第三回 LEARN ONE 2023 @個別申請型スカラーシップ奨学生決定報告

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個別申請型スカラーシップLEARN ONE

第三回 個別申請型の奨学生決定報告

第三回LEARN ONE 2023 @個別申請スカラーシップ
奨学生が決定しました

今回は以下の5名の子どもたち・若者が奨学生となりました。
今後、スカラシップを利用しての活動報告についてもお知らせしていきます。

  1. Aさん(神奈川県・中2)
    申請タイトル「自作の造形物(セロテープ)を用いたストップモーションなどの短編映画制作」
    スカラシップ内容:
    短編映画制作に必要な物品を支給
     
  2. Bさん(三重県・中2)
    申請タイトル「世界記録更新(竹とんぼ競技)」
    スカラシップ内容:
    竹とんぼ制作に必要な物品、全国競技大会参加のための交通費・宿泊費を支給 
     
  3. Cさん(奈良県・小4)
    申請タイトル「『あらまあ王』をもっと書くためにえんぴつがほしい!」
    スカラシップ内容:
    漫画制作のために必要な物品を支給
     
  4. Dさん(島根県・中1)
    申請タイトル「東京自分の力で行く」
    スカラシップ内容:
    東京までの旅費、宿泊費を支給
     
  5. Eさん(愛媛県・24歳)
    申請タイトル「自分の作品を並べて、展示空間を作りたい!」
    スカラシップ内容:
    個展開催準備に必要な物品および画廊の使用に関する費用を支給

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

主催:東京大学先端科学技術研究センター

LEARN ONE プログラム参加型スカラーシップ『1週間の家出をしてアルバイト体験をする旅2023』
2023年2月1日〜5日@日本旅

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LEARN ONE
プログラム参加型スカラーシップ
『1週間の家出をしてアルバイト体験をする旅 2023』

2023年2月1日〜5日 @日本旅

将来に不安を感じ、悶々と暮らす子どもたち
未来に向かって歩き始めたいのだけど、誰かの後押しが欲しい子どもたち
親に申し訳ないなと思いながらも喧嘩ばかりして後悔する子どもたち

働き、お金を稼ぐ。大自然に身を包まれる。変化を求めて動き出してみる。
家を離れる旅に出て、見えたものはなんだろう?

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

自分の人生を自分で生きている

北海道に行ってよかった。楽しかった。大変だったのは洗濯物をほすこと。みんなでご飯を一緒に食べたこと。疲れたし、気持ち悪くなった時もあったけど大じょうぶだった。楽しかった。雪をふんだ。汗をかいた。馬の鳴き声を聞いた。景色がきれいだった。海。風が強い。吹きとばされそう。新しい場所に行くといろんなことを感じられる。自分の人生を自分で生きている。自分の頭で考えている。その日のごはんをなににするか、何時にお風呂に入るか、何時に寝るか、服は何を切るか。全部自分で決めていい。北海道に行けてよかったです。(高1 東京都)

今まで抱えていた悩みが少し楽になった気がします

プログラムが終わった今は、今まで抱えていた悩みが少し楽になった気がします。駅員さんにどの電車に乗ればいいのかを質問したり、どのようにすれば薪を上手く割れるのかを試行錯誤したり、いろいろなことを初めてしました。どれも、スマホで検索をかければすぐに出てきてしまうことでしたが、自分で考えて解決することによって、その知識・経験は記憶に残るものになっています。(中略)また、やることがなかったのでいろいろなことを考えさせられて、スマホやパソコンなどの電子機器を使わずに過ごす時間も悪くないなと思うことができました。特に印象に残ったのは、仕事場の静けさです。雪が音を吸収するので、音を出さなければ都会にいるとなかなか感じないような静けさを感じることができました。東京にいると、大小はありますがほぼ24時間何らかの音が鳴っているので、雪の中の静けさでどこかリセットされたような、スッキリした感覚を得られました。(中2 東京都)

