「Car Watch」2025年3月6日付にて、ポルシェと東大先端研が展開する独自の教育プログラム「LEARN with Porsche」、東大 安田講堂で開かれた集大成のシンポジウムに密着の記事が掲載

メディア「Car Watch」2025年3月6日付にて、ポルシェと東大先端研が展開する独自の教育プログラム「LEARN with Porsche」、東大 安田講堂で開かれた集大成のシンポジウムに密着の記事が掲載されました。

LEARN in 渋谷「オンラインプログラム どこでも科学実験室『君は、透明な氷と白い氷を作れるか?』」
2024年12月16日(月)

LEARN in 渋谷 オンラインプログラム
LEARN in 渋谷

活動報告

LEARN in 渋谷
オンラインプログラム

どこでも科学実験室「君は、透明な氷と白い氷を作れるか?」 

2024年12月16日(月)9:30~10:45

「君は、透明な氷と白い氷を作れるか?」
というLEARNからの挑戦状に手を挙げた子どもたち。
自宅に氷を作るキットが届いたら、それぞれのアイディアで挑戦です。
試行錯誤を重ねて自分の「透明な氷」と「白い氷」を作ります。
プログラム当日にはメタバース空間に集合し、
黒ラブ教授と一緒にオンライン(Teams)で作った氷の報告会を行いました。

プログラムの様子と参加者からの感想を抜粋して、以下に報告いたします。 

プログラムの様子

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<子どもたちからの感想>

透明な氷を作ったときに全部中まできれいな透明でなければいけないと思っていて、16日までに透明な氷が作れませんでした。チームスでのお話を聞いて、一部でも透明だったらOKという事がわかり、それで良いんだと思いました。
チームスが終わってから、チームスでのお話を参考にしてもう一度白い氷と透明な氷を作ってみました。透明な氷は精製水を凍らせてみました。そうしたらお話にあったように真ん中は白くなったけれど透明な氷ができました。チームスでは他の人の色々なアイデアを聞けてとても楽しかったです。​​(小6)

完全に真っ白な氷と透明な氷を作ることはできなかったけれど、方法を少し変えるだけで結果が変わるって面白いなと思いました。他の人の発表を聞いていると炭酸水でやりました、クエン酸を入れましたなど、さまざまな工夫をしている人がいました。私は浄水と水道水と天然水で温度だけ変えて実験したので、どうしてそうしようと思ったのか不思議だったし、その発想がすごいなと驚きました。クエン酸はどうやって入れたのかも気になりました。真っ白な氷と透明な氷を作るポイントも黒ラブ教授に教わったので、もし、もう一度このプログラムが出来るのなら今度は真っ白な氷と透明な氷を作りたいです。方法は自分の実験の仕方と似ていたので、もう少しで正解に辿り着けたのかと思うと少し悔しかったです。
今回のプログラムを通して、学校の理科の授業にはない楽しさを感じたし、探究心は大事なものだと思いました。また何か実験をするプログラムがあれば参加したいです。(小4)

<保護者からの感想>

「おうちの冷凍庫にある氷は白っぽいところと透明なところが混ざっているけど、真っ白な氷と透明の氷はどうやったら作れるの?」と、自宅にある氷を見つめながら“何を使って”、“どんな方法で作るか”と考え込むところからスタートした今回の実験。最初は何もわからず不安そうにしていた娘でしたが、冷凍庫の温度設定を変えてみたり、使う水の種類を変えてみたりと何パターンも試し、実験の条件と気づいたことをメモ用紙いっぱいに書いて進めていきました。すると、次第におもしろくなってきたようで「科学ってこういうことなんだね!実験って楽しい!」と言って次々にアイディアを出すようになり、出来上がる氷も少しずつ白い氷と透明な氷に近いものになっていきました。
オンライン会議当日は、みんなが作った氷を見て驚いたり、黒ラブ教授のお話を聞いて、透明な氷作りに再チャレンジしたいという思いが強くなったようです。「教科書はページをめくると答えが載っているけど、答えがわからないまま進めるこの実験は楽しかった!」と学校の授業との違いを感じることができて、とてもいい経験になったと思います。将来は研究者になるのもいいなぁ、と新たな夢もできた様子。また一つ、娘の世界が広がり成長する瞬間を共にすることができました。素晴らしいプログラムをありがとうございました。(小5 保護者)

