

いろいろな⼈に会って、客観的に⾃分を⾒たようです。学校では発達の凸凹をコントロールしていつもしんどかったけど、プログラムに参加している⼈はみんな⾃然体で、⾃分もありのままにいられた。久しぶりに⾃分を開放したと⾔っています。この⼈には安⼼できる場所がこれまでなかったんだなとあらためて思いました。⼩学⽣の頃から学校でずっと無理をしてきて、睡眠障害、鬱を経験した娘です。今は⾼校を休学し、最近やっと気⼒が戻りつつあります。このようなプログラムが⾝近にもっとあれば、学校から安⼼して離れることができます。遠くから集まることももちろんよいことだと思います。かわいい⼦には旅をさせよ、というように、娘とたった1⽇会わなかっただけなのに、家に帰った彼⼥は少し⼤⼈っぽく⾒えました。(高3 保護者)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:東京大学先端科学技術研究センター・(株)ニトリホールディングス