LEARN with Porsche 2021 @北海道
『夢に向かう力を引き出すプログラム』
2021年8月27日〜31日

LEARN with Porsche 2021 @北海道『夢に向かう力を引き出すプログラム』
LEARN with Porsche

活動報告

『夢に向かう力を引き出すプログラム』
 2021年8月27日〜31日 @北海道

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プログラムの中身は一切知らされないまま、集合場所の新千歳空港に集まってきた子どもたち。緊張や不安を見せながらも、これから何が始まるのだろうというワクワク感も滲み出ています。情報機器を使わず、非日常的な経験や体験、人との関わりを通して、答えを導き出せるようなカリキュラムの中で、何を思い、何を感じ、何を考えたのでしょうか。芽吹いたものは、未来の壁に立ち向かっていく力に、そして、夢に向かう力に繋がっていくと信じています。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

「学びに関する価値観の変化」
プログラムを通して、私が考える「リアリティのある学び」は、誰がいつ何を発見してもいいこと、自分ごととして本気で考えること、そして心が揺さぶられる感覚に変化した。
「誰がいつ何を発見してもいいこと」は、LEARNにおける最大の特徴の一つだと思う。私が普段触れている学びには、たいてい発信者側がある答えを用意している。それ故に、答えを「当てる」という意識が常にあった。本来何を感じてもいいはずの自然の中でさえ、「何を感じたか」と問われると、その人の正解を当てないといけないと思ったこともある。しかし、LEARNでは正解がないというポリシーのもと安心して自分が感じたことに向き合うことができた。驚いたのは、自分がどんなに気づいたことを言っても、他の参加者の気づきとかぶることがほとんどなかったことだ。馬やトラクターに触れた三日目の夜に彼らが共有してくれた、「ブレーキが2つあるトラクターは馬に似ている」だとか、「馬に乗って目線が変わったことで世界が違って見えるように、普段の生活でも目線を変えて違う世界を見られるかもしれない」などといったアイデアは私には全くなかった。活動に共通の目的がないことで、それぞれが別々のことを学び取れることが新鮮に思えた。(高2 青森県)

非日常の楽しさの中でそれぞれが偶然から学びを得る
私が何よりも面白いと思ったのは、このプログラムで○○を学ぶ、という目的がほとんど示されなかったことだ。提供される学びを吸収するのではなく、自ら学びを得る教育は初めてだった。これまで私は無目的な学習を無価値だとみなしてきたが、本当に楽しいことに目的などないと思い出した。幼児が遊びから学ぶように、非日常の楽しさの中でそれぞれが偶然から学びを得、夢とそれに向かう力を掴めたのではないかと思う。
同時に、本物に触れることの重要性も知った。テレビで見る馬と直で触れる馬は全く違った。最終日、あるメンバーが言った「これまで生きてるって感じたことがなかったけど、馬に乗ったとき自分生きてるなぁって感じた」という言葉。自分より大きな生き物に触れ、その体温を感じる乗馬で、初めて生を感じられたというのは、とても示唆的だと思う。いくら電子機器が発達しても、いや、だからこそ、私たちはやはり生身の体験 から生を感じるのだ。
客観的に見れば、最初は何をするのか分からない、形になった成果物が出るわけでもない、誰かに貢献する訳でもない、というなかなかにチャレンジングなプログラムだったと思う。しかし、普段学校で、勉強やスポーツで目に見える結果を出すことを要求され、最近は中高生にして社会によいインパクトをもたらす人間になることを期待される私たちにとって、このような場は本当に貴重だ。誰かと比較して順位をつけられない、素の自分でいられる場所だからこそ、自分と向き合い、他者を認められたのではないかと思う。(高3 鹿児島県)

「LEARN」の気づき
この4日間、初め僕はいろんな性格の人たちとの必要とされないコミュニケーションにそこまで積極的にはなれなかった。だがしかし、会話をしないと寂しさを感じて会話をしたくなるという。会話能力の自信が消えたと共に、そういう自分の人間らしさに気付いたことも大きな発見だと思う。ここで言っておきたいのが、集まった参加者の人がみんなそれぞれバラバラで分かち合うことのない人たちであったかというとまた違う。それぞれが悩みを抱えていて、将来をしっかり見つめているそういう人たちが多いように思ったし、そういう人たちであるからこそ分かち合えるものも多くあった。それぞれのもつ哲学、パーソナリティ、夢、そういうことは意外に語り合うのが難しいのかもしれないがここにいる人たちはそうではなく躊躇なく話し合っていた。そうやって話しているうちに、自分の言葉が相手に影響を与えうることに気付いたし、自分の子供のころから変わらない性質に誰かが気付いてくれてそこを深堀させられることもあった。そういうコミュニケーションを誰に言われるでもなく自主的に集まって語り合っていたあの瞬間も居心地のいい時間だった。「君の夢は何か」と問われて、とっさに「哲学者として文章を書くこと」言ってしまった。私の夢や目標は常に一つに定まったりすることはなく、いろいろなことに手を出していたのだが、周りの人が私の夢を聞いて「素晴らしいことだとおもう」という風に反応してくれたり、プロジェクトを通して見えてきた自分の性格や興味というのを照らし合わせてみるとこの道は案外悪くないんじゃないかと思えるようになってきた。(高2 東京都)