初めは、1年生でどこまで考えられるか、また正直、親がどう誘導していくか悩みました。
スクリーニングとして、10通りの氷を製氷皿で作れるか試した所、子供から様々なアイディアが出て来て、本人が気づいた点を掘り下げてみました。 氷の中央が白い事に気づき、興奮して、それは何か、また無くす事が出来るかを一緒に考えたり、また氷が凍るのは、外からか、中からか等と派生して考える事も出来ました。 氷自体に興味も持ち、今は、ロボット研究者に加え、氷の研究者が将来の夢になっています。
自主性が持てた事で、自ら実験のメモをしようとした事も大きな成果でした。そしてレッスンを通じ、課題も感じた様です。
先生のまとめは、自分ではメモが出来ず、ママメモしておいてと言われました。また恥ずかしくて伝えられなかった事や、楽しくてふざけしてしまった事も、後に反省出来た様です。
また参加したいと意気込んでおり、次回の参加を目標に、息子の課題にも親子で前向きに取り組んでみたいと思います。この度は、良い機会を頂き、ありがとうございました。(小1 保護者)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから
共催:東京大学先端科学技術研究センターLEARN・渋谷区教育委員会 

LEARN in 福島いわき 子どもプログラム「『空気の人』と福島を知る旅に出よう」
2024年11月15日(金)

LEARNin福島

子どもプログラム
「『空気の人』と福島を知る旅に出よう」

2024年11月15日

福島県の小中学生6名が、いわきから原ノ町へ向かう旅を実施しました。
この旅の相棒は「空気の人」、そして一人一台のスマホ。ただし、スマホは検索ツールではなく、読んだり書いたり、記憶したりするための道具として活用しました。
子どもたちは南相馬市の町を探検しながら、地元の方々からネットでは得られない面白いエピソードや今に繋がる文化のお話を伺いました。彼らを待っていたのは、感動する場所や味、そして、温かく、情熱をもった地元の人々でした。
スマホのグループチャットを通じて、自分の気持ちを伝えるのが苦手な子どもも感想や写真を共有しあい、福島の魅力を再発見した記憶に残る旅となったようです。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

駅舎の写真を撮って、古いか新しいかを考えた

プログラムに参加してみてとても楽しかったです。まず、いわき駅から原ノ町駅まで電車に乗って、駅舎の写真を全て撮って、それが古いか新しいかを考えるのが凄く楽しかったです。原ノ町駅に着いてからは、近くの菓子屋でいろいろな貴重な話を聞けて、とても興味が湧きました。そして、明治元年から営業している醤油屋で醤油を買って、その後は道の駅南相馬で、浪江焼きそばを食べて、最後は松川浦で空気の人と写真を撮って、帰りはひたちで買ってきた菓子を食べながらあっという間に到着しました。学校を休んでわざわざこれに参加して本当に良かったと思いました。次回もまた参加したいです。(中2 双葉郡)

自分で聞けて嬉しかった

いわきや相馬の色々な事が知れて嬉しかったです。新しい駅や古い駅を調べるのが楽しかったです。古い商品やそれがいつからあるのかを自分で聞けて嬉しかったです。 (中3 伊達市)

学校ではできないことができた

はじめは緊張しました。電車から見た海がきれいでした。お店で話を聞くのも少し緊張しました。海苔屋さんでは、一番古い商品の話などを聞きました。普通なら、お店の人に話を聞くこともないし、商品の歴史のことを聞くこともないので貴重な経験ができました。お菓子屋さんで、蒸したてのだんごを食べたことも思い出です。食べ比べができて得をした!と思いました。僕は蒸し立てがおいしかったです。電車に乗って移動をしたり、新鮮な気持ちで店で話を聞いたり(学校だと事前学習があってそれが嫌です)、先生がいないから気持ちが自由なことなど、学校ではできないことができました。(中2 郡山市)

録音する機能は使いやすかった

 駅の写真を撮って、駅の名前と新しいか古いかを書いてメールを送るミッションをやったり、町を歩いて昔の様子や東日本大震災の話を聞いたり、買い物をして、楽しかったです。放射能の影響で町で作ったものを買ってもらえず、困った時期があったと聞いて、大変だと思いました。iPhoneの操作で、メールを送るのは難しかったけど、録音する機能は使いやすかったです。みんなでお話をしながらご飯を食べたことも楽しかったです。沢山歩いて大変だったけど、お話を聞いたりできて、行って良かったと思いました。(小5 福島市)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから
共催:福島県教育委員会・東京大学先端科学技術研究センター

