LEARN in 渋谷「電脳昆虫実験室」「徹夜で昆虫観察」「子育て作戦会議」
2024年7月21日(日)

LEARN in 渋谷

活動報告

LEARN in 渋谷 夏休みプログラム 
「電脳昆虫実験室」「徹夜で昆虫観察」「子育て作戦会議」

▼子ども向けプログラム
◯デイコース「電脳昆虫実験室」
2024年7月21日(日)
◯デイ&ナイトコース「徹夜で昆虫観察」 2024年7月21日(日)-22日(月)

▼保護者向けプログラム
◯「子育て作戦会議」
2024年7月21日(日)

いつもの昆虫採集とは違う、「電脳×昆虫観察」プログラム。

「デイコース」では東大先端研内で日中のみの活動、「デイ&ナイトコース」では夕方から場所を移して、夜通し昆虫観察を行いました。

まずはアリをつかまえるミッション。虫の専門家の先生に捕まえる極意を教えてもらったり、虫の研究者の方に秘密の場所を教えてもらって、1人でアリを追いかける子、協力して捕まえようとする子、それぞれの活動スタイルで動きます。

次は巖淵先生からレクチャーを受けて、「iOAK(アイオーク)」を使っての観察。肉眼では追えない動きを、iOAKが視覚的に捉えてくれます。高学年・中学生チームは、特別ミッションで捕まえた同じ種類のアリでの実験。スイカに集まっていたアリたちを、スイカに似せた赤い画用紙を置いたらどんな動きをするか?iOAKでその軌跡を追いました。

活動プログラムのあとは、LEARNメッセージに参加。巖淵先生の「親子向けAI教室」のご講演を聞きました。

また、日中の昆虫観察の時間と並行して、保護者向け「子育て作戦会議」も実施いたしました。

ナイトコースは、日中の活動の後、井の頭公園近くの民家へ移動しました。協力してライトトラップを設置。シフトを組んで、時間ごとに集まってくる虫の記録を取りながら、夜の昆虫観察を楽しみました。深夜のスペシャルゲスト、カブトムシに大盛り上がり。徹夜するぞと意気込んだ子どもたちも、2時、3時と夜が更けていくにつれて、ウトウトと夢の中へ…。

朝5時半には、一晩を通して撮影したタイムラプスで、虫たちの動きをテクノロジーの力で観察。仲間との別れを惜しみながら、帰路へつきました。

プログラムの様子と参加者からの感想を抜粋して、以下に報告いたします。

プログラムの様子

*昆虫の写真あり(苦手な方はご注意ください) 

ー参加者から寄せられた感想ー

※一部抜粋して掲載しています。

<子どもたちからの感想 >

全部楽しかったです。アリをつかまえるのは簡単だったので、次はもっと難しい虫に挑戦したいです。徹夜のライトトラップにも行きたい。ライトトラップでクワガタやカミキリムシを捕まえて、どんなところから来たのかとか、どんなとこ ろにいるのかを調べて実験してみたいです。次はいつありますか?また絶対参加したいです。(小2)

あまりアリのことを観察したことがなかったので、よく見る機会をもてたことが、心に残りました。(小3)

夜のライトトラップでは、いつもはあまり光に寄って来ないゴマダラカミキリやカ ブトムシが採れて嬉しかったです。井の頭公園の木の樹液の所に、とてもたくさんのカブトムシが集まっていて、凄いなと思いました。 時間帯によって活動する虫が違うのはどうしてなのかなと思いました。また、是非参加したいです!(小5)

どこに泊まるのか、本当に虫捕りなのか、本気で徹夜なのかなど、「?」が多い未知の世界への飛び込みでした。夏の冒険と思い飛び込んでみたら、想像以上の楽しさ。東大の隠れ家なのか秘密基地なのか、外観からは想像できない部屋で、初めて会う先生や集まった仲間と虫講座。アリの捕獲の30分は一瞬で終わってしまったかのような感じで、蚕のフェロモンについてもとても興味深かった。そしていよいよ宿泊先へ移動し、1番楽しみにしていた徹夜をする⺠家へ。お化け屋敷のようなところに泊まるのかと思っていたら、目の前にとてもきれいな家が現れた。ベランダで白い布にライトアップして虫をおびき寄せたら、初めて見る虫たちがたくさんやってきた。いろんな虫たちと出会い、カブトムシ3匹を持ち帰った。徹夜明けの日に学校があったため、カブトムシを持ち帰ったまま自宅に置いて行ったら、帰宅した夕方に瀕死の状態。父と水をかけたり、人工呼吸をしたら生きかえり、今も元気に3匹いっしょ に暮らしている。もう会うこともないかもしれないけれど、仲間たちとの出会いも宝物になった。いや、また会いたいな。 (中1) 