現状を変えたいという思いからプログラムに参加した

私がこのプログラムに応募しようと考えたのは、自分がいくら他人より多くの苦手なことがあろうと、いつか社会に出なければいけないのは誰だって一緒なので一度社会に触れてみたい、うまくいかないコミニュケーションの場から離れて違う環境で自分に適した社交法を模索したい、新しい経験をしてみたい、頭を冷やしたいなどなど、現状を変えたいという思いからでした。(中略)3日目から始まったアルバイトでは、それまで家出仲間だった人たちと協力しながら全力で体を動かし働きました。いつぶりだろうと思えるくらいに純粋に目の前のことに没頭し、大量の汗をかき、夜はぐっすりと眠れました。こんなにも精神的なストレスを感じない環境があるのか、と驚くくらい心が軽かったことも印象に残っています。他人と緊張せずに言葉を交わすこともできました。合間の休憩時間に飲ませてもらったキャラメルラテや聞かせてもらった山奥ならではの小噺は忘れることができません。最終日には仲間とともに少しずつ割って積んでいた薪で薪小屋を埋めるに至り、過去一といっていいほどの達成感を感じました。(中2 千葉県)

自分の手でやってみることに必要な学びがある

学校の道徳で、「働くは傍楽が由来」だと聞いた。傍楽は、傍を楽にするということ。働くと稼ぐは別物なのだと考えた。傍を楽にした時、金を払うかどうかは雇い主が決めることであり、別に時間と金を交換しなくてもいい。その一例はボランティアだろう。傍を楽にしたいが、交換は別にいらない。逆に稼ぐ場合、交換するために、金を得るために結果的に傍を楽にするということになる。働くと稼ぐは全くの別物であって何が目的なのかによって違う、と僕は考えた。今回僕がしたのはあくまで体験だ。本当の “働く”ではなかっただろう。雇い主さんを楽にしたいという思いが根底にあったわけでもなく、働くという体験をしたいという自分本位の考えで応募した。しかし“稼ぐ”でも“働く”でもどちらでもないこの体験が、これからの稼ぐや働くに繋がることは確かだ。(中略)また常々「パンツを洗え」と言われ続けてきた。そしてこの旅で実際に毎日洗ったのだが、まさに生活が出来るということと繋がっている。今は洗濯機に放り込めば自動で洗ってくれる。しかし、この手で洗って乾かすことで、気づけることは山ほどあると実感した。生活を続けていくために必要なことを中邑先生は教えてくれる。「体験は大事だ」と言っていたし、「知識は大事だ」とも言っていた。ブラックボックスになっている部分を知るということ、そしてその中で処理されている諸々を実際に自分の手でやってみるということ、そこに僕にとって必要な学びがたくさんあるのだと思った。(中2 埼玉県)

— 保護者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

「自分で考えて行動する」ことをたくさん引き出してもらった

まず本人から「行きたい!」と積極的に応募。参加前、とても楽しみにしている様子。帰宅後は「楽しかった」というより「とても良い経験だった」という言葉と晴れ晴れした表情が印象的でした。応募~参加最終日まで「積極性」「自分で考えて行動する」このような面をたくさん引き出してもらったように思います。また、「半端ない帯広の寒さ」「自分の住む東京とは違う牧場での常識の数々」表現豊かに語ってくれました。見るもの触るものや聞く話がとても新鮮だったようです。経験したことのない極寒の環境で全身を使って労働した事も普通には味わう事のできないかけがえのない時間で、決して家庭では経験できない素晴らしい体験の連続だったと想像します。参加させて頂き本当にありがとうございました。慣れぬ環境の中、困難やストレスも多かったと想像しますが、弱音を吐かず体調も崩さず「最後までやりきる」事ができ、娘の今後の「自信」に繋がる経験だったと思います。これからは娘を信じてさらなる自立を支えてゆきたいと思うようになりました。(高1保護者 東京都)