毎日新聞社が運営するバーティカルメディア「Hanasone(ハナソネ)」2025年2月7日付にて、赤松裕美特任助教のインタビュー記事

メディア毎日新聞社が運営するバーティカルメディア「Hanasone(ハナソネ)」2025年2月7日付にて、赤松裕美特任助教のインタビュー記事「東大ギフテッド教育にあった落とし穴 失敗から見えた必要な学びとは」が掲載されました。

LEARN with ソフトバンク 魔法のキャラバン『重度障害・知的障害のある子ども向けICT活用プログラム』

LEARN with ソフトバンク

<LEARN with ソフトバンク>

魔法のキャラバン 重度障害・知的障害のある子ども向けICT活用プログラム

2024年9月23日 @高松

重度の重複障害や知的障害のある子どもたちを対象に、ICTを活用した学びやコミュニケーションの可能性を探りました。個別支援が求められる子どもたちに対し、それぞれの特性に応じたICTの活用方法を実践し、学びやすい環境を構築するための手がかりを提供しました。
重度重複障害のある子どもたちとの活動では、スイッチデバイスや動き可視化システムも活用し、彼らの見立てや学習支援への活用方法を試しました。重度知的障害のある子どもたちとの活動では、コミュニケーション支援アプリの活用事例なども紹介し、ことばを使わずに意思を伝える様々な手段を実際に体験しました。
本プログラムを通して、子ども一人ひとりに適したICTの活用方法を見つけ、家庭や学校で実践できる支援のヒントを提供しました。保護者や教職員にとっても、ICTがもたらす新たな可能性を学ぶ機会となりました。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<保護者からの感想>

子供に頭皮マッサージ機を当てたときに、ものすごく反応があり、私はとても嫌がっていると感じたのですが、主人は面白がっていると感じて、同じことを見ていても受け止め方が全く違うことに驚きました。我が子の反応は本当に読み取るのが難しくて、今までも周りの状況等を勘案して「こうであろう」と推測してきましたが、それが本当に正しかったのか不安にも思いました。それでも、日々この子の生活を支え続けなければいけない限り、私は私の主観でこの子の思いを汲み取るしかありません。少しでも子供が気持ちよく過ごせるために、これからも子供の反応を細やかに観察しなければいけないなと思いました。

子どものことをもっと理解できるように小さなシグナルも見落とさないようにしていきたいです。反応が遅れてくることもあるので、気長に待つこと、ゆっくり観察することが大事だと思えました。

喋れなくても、いろんなアプローチの仕方があり、お菓子を欲しい、欲しくないのやりとりを現物を見てからカードやタブレットなどで表示をしたり、言葉以外にもコミュケーションのやり方があるのを学べました。
本当に参加して良かったなと思います。また、日常でも活用していきたいなと思います。

好きなお菓子と嫌いなお菓子、見せ方を変えると微妙に反応が違い、観察すると面白かったです。プログラムを経て、嫌いなお菓子のパッケージと味との因果関係が結びついたようで、嫌いなお菓子の袋を見て、NOのサインを出すようになりました。ヘレンケラーの話を思い出しました。

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから
魔法のキャラバン in 高松

共催:東京大学先端科学技術研究センター 個別最適な学び寄付研究部門
   ソフトバンク株式会社

LEARN with ソフトバンク 魔法のキャラバン『学習に困難を抱える子どもだけでなく、全ての子どもの集団体験型プログラム』

LEARN with ソフトバンク

<LEARN with ソフトバンク>

魔法のキャラバン 学習に困難を抱える子どもだけでなく、全ての子どもの集団体験 型プログラム

2024年10月31日 @徳之島

学習に困難を抱える子どもだけでなく、すべての子どもたちがICTを活用した学びを体験しました。個別支援ではなく、クラス全体で同じ活動に取り組むことで、ICTがもたらす学びの多様性を共に実感できる機会となりました。
活動では、全員が一斉にICTを使ったミッションに挑戦。特定の困難を抱える子どもだけでなく、すべての子どもが自由にツールを試しながら、自分にとって学びやすい方法を発見しました。学習の得意・不得意に関係なく、それぞれが異なるアプローチを見つける場となり、「誰もが使える学びのツール」としてのICTの可能性を体験しました。
また、教職員にとっては、子どもたちがどのようにICTを活用し、それぞれの強みを発揮するかを観察する機会となり、ICTを活用したインクルーシブな学びの実践につながる視点を得る場となりました。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<子どもからの感想>