<保護者からの感想 >

息子は虫やカナヘビなど、 生き物を見つける、捕まえるのがとても好きなのですが、じっくり観察したり実験したりというところまでは興味がありませんでした。今回、先生方のお話や、実験の様子、蛾の実験を見て「実験」という言葉 が強く心に残ったようで、自分も「実験」をしたい!と言うようになりました。
以前から興味のあったライトトラップについても、「虫を捕まえたい」と言うだけだったのに、「虫を捕まえたい。そしてその虫がどこから来たのか、どんなところにいるのか調べたい」と言うようになり、1日の経験 でこんなに変わるの!? と驚いています。ただ漠然とした「好き」から、一歩踏み込んだところに進む、貴重な機会になりました。私も一緒に楽しみながら、観察・実験にトライしていきたいと思います。(小2 保護者)

「子育て会議」では、保護者の皆様・先生方とお話をさせていただき、子育てについて大変参考になりました。ゲームやタブレット等に対する制限は必須なのだなと感じました。まだスマホを持つ年齢ではないですが、来るべき時期に備えて今からしっかりとルール付けを考えていきたいと思います。
また昆虫実験室では、自主的な興味を引き出してくれる内容で、とても楽しそうでした。昆虫好きが集まり、普段の友達の中では一番昆虫について詳しいと思っていたのが、まだまだ世界にはもっと 詳しい子がいると感じたようです。「徹夜で昆虫観察」も行きたい!と言っていましたが、まだ3年生だから参加できないよ、と言ってあきらめていました。またこのような企画に参加出来たら嬉しく思います。ありがとうございました。 (小3 保護者)

プログラム参加前はあまり得意ではない昆虫というテーマに、応募するかどうか悩んでいましたが、最終的には好奇心が勝ち、応募に至りました。参加後はノンストップ、マシンガントークでプログラムの内容、楽しかったことを話してくれました。参加する毎に娘の世界が広がり、成⻑していく姿を見て嬉しく思っています。貴重な経験をありがとうございました。 (小4 保護者)

「子育て作戦会議」に参加させていただき、いろんな悩み、そして考え方があるのだなと思いました。私も含め、親も多様なんだなと…。息子は夏休みも勉強勉強で、私は変わらず仕事仕事の毎日です。なかなか息子と話せる時間もなく、もう8 月。徹夜でどんなことをしたのかも深くは聞けていないです。もったいないですね。息子は好奇心旺盛なタイプですが、参加させていただき、さらに拍車がかかっているようです。敷かれたレールの上を歩くだけの人生にならないように、またぜひ参加させていただけると嬉し いです。 (中1 保護者) 

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:東京大学先端科学技術研究センターLEARN、渋谷区教育委員会

LEARN with NITORI 2024@北海道余市町『果樹園でアルバイト体験』 『果樹園でリラックス子育て作戦会議』
2024年7月7日

LEARN with NITORI

『果樹園でアルバイト体験~君は1時間で何個のさくらんぼをゲットできるか?~』
『果樹園でリラックス子育て作戦会議~さくらんぼを食べながらちょっと理論的に子育てを考える~』

2024年7月7日@北海道余市町

多くの小中学生はいつもお金を気にすることなくお菓子やジュースを買ってもらっていると思う。
100円を稼ぐためにはどれだけ働いたらいいのだろうか?
この果樹園で働くと、働いた時間に応じて美味しいさくらんぼが支給される。いったいどのくらいもらえるのだろう?
働いてお金を稼ぐ体験がお金の価値を教えてくれる。
未来の起業家を目指す君にもぜひ挑戦してもらいたい。

保護者の皆さんは、日々の悩みや疑問を話しながら、いつもと違った視点で子育てを考える「子育て作戦会議」を行います。あたり一面さくらんぼのある中で、ゆったり美味しい時間と共に。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<子ども向けプログラム参加者より>
草抜きが⼤変でした。最初はお⺟さんに騙されたと思ったけど、働いた分のさくらんぼをお⺟さんが⾷べて喜んでくれたのが嬉しかった。(小2 山口県)