出来る力を本人も経験し、親もその力を信じる事が出来た

こちらのプログラムに自分で申し込み、参加できると決まってからの本人のワクワク感を感じながらも、私の方が過保護にも朝起きれるか、電車に1人で乗り無事に到着するかを心配してしまいました。しかし心配をよそに、1人で出発し帰宅して参りました。親から解放されると出来なかった事も出来ることが実証された思いです。親の方も頭では理解していても何事にも手助けし過ぎてしまう事が子どもの能力を発揮出来なくさせていることがつくづくわかりました。極寒の中、初めての方々との旅を自分で選んで楽しんだ息子を今までで1番頼もしく感じました。今回の旅で貴重な経験をし、やれば何でも出来るはずと思うのですが、親がいると甘える事も多いようです。出来る事を信じて放っておけばいいと思うようになりましたが、お互いにそう簡単には変わらないのが現状です。しかし出来る力を本人も経験し、親もその力を信じる事が出来たので根底では思いがかなり変化したのではないかと思います。(中2保護者 東京都)

頑張ってるんだなという姿が見えるようになりました

緊張半分、楽しみ半分の様子で出掛けていきました。帰って来た時は、玄関でゴールテープを切ったようなガッツポーズをしたので、私と弟で思わず拍手で迎えました(笑)。寝坊して働く時間が少なくなってしまったことを「俺は金が欲しかったんじゃない、もっと働きたかったんだよ!」と叫んでいました。(中略)保護者の座談会でも「向き合い方を変えていってください」というようなお話があったので、どんなふうに変えるのがいいのかな…と考えていました。旅の興奮が収まって日常モードになってくると、さっそくいつも通り親子喧嘩しました(-_-;)本人も変わってないし私も変わってませんでした。でも少し引いて見ると、全部ではないにせよある程度のことは自分はやって、家の外では頑張ってるんだなという姿が見えるようになりました。自分で人生の師になるような人を見つけて憧れが持てているなら、それはすごく有り難いことだなと思います。これからの成長段階で長男との心理的な距離は縮まることはもうないと思うので、親としてはうまく離れていきつつ、今の家がホッとできる場所ではありつづけるように、本人の変化を気をつけて見ながら、できる限り環境調整は工夫していこうと思います。(中2保護者 埼玉県)

子どもの気持ちが動き始めた 

プログラム参加後、「他のプログラムに参加してみようかな」と子ども自身が話していて、動きだすエネルギーが子ども自身にたまっている感じがしています(学校生活でエネルギーはすぐに枯渇するかもしれませんが)。このような機会に恵まれたこと、保護者自身もとても嬉しく感じております。子どもが中学2年になり、子ども自身の悩みも出てきているようでしたが、親子関係もとても迷走してきていました。親子が離れて一度親子の関係を俯瞰してみる必要性を感じていました。かといって、気軽に旅に出させる先の親族等もおらず、外に出そうとしても年齢的に本人の気持ちが動く内容でなくては親子関係をさらにこじらせるだけです。このような状況でしたので、保護者としても子どもの気持ちが動いた今回のプログラムに参加させてもらいとてもありがたく感じております。(中略)今回、マイペースで忘れ物の多いこどもが、想像どおり、いろいろと事務局の方のお世話になりました。そのたびに事務局の方が、温かくかつ保護者に頼らずやってみようというメッセージを、子どもに直接発してくれている様子を感じ、私自身が頼れる大人の存在に気づけたことが収穫でした。(中2保護者 千葉県)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

主催:東京大学先端科学技術研究センター

第二回 LEARN ONE 2022 @個別申請型スカラーシップ奨学生決定報告

個別申請型スカラーシップLEARN ONE
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第二回 個別申請型の奨学生決定報告 ​

