LEARN with Porsche 2024 ものづくりが好きな若者向けのプログラム 工業や農業に興味のある中高校生あつまれ『ポルシェで耕せ〜60年代の空冷ポルシェを整備して小麦畑を耕し、ものづくりの面白さを感じる5日間〜』
2024年7月29日〜8月2日

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活動報告

ものづくりが好きな若者向けのプログラム
工業や農業に興味のある中高校生あつまれ
「ポルシェで耕せ 〜60年代の空冷ポルシェを整備して小麦畑を耕し、ものづくりの面白さを感じる5日間〜」

2024年7月29日(月)から8月2日(金)@北海道清水町

昨年レストアした60年代の空冷ポルシェのトラクター。畑を耕すには、エンジンのパワーが伝わっていないことが判明した。今年はいよいよ駆動系の整備をする。プログラムにはクルマに興味のある学生だけでなく、農業やエンジニアリングに興味のある7名の学生たちが集まった。このレストアには、教科書はない。頼れるのは自分の経験や知識、そして思考。トラクターを長年修理している専門家や実際にトラクターを使っている農家の貴重な経験に触れることで、創意工夫やチャレンジする楽しさを実感した。

本プログラムがCar Watchさんの記事に掲載されました。
よろしければ、下記よりご覧ください。
https://car.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1618682.html
https://car.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1618991.html

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

ついにレストアしたトラクタを⼩⻨畑で動かす。初めて乗るトラクタは、ポルシェの、私たちでレストアした最⾼の⼀台。ハンドルを握って、ゆっくりとだけど確実に前へ前へと進んでいく。あの景⾊は忘れない。⻩⾦⾊の⼩⻨畑と深緑の山々、鮮やかな⻘⾊の空、そして真っ⾚に輝くトラクタ。私の⼀⽣の宝物だ。
農業に対する興味は格段に深まり、農業機械という⽅⾯からの農業への向き合い⽅の良さを実感できた。⾷料⾃給率が1000%を超える⼗勝の農地も見て、私の視野が、ひとまわり、いや、ふたまわりほど広くなったと思う。プログラムでの仲間と過ごした時間も最⾼だった。つなぎのままご飯を食べに行ったり、作業しながらコミュニケーションを交わしたり、楽しいことの連続だった。(高1 岡山県)

最終日の次郎さんのお話が印象に残りました。どのような覚悟や努力があって今の生活に繋がっていったのか、諦めてしまったことや続けてきたことを聞きました。自分には思いが足りていないところがあると感じており、例を挙げると車が好きなのに仕組みを理解していない事や、理屈がわかっていない理解しようとしていない所です。
白菜の苗を植えた際、昔はこのように手作業で広大な農場を耕していったのかと深く考えました。純粋に言われた通り作業を進めていく中、あるグループはチームワークを生かして効率の良い作業方法を工夫して編み出したりしており、自分たちも参考にして進めていくと、よりよく作業を進められるようになりました。このような工夫をするという考えが自分には全く思いつかなかった為驚きました。工夫をすることは現状の状況をしっかりと理解して様々な観点から考えていることだと思うのでとても素晴らしいと感じました。自分でも生かせられるようにしたいです。(高1 香川県)

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今までにないとても貴重な経験だらけで価値ある時間を、知り合ったばかりの仲間と過ごすことができて幸せな日本の夏の体験でした。
仲間と過ごした時間が忘れられません。きっとまたいつか全員と会って思い出を話したりできる時がくると良いなと思っています。私も含めて2名は海外在住なので、すぐに会うには難しい距離ですが、いつかまた会いたいと思える友達に出会えた事にも感謝でいっぱいです。私は小さい頃からモノ作りが大好きでしたが、こんなに本格的にモノづくりに参加して、難しさプラス創造性などを考えることができ、思考能力が豊かになりました。新たな発見もでき、チャレンジする事の大切さを学ぶ良い機会となりました。(高1 埼玉県)

