LEARN in やまぐち『君は本当の山口を知っているか?「山口探しトレイン」に乗って探検に出かけないか? 』
2024年10月13日(日)

LEARNinやまぐち

活動報告

『君は本当の山口を知っているか?「山口探しトレイン」に乗って探検に出かけないか?』

2024年 10月13日(日)

山口県の小中学生16名が、新山口駅から、山口県をぐるぐるっとめぐる列車の旅にでました。ルートは、下関を目指す西回りと、岩国を目指す東回りに分かれました。西回りは宇部新川・下関・長門市・東萩、東回りは徳山・岩国・柳井・防府と途中下車をして、その町の名物を探して、歴史を聞いていく。半数以上のグループが、列車に乗り遅れる波瀾万丈な旅で、多くのことを学んだようです。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

下関で乗り遅れるかすごく心配したけど、間に合ってホッとした。チームのみんなや東回りの人といっぱいコミュニケーションがとれたことが、僕の緊張を和らげてくれた。(小5)

山口県のいろいろな市を巡る旅がとても楽しかったです。(小4)

電車に乗り遅れたり、ハプニングがあったけど、面白かったし、いい経験になった。(小5)

場所が分からないときに人に聞いたらすぐに見つかったことが印象に残った。(中2)

私は、親以外と電車に乗るのが初めてでした。何もわからなかったので、ついて行くのが必至でした。でも、ちゃんとお兄ちゃんお姉ちゃんについていけていたので、迷子にならなくて安心しました。次は、ゆっくり買い物を楽しみたいです。(小4)

— 保護者からの感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

子どもを信じて任せていきたいと思いました
時間に合わせて行動する、ということをあまりして来なかったな、と感じました。間に合う?とこちらから声をかけていたからだと思います。今後は、少しずつ子どもを信じて任せて、先回りをしないようにしていきたいです。 迎えに行った時には、遠くからお土産の入ったビニール袋を、少し誇らしげに見せながら嬉しそうに帰って来た時の表情が印象的でした。全てのミッションはクリアできなかったり、電車に乗り遅れたりがあったようですがその時にパニックになることなく、旅も楽しめたようです。予想外のことが起きた時も、どうすればいいか立ち止まって考えられるようになってくれたら良いなと思います。(小5 保護者)

自分で旅に出たいと言っています
これまで1人で電車には乗れないと言っていましたが、もう一度同じ旅をしてみたい、西廻りのお友達から聞いた「なんとか岩」が気になったので、今度自分で西廻りもしてみたいと言っていました。自信が付いたのだと思います。帰宅してからもいろいろ話してくれました。これまでで1番楽しい1日だったと言っています。子供の人生が変わる経験だったと感じています。(小4 保護者)

生きていく力が育っていることに勇気づけられました
人に執着しない息子が、初見の子に、別れ際、わざわざあいさつにいったのに、驚きました。一緒に旅したわけではないけれど、スマフォを通じてのやり取りで、反応を返してくれたのが彼だったそうで。それなのに、名前はやっぱり交換してこないんだなぁ、と思ったのですが。ふと、単語とものごとの紐付けが苦手な息子にとっては、出会った人や見て感じたことは、映像や感覚で覚えていて、名前は音の羅列でしかないのかもしれないと気付かされました。新しい発見でした。息子は電車の乗り方はこれで完璧に分かったと言い、あと折りたたみ自転車があれば、どこまでも行けると言っていました。学校の勉強やテストはからっきしで、進学も不安だけど、彼の生きてく力が育ってきていることに、とても勇気づけられました。とことん、自然体での旅に寄り添っていただきありがとうございました。(中3 保護者)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:東京大学先端科学技術研究センター・山口県

発達障害白書」2026年版 90・91頁に赤松裕美 特任助教の「『このままの学びでいいのか』から始まった『東大先端研LEARN』の挑戦ー多様な子どもが交差する、もうひとつの学びの場」が掲載

メディア「発達障害白書」2026年版 90・91頁に赤松裕美 特任助教の「『このままの学びでいいのか』から始まった『東大先端研LEARN』の挑戦ー多様な子どもが交差する、もうひとつの学びの場」が掲載されました。

第4回LEARN ONE 2025 @個別申請型スカラーシップ奨学生決定報告

個別申請型スカラーシップロゴ
個別申請型スカラーシップLEARN ONE

第4回 個別申請型の奨学生決定報告 ​

第4回 LEARN ONE 2025 @個別申請型スカラーシップ
奨学生が決定しました。

今回は、以下の2名の子どもたちが奨学生として採択されました。
今後、スカラシップーを利用しての活動報告についてもお知らせしていきます。

  1. Aさん(東京都・中2)
    「日本中の石で絵の具を作ってみたい!」
    石を粉砕するための道具、絵の具にするための材料、石を購入する費用を支給

  2. Bさん(東京都・高1)
    「佛師になるために」
    松本明慶工房に行く旅費、寺院・美術館に行く旅費、木材を買う材料費、彫刻刀・鑿・鉋・砥石など道具購入費用の支給

また今回、以下の4名の子どもたちは準採択として、事務局から物品を支給することとなりました。

  1. Cさん(千葉県・小6)
    「機織り器を作って自分だけの布を作りたい!」
    機織りや糸紡ぎ、編み物などに関する書籍(10,000円以内)の提供

  2. Dさん(秋田県・中3)
    「3度目、4度目、5度目…N回目チャレンジ〜個展開催〜」
    いくつかの詩を載せた小冊子をLEARNのスタッフと作成

  3. Eさん(埼玉県・小5)
    「折り紙講師資格取得を目指して、たくさんの作品に挑戦したい!」
    いろいろな折り紙(10,000円以内)の提供

  4. Fさん(東京都・小3)
    「四元数、八元数についての探求」
    早稲田大学 教授・巖淵先生とお話する機会の提供

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

主催:東京大学先端科学技術研究センター LEARN

「LEARN Teachers Academy(LTA)公開セミナー『生成AI時代の学びと教員研修 ~LEARN Teachers Academyから広がる教育の未来~』」への参加希望者を募集

募集中これからの教育を学び、つくる「LEARN Teachers Academy(LTA)公開セミナー『生成AI時代の学びと教員研修 ~LEARN Teachers Academyから広がる教育の未来~』」への参加希望者を募集いたします。