第二回LEARN ONE 2022 @個別申請型スカラーシップ
奨学生が決定しました。

今回は以下の5名の子どもたちが奨学生となりました。
今後、スカラシップを利用しての活動報告についてもお知らせしていきます。

  1. Aくん(長野県・小4)
    申請タイトル「日本の古い建物を、ダンボールで創作する」
    スカラシップ内容:
    創作にあたっての調査として、二条城までの往復の旅費および宿泊費を支給
     
  2. Bさん(愛知県・小3)
    申請タイトル「ちゅんちゅん新聞」を読んでもらうために
    スカラシップ内容:
    新聞印刷に必要なプリンターインク(半年分)を支給
     
  3. Cさん(兵庫県・26歳)
    申請タイトル「芸術の道を極めるため、画材費や美術館へ行く旅費を援助してほしい」
    スカラシップ内容:
    制作に必要な画材の支給および、Cさんの活動に繋がりそうなLEARNプログラムへの招待(交通費及び宿泊費を支給)
     
  4. Dくん(島根県・小5)
    申請タイトル「今自分の作りたいものを作る(ケーキづくり)」
    スカラシップ内容:
    ケーキづくりに必要な製菓器具および材料の一部を支給
     
  5. Eくん(福岡県・小6)
    申請タイトル「在籍小学校の昆虫図鑑を作る」
    スカラシップ内容:
    昆虫図鑑の製本にかかる費用を支給

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

主催:東京大学先端科学技術研究センター

LEARN ONE プログラム参加型スカラーシップ『1週間の家出をしてアルバイト体験をする旅』
2022年1月26日〜30日@日本旅

『1週間の家出をしてアルバイト体験をする旅』
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『1週間の家出をしてアルバイト体験をする旅』
2022年1月26日〜30日 @日本旅

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将来に不安を感じ、悶々と暮らす子どもたち
未来に向かって歩き始めたいのだけど、誰かの後押しが欲しい子どもたち
親に申し訳ないなと思いながらも喧嘩ばかりして後悔する子どもたち

働き、お金を稼ぐ。大自然に身を包まれる。変化を求めて動き出してみる。
家を離れる旅に出て、見えたものはなんだろう?

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

「あ、これでいいんだ」と腑に落ちる瞬間

今回私が家出旅に参加したのは自分を変えたいと思ったからです。自分には嫌いなところがたくさんあってそれらと向き合えるようになりたいと思いました。その中でも旅を終えて一番大きく自分の変化を感じられたのは他人の目を気にしなくなったところです。自分はそんなこと気にしても仕方ないとわかっていながら人も目をめちゃめちゃ気にしていきていました。だから、何か新しいことに踏み出すのがとても怖くていつも定番や決まったものしか選んで来ませんでした。「よく知っている人から見たらどんなふうに見えるんだろう」や「自分が挑戦してあんまり良くなかったらどうしよう」とか考えてしまうからです。しかしこの旅ではそんなことを気にする余裕もなくだんだん一番いいんじゃないかなと思うものを選ぶようになりました。そうすると新しいものに挑戦したり試してみたりすることがとても楽しくていい経験につながることだということがわかってきて、また自分が挑戦したことで成功できるという体験が沢山でき、それ自体が自分の自信にもつながっていきました。「あ、これでいいんだ」と腑に落ちる瞬間をたくさん経験させていただきました。(16歳 埼玉県)