僕が今回一番苦労したのはやっぱり草抜きです。普通の草は簡単に抜けるのだけれども、ブタクサと呼ばれる草はなかなか簡単には抜けませんでした。みんなが全然抜けないと言っていたので僕も挑戦してみたけれど、ずるずる滑って手からどんどんすり抜けて花の部分が落ちていくだけでした。とても一人では抜くことができなかった時お友達が数人手伝だいにきてくれたことをきっかけにチームブタクサを結成して掛け声をかけながら一緒に抜きました。一人では全然抜くことができなかったけれど、協力したらあんなにしぶとかった草を抜くことができたことは僕にとって新しい発見でした。一つの目標のためにみんなが集まって協力することも面白いことでした。(小4 徳島県)

(小5 愛知県)
(小5 愛知県)

<保護者向けプログラム参加者より>
今回のプログラムに参加して、様々な感性のお子さんの保護者のお話や価値観に触れ、たくさんの収穫を得ることができました。また、保護者の方から「うちも同じですよ」と声をかけていただき、悩みに共感してくださったり、アドバイスをくださったことがとても心強かったです。(小2保護者 山口県)

子供が年齢性別関係なく、分け隔てなく仲良くなったと話を聞き楽しそうに過ごしているのを見て嬉しくなりました。帰ってきて疲れてるのに靴を洗うママを見て『自分で洗う』と動く姿を見て成長を感じました。こういった機会をくださり感謝します。ありがとうございました。(小6保護者 北海道)

 

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共催:東京大学先端科学技術研究センター・(株)ニトリホールディングス

LEARN with NITORI 2024@小樽市『美術館の中の生物を探せ』
2024年7月6日

LEARN with NITORI

『美術館の中の生物を探せ~小樽芸術村プログラム~』 

2024年7月6日@北海道小樽市

全世界に生物が約175万種類住んでいる。
このうち、哺乳類は約6,000種、鳥類は約9,000種、昆虫は約95万種。想像もできない数だ。
北海道小樽市にある西洋美術館には、何種類の生物が住んでいるのだろうか?
様々な時代の様々な生き物が、この美術館の中に生息している。目に見える場所や、なかなか分からない場所にも。よく見ないと分からない。
それをカメラで撮影して集めて、持ち寄って分類してみよう。
さて君たちは、この西洋美術館でいったい何種類の生物を見つけることができるだろうか?

— 参加者が見つけた生物 —

チョウ・ガの仲間

トンボの仲間

バッタ・コオロギ・カマキリ・ハチの仲間

魚・蟹など水生生物の仲間

甲虫(カブトムシ・コガネムシなど)の仲間

動物

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<子ども向けプログラム参加者より>
参加して思った事は、⾒つけられなかった昆⾍とかがあって悔しかったです。もし次があったら全部⾒つけたいです。(小3 北海道)

⼈と対話する楽しさを⾝をもって実感することできて勉強になりました。美術館ではいろいろな作品をじっくり⾒ながら作品に隠れている昆⾍を探すことができて新しい発⾒、昆⾍以外の作品の中でも発⾒があって楽しめました。みなさんの写真も⾒ることができ⾯⽩い写真の写し⽅だったり綺麗な写し⽅だったり、まだ⾒たことないような昆⾍も⾒れて⾯⽩かったです。(中2 北海道)

参加をしてみて、⾃分では⾒つけられなかった⽣物を他の⼈が撮っていたり⾒ていたりしていて⾯⽩かったです。予想していたより緊張せず参加できてよかったと思います。このプログラムでは、結局、みんな同じことをしなくてもよい。違った考え⽅、感覚を持っていても良いということを認識させてもらったと思います。実際私は友達を作るのがとても苦⼿で同じような趣味を持っている⼈とめったに出会ったことがありません。しかし learn プロジェクトでは、あることに熱中している⼦どもたちを積極的に集めるということで、私は学校ではそのような体験はしたことはないし、聞いたことはありませんでした。そのため実際に体験してみて、むしろその⽅が⾃分にとって過ごしやすいし楽しい気がしました。私は learn プロジェクトを通して、何か困難があったり学校に馴染めない⼦どもたちをいろいろな分野から学ばせ、個性を輝かせたりするという⽀援⽅法はここにしかないだろうと感じました。⾃分に対する理解や存在価値を認められた時間を過ごすことが出来ました。(高3 秋田県)