今年、僕はいままでで一番素晴らしい、実りのある夏休みを過ごせていると思っています。LEARN with Porscheのおかげです。僕にとっての大きな変化は、「ある程度ほかの人と一緒に作業をできるようになった点」「農業に興味がわいたという点」の2点だと思います。
一つ目、今回のプログラムで、他の人と積極的に協力しないと危険な中で声を出して活動する、というのは間違いなく良い体験になったと思います。
二つ目、僕はプログラムに「トラクターをレストア出来るから」申し込んでおり、農業はほとんど気にもかけていませんでした。ところがプログラムが終わってみると、割と農業って面白いんじゃないかと興味を持てていました。今まで興味を持っていなかったものでも食わず嫌いをせず、とりあえず調べてみるようにしようと思います。

ポルシェ219

ところで、旅行先の愛媛の松山市で偶然ポルシェ219を見つけました。これを資料にして3Dモデルも作成中です。(高1 大阪府)

1日目、池田さんがトラクターを分解してみないとわからない、この期間中に終わるかもわからないと言ってたことに衝撃を受けました。僕は車の知識も浅いままに参加していたため右も左もわからないままに作業が開始され、正直不安が大きかったですが、いざ作業が始まり何もわからないままに作業するのではなく、質問しながら作業すると、とても面白く、先生やアシスタントの方に質問すると必ず自分で考えさせるような返答をしてきました。それが日常とはまた違くてとても面白く考えさせられました。このプログラム中には、ないものをあるものから作り出すという事と、何もないとこから経験で知識を身につけていく術を知ることができました。この先世の中を生き抜いていくのに必要な術であると思いました。知恵、技術、経験をもらいながら学べ、成長するきっかけをもらえた充実した5日間でした。(高2 栃木県)

特に心に残ったのは、池田さんが最後に教えてくれた「基本に忠実であること」の重要性でした。作業中、地面に置かれた重い部品を掃除したり、トラクターの下でネジを締めたりする際、無意識に地面に座ってしまうことがありました。しかし、池田さんや田中さんが地面に座って作業する姿は一度も見たことがありませんでした。異物が混入する可能性を避け、お客様への深い配慮がありました。この教えは日常生活にも通じるもので、基本を守ることの重要性を再認識することができたと思います。
そして、今回のプログラムに参加した全員が、異なる背景や視点、目的を持っていることが改めて貴重な経験だと感じました。7人いれば7通りの問題解決法があり、それぞれが正解に近いようでいて少しずつ違うというのが面白いところです。かけがえない仲間と出会えたような気がします。(高2 東京都)

今回のプログラムに参加した当初の理由は、トラクターを整備して、その技術を自分の物にし、今後の整備士という職種に活かせればなと思っていました。ですがプログラム終了の際には、より重要な事が見つかりました。一つ目は、いついかなる時も探究心を持ち「この仕組みを動かすためにはどのような仕組みが必要なのか」というメカニズムを深く理解しようとする姿勢を持つという事です。二つ目は、人とのより良い関わり方を知れた事です。今回のプログラムは、各々の学校名や学年を言わない約束でした。相手の人と同じ目線や同じ立場になって、話すことが重要で、頭のいい人は、頭の使い方や物事の考え方が上手いだけで、同じ人間なんだなと自分の中で実感できました。(高3 埼玉県)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

主催:東京大学先端科学技術研究センター・ポルシェジャパン株式会社

活動報告と動画「LEARN in 福島県『果樹園でアルバイト体験をしてみよう!働いた後に手に入れるりんごはいくつか?』『果樹園でいつもと違う視点で子育て作戦会議』」を掲載

更新情報活動報告と動画「LEARN in 福島県『果樹園でアルバイト体験をしてみよう!働いた後に手に入れるりんごはいくつか?』『果樹園でいつもと違う視点で子育て作戦会議』」を掲載いたしました。 

「日本教育新聞」2024年11月11日付8面「不登校 大人に何ができるか」に、赤松 裕美 特任助教の「インクルーシブ教育の視点(下)個々に合った学習スタイル認めて」が掲載

メディア「日本教育新聞」2024年11月11日付8面「不登校 大人に何ができるか」に、赤松 裕美 特任助教の「インクルーシブ教育の視点(下)個々に合った学習スタイル認めて」が掲載されました。

「朝日新聞」2024年10月27日付20面、2024年10月29日付34面、2024年11月3日付21面、2024年11月4日付19面、2024年11月5日付18面に「インクルーシブ教育@japan 発達障害からの進学」が掲載

メディア「朝日新聞」2024年10月27日付20面、2024年10月29日付34面、2024年11月3日付21面、2024年11月4日付19面、2024年11月5日付18面に「インクルーシブ教育@japan 発達障害からの進学」が掲載されました。