様々な環境に、普段以上に溶け込む事ができました

私は学習意欲、好奇心を殆ど失ったニート状態で、日々悶々とした生活を続けていました。そんな私がLEARNという学びのプログラムに参加してよいのか些か不安もありましたが、丁度応募の知らせが来た時、まさに悩みが積もっていた時なので応募するに至りました。スマホ等携帯機器は没収、と聞いていたのでカメラも持って行かないことにしました。…カメラはセーフだとはその時は知りませんでした。 建築の本を1冊持っていこうとも思いましたが、断念しました。
東京行きの高速バスが首都圏内に入った頃、車内でカーテンの隙間から外の景色を見ると曇りでした。自分の心境と重なって見えました。 東京駅から新函館北斗駅まで東北・北海道新幹線に乗車中のこと、列車が新青森駅を出発するあたりから積雪が深くなり、自分はどこに行くのだろうという感覚が強まった事が印象深いです。(中略)特急列車の車窓から鹿の群れやその足跡、霧で全体の見えない山々、樹の枝が凍っているの見る度に、既視感よりも遥かに驚き、感動の気持ちが脳内を占領していたのを覚えています。カメラや本を持ってこなかった為、景色を見る以外にやることは思いつかなかったのですが、おかげで初めて電車の中で眠る事ができました。
最終日、帯広駅の改札の近くにあった観光ポスターに鷲の写真と共に「生き抜くとは、削ぎ落とすこと。」と書いてあったのですが、綺麗事とは思えませんでした。 私は今回、必要最低限の荷物しか持ってきていなかったのですが、そのおかげで自分を取り巻く様々な環境に、普段以上に溶け込む事ができました。これは私にとって本当に感動的な事であり、忘れられないものです。
行って良かったと思える家出でした。(19歳 大阪府)

雪の中に埋もれた藁を掻き出す仕事

朝8:25に帯広駅に集まり必要な物を買い揃えました。
まず寒いので靴下の重ね履きが必要で、靴下を買いました。
その他にもズボンの上に履くアウターパンツやテムレスという手袋等を買い 昼食にカツ丼を食べてから牧場へと行きました。
牧場に付いたら買った物に着替えて仕事を始めました。
作業内容は雪の中に埋もれた藁を掻き出す仕事でした。
頑張りましたがすぐにバテてしまって中々活躍できませんでした。
それでも頑張りつつ藁を掻き出して半分程でその日は終わりました
帯広まで送ってもらいそこからまたインデアンを食べて寝ました。
次の日は7:30に帯広駅に集まり、そこから御影駅に向かいました。御影駅から牧場まで行きました。昼過ぎまで昨日と同じく藁を掻き出してました。
藁を全部掻き出した後は薪割りもしました、と言っても私は運搬役ですが。
ここは私の得意分野だったので休まずにひたすら運び続けました。腰が死にかけたけど運び続けました、運搬だけは得意なので。
日が暮れてきて薪割りも終わり、御影まで送ってもらいそこから帯広に戻り豚丼と天むすを食べて寝ました。(19歳 東京都)

とてもしあわせで、

5日間たくさんの雪と氷の美しい世界に囲まれ 空気の冷たささえも心地よく感じられる日々でした。
アルバイト体験の日 お昼休み 太陽が眩しく照らすなか 地上はどこを見渡しても輝く雪 ふと空を見上げると 浮かんでいた雲は 色彩豊かで とてもうつくしい雲でした。(20歳 京都府)

旅に行ってインスピレーションを得ました

点と点が繋がるような
降っている雪がきれいで
私の心の内にも降り積もる光の粒を感じた
行動する楽しさ 身体性を感じた
旅をすると
やっぱり変わる 都市や家にいると人工物に巻き込まれて うちにうちに向かってしまう 奥行きが分かりづらくなる
車窓から景色を眺めて思った
人にとって脳にとって必要な刺激なんだろう
体を動かす仕事はとてもやりがいがあって考えて体を動かすのは気持ちよかったです
家にいることでは得られないたのしさだった (21歳 東京都)

 

— 参加した子どもの保護者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

働く事は自分の為の行為

そのように実感してくれたようでよかったと思います。
家で手伝いをさせても「させられてる感」が抜けず不満ばかりでしたが今は率先して動いてくれてます。 何か得られて帰ってきたんだなと思い嬉しく思います。 良い経験をさせていただき本当にありがとうございました。
行く前よりも明るくなって帰宅しました。気持ちの切り替えができたのかな?といった感じでした。ゲームというかネットに依存しすぎていて振り回されてる感じでしたが、帰宅後はそこそこ距離をおけているかなと思います。今日は不調だから少し早めに寝ようとか明日は早いから早く寝ようとか区切りがつけられるようになってます。ただいつまで続くか…あとは本人がネットに合わせるのではない生活をしてくれたらいいと思っています。(19歳 保護者)