 

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共催:東京大学先端科学技術研究センター・(株)ニトリホールディングス

LEARN with NITORI 2024@静岡県熱海『たけのこの秘密に迫れ〜親子それぞれプログラム〜』
2024年4月13日(土)〜14日(日)

LEARN with NITORI竹の子
LEARN with NITORI

たけのこの秘密に迫れ 〜親子それぞれプログラム〜
2024年4月13日~14日@静岡県熱海市

土に覆われている小さな「たけのこ」はどうやって探せばいいのだろうか?
「たけのこ」は1日でどれくらい伸びるのだろう?
どの「たけのこ」が、一番伸びるスピードが速いのだろう?
「たけのこ」の形は、全部同じなのだろうか?
やわらかい「たけのこ」を、あの皮が付いた外からどう見極めるのだろう?
竹林に入って「たけのこ」の秘密に迫ってみた。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<子ども向けプログラム参加者より>
たけのこ掘るの楽しかった。根元に紫色のぶつぶつがあるのが不思議だった。また参加したい。お友だちもたくさんできて嬉しかった。自分が掘ったたけのこおいしかった。とっちゃん(父)とママがたけのこごはんをばくばく食べて嬉しかった。おいしいのを獲ったねと言われてとっても嬉しかった☆(小2 東京都)

このたけのこ掘りに参加してみて、自然の中でしか学べないことを学べたことがたくさんあった。自然の匂いをたくさん感じられました。自分で選んだマイたけのこが次の日にどのくらい成長しているか楽しみでワクワクした。最初はたけのこの上だけが少し出ていたけれど、掘ってみたらすごく大きくてびっくりした。大満足だった。そして、たけのこが生えている土の中の見えない世界はどうなっているのか知りたくなりました。(小4 埼玉県)

行く前はドキドキしました。外出したときのごはんが来るまでの時間や電車の時間など暇な時間にゲームをしたくなるけど、たけのこプログラム中はどういうわけか全然使いたいとおもわなかった。寝る前もYouTubeをいつもは見るけど、見たいと思わなかった。それは集中してできていたからだと思います。(小4 東京都)

自分がとったたけのこは、スーパーで売っている普通のたけのこの2倍美味しかったです。実は、始めはとても緊張していて、「やっぱり行きたくない」と言う気持ちもありましたが、最終的には楽しい気持ちでいっぱいでした。(小5 東京都)

一番楽しかったことはたけのこ堀りの斜面に足場を作ってくわで掘ったこと。途中までは一人でやって知り合いのお父さんに助けてもらって、くわを入れるところはひとりでできた。でかいたけのこだったので、のびる量も大きかったと思う。斜面に生えていたけど一番おいしそうであのたけのこが一番いいと思った。大きいたけのこは小さいたけのこに比べて、硬くて美味しくないと聞いて知っていたけど、最悪美味しくなくても、お母さんに美味しいから食べてと言って食べてもらって「硬くておいしくない」と言ってほしかった。失敗してもあの大きいたけのこがよかった。実際大きいたけのこを持って帰って食べたらやわらかくて美味しかった。あれ、美味しいと思った。チームリーダーがやりたいことを言ったらいいよと言ってくれて嬉しかった。大体ダメだと言われることが多いけど、否定されなかったのでやりやすかった。気持ちも楽だった。また参加したい。(小6 大阪府)

<保護者向けプログラム参加者より>
学校での生活のなかで、ルールを守らない子や皆と同じように動かない子がいると、イライラしたりソワソワしてストレスを感じることがあるようです。けれど、今回は個性豊かな子供たちが集まって過ごすなかで、特にストレスを感じている様子もなく、楽しく過ごすことができていました。周りの大人たちが、自由に過ごす子供たちをうけいれている様子を感じて、安心して活動できたのかなと思います。こういう体験が、もっと日常的にできるといいと思いました。(小3保護者 静岡県)

今回のイベントを通じたくさんの気付きを得たようで、帰宅後息子は大きなパニックを起こしていません。私も体験前と比べおおらかに構えられるようになった気がします。私自身も、先生方や他の親御さん、お子様方を見て自分を省みるよい時間となりました。本当にたくさんお世話になり、どうもありがとうございました。(小3保護者 東京都)

