今年で4年目を迎える「LEARN with Porsche サマープログラム」。今回も、参加者たちは行き先を知らされないまま集合場所にやってきた。でも、そこに現れたのは自分だけ。1冊の本とノートが手渡され、1人旅が始まった。毎日新しい場所へ移動し、その土地の文化を探りながら、日常生活では気づかなかったモノやコト、人々と出会い、自分自身の視点を見つめ直していく。 1人で旅立った彼らが、どこでどう繋がっていくのだろうか?そして、この旅で何を学び始めたのだろうか。
スタートラインが異なる事、これはまさに東京駅で集合した際に感じた。みんな時間と集合場所がバラバラ、さらに乗る電車や行先も1人1人違った。僕にとってはプログラム全体がわからないことだらけであった。1時間後の行先すらわからない、どのような人が来るのかがわからない、多くが明かされていなかったことが、不安でもあり新鮮でもあった。「LEARN with Porsche」を一言で表すのであれば、「自分の力に頼るプログラム」だと僕は考えた。今まで僕は、何をするにも情報機器や家族に頼りっきりであった。わからないことはすぐにググったり、難しいことがあれば自ら考える前に、家族や友人に安易に聞いていた。このように、すべてを自ら考えて行動し解決するという機会は、とても少なかったことに気がついた。(高1 東京都)
今年、僕はいままでで一番素晴らしい、実りのある夏休みを過ごせていると思っています。LEARN with Porscheのおかげです。僕にとっての大きな変化は、「ある程度ほかの人と一緒に作業をできるようになった点」「農業に興味がわいたという点」の2点だと思います。 一つ目、今回のプログラムで、他の人と積極的に協力しないと危険な中で声を出して活動する、というのは間違いなく良い体験になったと思います。 二つ目、僕はプログラムに「トラクターをレストア出来るから」申し込んでおり、農業はほとんど気にもかけていませんでした。ところがプログラムが終わってみると、割と農業って面白いんじゃないかと興味を持てていました。今まで興味を持っていなかったものでも食わず嫌いをせず、とりあえず調べてみるようにしようと思います。