「人との繋がりは大切だと思った」

周りと比べて何をするにも劣っていて、色々な事に選ばれる事がありませんでした。今回、この企画があると話すと参加したいとpcに何日間か張り付き、自分で文章を考えてました。(作文(文章)を考えるのは苦手で今まで逃げていました)「5人の中の一人に選ばれた」事が相当嬉しかったようです。親元を離れ自分を見つめ直すことができる時間をどのように感じたのか、何を考えたのか帰ってきたら聞きたいと思っておりました。今回の旅で「人との繋がりは大切だと思った」と話していたので、何かを感じることがあったのだなと思います。(16歳 保護者)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

主催:東京大学先端科学技術研究センター

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Activity Report

A week away from home and earning wages
January26-30, 2022 @Japan

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Program for adolescents with anxiety about future, those with the need of encouragement of others to take a step for the future, and those with frequent quarrels with parents and regret: This is a “week away from home” where you Work, Earn, and feel Nature. What will you find?

第一回 LEARN ONE 2022 @個別申請型スカラーシップ奨学生決定報告

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第一回 個別申請型の奨学生決定報告 ​

第一回LEARN ONE 2022 @個別申請型スカラーシップ
奨学生が決定しました。

今回は以下の10名の子どもたちが奨学生となりました。
今後、スカラシップを利用しての活動報告についてもお知らせしていきます。

・Aくん(北海道・高1)
申請タイトル「iPad体験会、僕が高校入試で配慮を受けるまで。という体験会や情報提供会」
スカラシップ内容:オンラインでの体験会を開催するために必要な、オンライン会議システムの有料アカウントを期限付きで支給

・Bくん(東京都・高1)
申請タイトル「大二重変形二重斜方十二面体のルービックキューブが欲しい!」
スカラシップ内容:大二重変形二重斜方十二面体のルービックキューブを作成するための3Dプリンターおよびフィラメントを支給

・Cくん(東京都・高1)
申請タイトル「トライアスロンを始めたい!」
スカラシップ内容:トライアスロン活動を始めるにあたって必要な、ウェットスーツとランニングシューズを支給

・Dくん(神奈川県・小6)
申請タイトル 「鶏軍物語」の行く手をはばかるものは何?
スカラシップ内容:Dくんが執筆している「鶏軍物語」を添削するために、文筆家の方に読んでいただく機会を提供

・Eさん(神奈川県・中2)申請タイトル「粘土が泳ぐ」
スカラシップ内容:次の作品制作に必要な材料の一部を支給

・Fさん(愛知県・中3)申請タイトル「デジタルアートとアニメーション制作にチャレンジしたい」スカラシップ内容:制作に必要なスペックを備えたパソコンの貸し出し

・Gくん(大阪府・中3)
申請タイトル「二度寝を回避する二度寝術」
スカラシップ内容:Gくんの研究を進めていくための実験の方法について、LEARNのスタッフが助言を行いながら具体化し、実験に必要な機器を検討の上、支給

・Hくん(香川県・小4) ※ご家族での応募
申請タイトル「我が子とのコミュニケーション作戦会議」
スカラシップ内容:Hくんとのコミュニケーション方法を探っていく上で、Hくんが興味を持ちそうなものや必要なものを支給

・Iさん(香川県・小5) ※ご家族での応募
申請タイトル「大好きな遊びを探す」
スカラシップ内容:Iさんの遊びの幅を広げていく上で、Iさんが興味を持ちそうなものや必要なものを支給

・Jくん(鹿児島県・小5)申請タイトル「僕とウミガメとSDGs」
スカラシップ内容:Jくんがこれまで取り組んできた活動と繋がりそうなLEARNプログラムへの招待(交通費を支給)

 

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

主催:東京大学先端科学技術研究センター