子どもの視座が大きくかわる二日間でした。「自分だけが違う」と感じて学校を離れた彼ですが、二日間多様なキャラクターの中に置かれたことで本当に「自分だけが違う」のか?そう思う気持ちは何なのか、うまく言葉にできませんが立ち止まり考えていたように思います。(小4保護者 東京都)

いつもはプログラムに入る前に気持ちが整わず会場にすら入れなくて帰ることがほとんどです。会場に到着して早々に、子どもの不安に押しつぶされそうな気持ちと、‘みんなと同じことをしたくない、自分の好きにしたい’というわがままにもとれる行動を、受け入れて解決してくださって、自分のたけのこを探しに行くというスタートラインに立てました。普段の子どもは、不安が強くストレスで攻撃的な言動をすることが多く、人に迷惑をかけないようにととても気を使いますが、全くそういうことがありませんでした。私もたけのこプロジェクトの空間で、緊張をゆるめて安心して過ごすことができました。そして、「失敗してもいいから自分が選んだ大きなたけのこを取りたかった!」とたくましい子どもになっていることにも気が付きました。花火を見ながら新しい友だちと話したり歌ったり、いきいきとしている子どもの様子を見て、私も幸せな時間を過ごしました。(小6保護者 大阪府)

 

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共催:東京大学先端科学技術研究センター・(株)ニトリホールディングス

LEARN ONE プログラム参加型スカラーシップ『1週間の家出をしてアルバイト体験をする旅2024』
2024年1月31日(水)~2月4日(日)

LEARN-ONE-logo

LEARN ONE
プログラム参加型スカラーシップ
『1週間の家出をしてアルバイト体験をする旅 2024』

2024年1月31日(水)~2月4日(日)

将来に不安を感じ、悶々と暮らす子どもたち
未来に向かって歩き始めたいのだけど、誰かの後押しが欲しい子どもたち
親に申し訳ないなと思いながらも喧嘩ばかりして後悔する子どもたち

働き、お金を稼ぐ。大自然に身を包まれる。変化を求めて動き出してみる。
家を離れる旅に出て、見えたものはなんだろう?

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

私は旅に出て、根拠のある自信を得ました。私は自分に自信がなく、何もできない人間だからと挑戦せず自分の殻に閉じこもっていました。ですが働くことによって自信をつけたいと応募しました。不安な気持ちで心が一杯になりながら旅に出ました。自分にやり遂げられるだろうかと。一日二日はスマホがないなか移動をし不安と向き合いました。三日目ついに就労です。薪を作るため雪かきで道を作るという仕事をもらいます。想像していた通り仕事は大変で体力も気力も奪われていきます。ですがその仕事をやり切り道ができた時、えも言われぬ達成感を得ました。こんな自分でも働くことができたという達成感です。四日目五日目もしっかりと働き抜くことができました。働くことで、大変な作業でもできるかどうか見ただけでは判断がつかないこと。自分でも働けるという自信を得ました。(高1・神奈川県)

行動するかを知りたいと思い応募したプログラムでした。大自然の中、野生動物を見たり初めて仕事をしたりして、感動や発見が多い時間でした。しかしそれ以上に、改めて自分の苦手なところや直したいことを痛感した時間でした。そして一人で行動できるという自信がついたことも大きな収穫です。初仕事や一人旅を通して感じたこと、学んだことや気づいたことを忘れず、これからの生活に生かしていきたいです。5日間の貴重な体験をありがとうございました。(中3・愛媛県)

今までで一番遠くまで来たけど、空の太陽は相変わらずあった。極寒の地で心は温まった。僕には必要な旅だった。どうせ僕なんか、いなくなればいいんだって思うことばかりだったし、もう心も体もおかしくなってきていたところだったから。旅の間、いつもみたいに怖い夢は見なかった。お世話になった先生方と現地の方々へ。「どうもありがとうございます」多くの人が支えてくれて味方になってくださったこの旅、僕は次の階段に向かう意欲がわいています。
宝の言葉:「己と向き合いなさい」

スケッチの説明:
根室線の中で物語を書きたくなり少し書いていた。あつない駅に止まった時、120周年と書いてあったのでびっくりしたのでメモをした。発車して間もなく、特急だかの通過待ちをするからと停車した。海のそばだった。駅でもないのに駅舎のような建物が見えたので描いた。昔は駅だったのだろうか。