LEARN in 港区『初めてのアルバイト体験〜働いて買い物ミッションに挑戦してみよう!〜』
2024年8月19日、25日

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<LEARN in 港区 子どもプログラム>

『初めてのアルバイト体験 〜働いて買い物ミッションに挑戦してみよう!〜』 

2024年8月19日@ニトリ赤羽店、港区内のスーパー
2024年8月25日@オンライン報告会

8月の暑い朝、緊張した顔の子どもたちが集まった。
今日は大人と同じように働くのだと聞き、ワクワクする子もいれば、不安そうな子もいる。
最初はぎこちなく始まった作業も、時間が経つにつれて仲間と協力し合ったり、効率を考えたり、お客様の目線を考えて美しい並べ方にしたり、子どもたち自ら気づき考えた工夫が加わっていく。表情も笑顔が増え、自信に満ちた顔は朝とは大違いだ。
この日の仕事は2時間半。自分で働いた分のお金でどのくらい買えるんだろう。
次の買い物プログラムでミッションをクリアしながら、自分で手にしたお金と同額の資金をギリギリまで使い切ろうと商品を何度もカゴに入れたり戻したりする子どもたち。その顔は真剣だ。
初めて働いた経験や買い物の経験は、子どもたちの中に何を残しただろうか。 

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<子どもたちからの感想>

一番楽しかったのは、お買い物ミッションです。アルバイトのあと、お金の代わりのクーポンでお買い物できると思っていなかったのでとてもワクワクしました。お父さんやお母さんが働いて疲れているのをみていましたが、私も翌日は疲れてなかなか起きれませんでした。気持ちが少しだけわかりました。お母さんが泣きながら喜んでいてすこし緊張したけど、参加してよかったです。妹も買った飴をたべてうれしそうにしていました。ありがとうございます。(小4)

仕事はつらいと思っていたけど以外と楽しいと思いました。チームワークが大切だとおもいました。買い物も楽しかったです。今日はチャンスをくださり、ありがとうございました。またぜひ参加したいです。(小5)

仕事で使った携帯が、バーコードを読むとマップが表示されて使いやすくてすごいと思った。布団とソファが魅力的だった。枕が欲しい。(小6)

人との交流は結構やったことがあったけどいざ人の前にでて仕事をするとちょっと緊張した。(中1) 

<保護者からの感想>

子供はお迎えの際満面の笑みで走ってきてママの好きなグレープフルーツ自分の働いたお金で買ったんだよといっていました。今までにみたことのないような笑顔でつい泣いてしまいました。他の子供たちと一緒に行動したのはもちろん、普段は暑いとわがままいって動かない子供が集団行動及びルールを守り働く体験ができたこと嬉しく思います。初めてのアルバイトがニトリだったこと、一生忘れないと思います。ありがとうございました。暑い中みなさまにはフォローをいただき、見守っていただき感謝いたします。(小4 保護者)

常に自信がもつことができず、ましてや将来の仕事など考えられないという状況にある子どもにとって、僕にもできることがあると少し手応えを感じることができたのではないかと思います。(小5 保護者)

楽しかった、面白かったと興奮気味に話していました。ピックアップ後にマクドナルドに行ったのですが、「労働の後のマックは、最高だ」とのこと。また、働くって楽しいね。お母さんは1日何時間働いてるの?8時間と答えると大変だね、僕は2時間半でこんなに疲れてる。単純作業が割と好きなことがわかった。お母さんは今までどんな仕事をしてきた?など質問が多かったです。(小6 保護者) 

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:港区教育委員会・東京大学先端科学技術研究センター
協力:(株)ニトリホールディングス

医ケア児の”まなび”の場えらび&機会えらびのヒントブック「Hoo!Koh!(ホー!コー!)」16頁に赤松裕美 特任助教と中邑賢龍シニアリサーチフェローの「医療的ケア児とのコミュニケーションづくり」が掲載

メディア医ケア児の”まなび”の場えらび&機会えらびのヒントブック「Hoo!Koh!(ホー!コー!)」16頁に赤松裕美 特任助教と中邑賢龍シニアリサーチフェローの「医療的ケア児とのコミュニケーションづくり」が掲載されました。