いろいろなiPadのアプリや機能を使えば、難しい漢字や外国語を読んでくれたり、声を文字にして表示してくれたりしたので、便利な機能があるから、文字を打つのが苦手な人でもUDトークを使えば文字を打たなくていいし、漢字が読めない人でも、外国語が分からない人でも、日本語にしてくれたり、文字を読んでくれたりするという機能があって便利だなと思った。(小5)

授業でたくさんのことを学びました。私たちが知らないこともあって、いろんなことが学べました。自分のなかで、クイズに答えてお菓子をゲットしたことが一番の印象に残ってます。特別な授業だったので、とても楽しい思い出になりました。(小5)

Googleレンズを使うと、難しい漢字や自分では読めない英語の文も読むことができてすごいと思った。他の音は聞こえないけど、先生の声だけ聞こえるイヤホンを使うと、うるさい中でも授業に集中することができるのですごいと思った。(小6)

身近にあるスマホやパソコンも、使い方を変えればもっと便利に使えるんだなと思いました。(小6)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:東京大学先端科学技術研究センター 個別最適な学び寄付研究部門
   ソフトバンク株式会社

LEARN with ソフトバンク 魔法のキャラバン『学習に困難を抱える子どもの個別体験型プログラム』

LEARN with ソフトバンク

<LEARN with ソフトバンク>

魔法のキャラバン 学習に困難を抱える子どもの個別体験型プログラム

2024年   7月26日 @淡路島
2024年 10月12日 @山口
2024年 11月  2日 @鹿児島
2024年 12月14日 @沖縄
2024年   1月10日 @北海道

読み書きや注意に困難を抱える子どもたち、その保護者や教職員を対象に、学習や生活で 役立つICT機器やアプリの展示・体験会 を実施しました。
会場では、タブレットやスマートフォン、スマートスピーカー、スマートウォッチなどを 実際に試し、ICTを活用した新しい学び方を体験しました。また、音声入力や読み上げ機 能を搭載したアプリ、聞きたいものに集中できるツールなど、子どもたちの学習をサポー トするアプリを紹介し、それぞれに合った活用方法を見つける機会となりました。
さらに、保護者や教職員向けに、ICTを活用した学習支援のアドバイスを行い、実際の教 育現場や家庭で活かせるアイデアを提供しました。このプログラムを通じて、子どもたち がより学びやすい環境を整えるための一歩を踏み出すことができました。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<子どもからの感想>

それぞれの人の苦手な所を、機械で支援しようとして、苦手な所にぴったりなアプリで 普通の人と同じように勉強ができるようにしよう。とするのは、いいアイデアだと思う。(香川県 小6)

先生達が、一生懸命に困っている子たちのために取り組んでくれていることがわかって、嬉しくなった。 機器の体験では、知らなかったアプリが意外にあって、それを知れて、実際に試せて、嬉しかった。(沖縄県 中2)

ノイズキャンセリングヘッドフォンの性能に驚きました。音がめちゃくちゃ聞こえなくてびっくりしました。お菓子が貰えたのも嬉しかったです。知りたかったiPadの操作も知れて良かったです。(北海道 小4)

<大人からの感想>

児童の学習や生活を支援するものが今持っているタブレットでできることが分かりました。機器は、日々進歩しているので、私たち教員も日々研修などを通して進歩していかなければならないと感じました。(兵庫県 教育関係者)

テクノロジーの導入には生活の中で必要性を感じる経験が積み重なっていること、本人の納得が必須でそれには時間がかかることがあること、使い方もスペクトラムで、紙で読みたい、ICTを使って読みたいは、その時々で選ぶ自由があることなど、改めて肝に銘じなくては、と思うお話ばかりでした。ありがとうございました。(広島県 教育関係者)

子どもたち一人ひとりに違う個性や特徴があり、その子に合った支援が大切と改めて感じることができました。テクノロジーだけに頼るのではなく、子どもたちのワクワクに繋がるツールとして、話をしたいと思ってもらえるツールとしての活用方法を知ることが出来てとても参考になりました。(鹿児島県 教育関係者)

支援ツールを実際に触ってみることができ、使い方がよくわかりました。仕事にも活用できるツールなので、まずは自分で使ってみます。そして、日常で活用することで、自分の中にある支援ツールへの意識のハードルを下げたいと考えています。(福岡県 教育関係者)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから
魔法のキャラバン in 淡路島
魔法のキャラバン in 山口
魔法のキャラバン in 鹿児島
魔法のキャラバン in 沖縄
魔法のキャラバン in 北海道

共催:東京大学先端科学技術研究センター 個別最適な学び寄付研究部門
   ソフトバンク株式会社