1週間の家出(中1・神奈川県)
(中1・神奈川県)
1週間の家出(中1・神奈川県)
 

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LEARN in 福島県『初めてのアルバイト体験』親子参加も可能〜働いて欲しいものを手にしてみよう! 〜
2023年9月7日(金)、11月29日(水)

LEARNin福島

『初めてのアルバイト体験』
親子参加も可能

『初めてのアルバイト体験 ~働いて欲しいものを手にしてみよう!~』
2023年9月7日 郡山市
『初めてのアルバイト体験 ~働いて欲しいものを手にしてみよう!~』
2023年11月29日 会津若松

働くってなんだろう。
なかなか自分が働いている姿がイメージできない子どもたちが、
家から一歩飛び出して、アルバイト体験をしてみます。
ふだんはお客さんとして行っている
郡山と会津にあるニトリのお店で、
品出しや掃除をしました。
少し不安な子どもたちは、保護者の人と、
自信のある子どもは一人で働きます。
働いて、欲しいものを手に入れるという経験を通して
少しずつ成長していきます。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

初の給料をもらって家族にプレゼント
仕事は大変だけど楽しかった。商品が棚に足りてたとしても持っていくんだなぁって思った。初の給料をもらって家族にプレゼントしたら喜んでもらえて嬉しかった。(小5 郡山市)

同じような子たちと働くのがよかった
アルバイト体験できて楽しかったです。でも仕事は大変なんだなぁと思いました。お父さんお母さんはぼくのために一生懸命仕事してくれてるので、感謝したいと思いました。仕事をして初めてもらった給料で、お父さんお母さん、お兄ちゃん、妹、おじいちゃんおばあちゃんにお土産も買えて、喜んでもらえて本当にうれしかったです♪ ぼくと同じような子達と仕事ができたことも気持ちが分かる気がしてよかったです。また参加したいです。(小4 郡山市)

おつりがでないように値段に気をつけながらお菓子を選びました
会津のニトリに行くまでは、緊張していて、少しこわかったです。でも雪がふっていたり、車の中でおなかいっぱい朝ごはんを食べたら、緊張がとれてよかったです。アルバイト体験をして楽しかったことは、みんなで協力してたくさんの量の仕事をできたことです。アルバイトが終わって買い物に行きましたが、おつりがでないように値段に気をつけながらお菓子を選びました。自分の欲しいものが買えてうれしかったです。また参加したいです。ありがとうございました。(小5 いわき市)

2回目の参加
(会津若松のプログラムは)2回目だったから疲れなかった。お給料で買ったお肉はすごく美味しかった。(小5郡山市)

働くことの中に子どもの個性や強みを発見
働く子どもたちを見ていると、みんな与えられた仕事は同じなはずなのに、その働き方にそれぞれの個性やカラーが出ているなと感じました。商品の位置を調べるのが上手で、グループメンバーの先頭に立って商品を陳列する子。高いところに登るのが得意で、頼もしく脚立に登って仕事をする子。商品番号を確認するのが上手で、番号と商品とを1つ1つ照らし合わせ、間違いなく商品を並べる子。「商品を撒く」という1つの仕事でも、それぞれがもっている強みや得意を活かしながら、仕事を進めていく様子が見られました。教室の中では、なかなか発見することのできない個性や強みも、“働くこと”の中に見えてくることを実感できました。(学生ボランティア)

自立に向けての第一歩
人と接する事、共同で行動する事に疲れてしまい学校生活が送れなくなりましたが、今回は親子で参加できた事がとても良かったです。バイト体験も初めてでしたが、疲れたと言いつつ最後買い物まで達成しました。自立に向けての第一歩でした。また、今後のプログラムにも参加させていただけたらと思います。(中1保護者 郡山市)

やり抜く力がちゃんとある
途中で疲れてやめちゃうかな〜と思っていたのですが、アルバイト代のために最後まで頑張っていて、やり抜く力がちゃんとあるんだなとなんだかホッとした気持ちになりました。学校と家庭の生活ではみられない姿が見られて、一緒に参加できてよかったと思いました。先生方の子供たちを見守る穏やかな姿勢も勉強になりましたし、そんな先生方が存在して下さっているだけで日々の励みになります。この度は企画していただき本当にありがとうございました。(小2保護者 郡山市)

大人になったら仕事をするということに、ちょっと前向きになれた
本日は大変お世話になりました。初めは緊張していた子供が、同じグループのお友達と協力しながら、活き活きとお仕事に取り組んでいた姿を見れたことが、とても心に残っています。仕事をする上での大切な約束に気をつけながら、人と協力して楽しく作業をすることができて、もっとやりたいと思えたり、その上お給料まで貰えたことで、大人になったら仕事をするということに、ちょっと前向きになれたように思います。また、相談会でも、先生方やお母様達のお話など、参考になったり、共感できるお話を聞くことができました。皆様の手厚い支えのお陰で、とても有意義な一日となりました。参加させていただいて良かったです。本当にありがとうございました。(小4保護者 会津若松市)

2回目の体験
2回目の参加でしたが、前回とはまた違うパターンが見れました。体験をする事で、良い変化がうまれてくれるといいなと思います。また是非参加させて下さい。(中1保護者)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちら(郡山市)(会津若松)から

共催:東京大学先端科学技術研究センター・(株)ニトリホールディングス

LEARN with Porsche 2023
君の学びを変えるサマーセミナー「動かなくても学べる時代にあえて、移動しながら学び、考えてみよ!」
2023年8月21日~25日

LEARN with Porscheロゴ

君の学びを変えるサマーセミナー
「動かなくても学べる時代にあえて、移動しながら学び、考えてみよ!」

2023年8月21日(月)~25日(金)@日本

約束の時間に集合するとスタッフらしき人がいない。似たような小型スーツケースを手にリュックを背負う若者に、不安ながら「君もLEARNですか?」と声をかけてみる。気がつけばスタッフがいなくても仲間と自己紹介が終わっていた。必要があれば人は自ら動き出す。このプログラムはそんなシナリオがあちこちに散りばめられている。彼らは自ら動いて、学び、考えていく。これまで見落としていたものに気づき、素通りしていた人を意識し、自分の社会の幅を広げていけただろうか。

LEARN with Porsche 2023のプログラムがトラベルWatchの記事に掲載されました。
よろしければ、下記よりご覧ください。
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1532893.html https://travel.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1533303.html

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

高校生最後の夏。受験勉強から離れ、初めての土地で刺激を受け続けた五日間は、私に自分と世界を見つめ直す視点を与えてくれた。プログラムを通じて、私は自身の消極性を再認識した。例えば、集合場所のマクドナルド前では参加者に話しかけるまで二十分ほど躊躇したり、宗谷本線にては大河内さんと社交辞令しか交わせなかったりと、アクションを起こすまで抵抗を見せてしまった。この躊躇いは私の「間違えてはいけない」という緊張から来ていると思う。私はなまじ成績が優秀なばかりに模範生として評価されてきたので、期待を裏切ることへの恐怖を抱えている。この恐怖が枠にはまった行動しかとれない消極性に変質し、五日間で何度も抱いた「深い会話をしたかった」「チャンスを掴みたかった」という後悔を引き起こしてしまった。 (高3 千葉県)

岡本さんはお節介焼きだったし、笑う時は楽しそうだった。要するに、人間味があった。損得で言えば、岡本さんは礼文島を出るという選択をしなかった。しかし、「地元の礼文島で漁師をやるよりも、島を出て会社員でもやった方が安定するのでは?」と、もし岡本さんが理屈や損得で動く機械ならとっくに島を出ていただろう。しかし岡本さんは自分の育った島が大好きで、一度も島を出ていない。このような人の話を聞いたことはあっても、実際に目の前で見て話したことは無い。そういう意味では、僕は礼文島で初めて人間に出会えたのかもしれない。 (高3 静岡県)

斎藤さんの仕事は、天候や器具の故障など、人間によらない外的要因でその日のやること、やれることが変わる。自分が進もうとしている医学の道とは違う日々を体験し、環境の違いからくる自然や仕事に対する考え方の違いを学ぶことができた。ここから先、自分は医学、脳神経科学の道に進もうと考えている。学習し、生きていけばいくほどどんどん関わりを持つ人が自分と似たような性質を持った人になっていき、このプログラムで会ったような人とは関わる機会が少なくなっていくだろう。しかし、自分が入り込んでしまっているなと思ったときは、このプログラムで出会った人、この社会には自分と同じことを考えている人は思ったより少なく、様々な考えを持った人たちがいるという事を思い出し、一歩引いて冷静に、しかし熱心に自分の夢を追いかけて生きたい。 (高2 兵庫県)

時間に追われ、お金そのものに価値を置いている街の生活は豊かなものではありますが、何か窮屈さがあります。その窮屈さに、島の生活や人々の様子を見たり体験したりして初めて知ることができました。島の生活は閉鎖的で保守的でありながら、街にはない自由を感じました。今まで知ることのなかった価値観を知ることで、初めて自分の今置かれている「普通」や「常識」が、他の人にとっての「普通」ではないと実感しました。 (高2 郡馬県)

今まで主体的な動機から学びや探究を目的としたプロジェクトに申し込んだことが一度もありませんでした。振り返ってみると人と関わらずに受動的に生きてきたように思います。そして、このプロジェクトに申し込んだことがその態度からの転換点だったと感じます。長い間同じだった態度を変えるほど、このプロジェクトに惹かれた理由があります。それは、明確な目的や到達地点が設定されていないLEARNの趣旨が、私の人生観と同じようなものだったからです。私は自己のアイデンティティや社会への向き合い方を見極めている真っ最中です。一人で行き詰っていた時にこのプロジェクトの存在を知り、「未来へ進むためのヒントや刺激を得られるかもしれない」と大いに期待することができたのです。だから、いつもの「どうせ選ばれない」「わざわざ名前も知らない誰かに会いに行くなんて面倒だ」と思う消極的な心を無視してフォームに長い文章を打ち込んで提出しました。そしてLEARNに参加できることが決まり、旅を終えて帰ってきた今、あの行動は正しかったと感じています。 (高1 大阪府)

<本プログラムについて>
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共催:東京大学先端科学技術研究センター・ポルシェジャパン株式会社

LEARN with Porsche 2023 ものづくりの好きな高校生集まれ 60年代の空冷ポルシェを甦らせよ! –人や機械からものづくりの知恵を学ぶ5日間–
2023年8月3日~7日

LEARN with Porscheロゴ

ものづくりの好きな高校生集まれ
「60年代の空冷ポルシェを甦らせよ!〜人や機械からものづくりの知恵を学ぶ5日間〜」

2023年8月3日(木)~7日(月)@北海道清水町

ものづくりや車好きの高校生が、60年代の空冷ポルシェのレストアに惹かれて集まってきた。あの911をレストアできるなんて夢のようなプログラムだと思っていたが、現地で告げられたミッションに彼らは一瞬戸惑うことになる。このレストアには教科書もなく、故障部分をコンピュータで自動診断することもできない。そしてその修理は、設備もない馬小屋前で行う。頼れるのは自分の知識と経験とそして思考。車の状態を見ながら、板金、塗装などの作業を行う。現場で作業をこなす経験に基づき身につけてきたであろう専門家の知恵の凄さに感嘆し、ものづくりの面白さに改めてワクワクした。

LEARN with Porsche 2023のプログラムがCar Watchの記事に掲載されました。 よろしければ、下記よりご覧ください。
https://car.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1525343.html
https://car.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1525833.html

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

初日はタイヤ班で作業した。タイヤのビード落としでは、これまでタイヤチェンジャーという機械に頼るやり方を教わってきたので、自分たちだけの力ではタイヤレバーを使っても(タイヤが外れず)苦戦していました。しかし、次郎さんが廃材から作ったL型の鉄を使うことで、いともたやすくビードが落ちました。それだけでなく、ボルト1本回すときにさえ、「そいつの限界を手探りで調べながら作業しろ。」と言われたように、一つ一つの作業を大切にしているからこそ、その中で、やっている人にしかわからない工夫が生まれるのだなと感じました。 (高2 岐阜県)

直していくうちにトラクターに愛着がわいてくる感覚であったり、自分の大好きなことを同じ熱量で話し合える楽しさであったりと、これまでの環境では味わいたくても味わえなかったたくさんの経験をすることができました。 (高2 福島県)

普段はロボットをmm単位で計算していたけど、車はタイヤをハンマーでたたき落とすなどダイナミックで驚いた。他にもオイルの役割を学んで、空気を入れる逃げ道を作ったり、いろんな工夫をすることも興味深かった。車もロボットも工夫しながら作るのは心がワクワクすると思った。 そして参加者も大人たちも最高だった。僕は大人の意味不明の圧力が苦手で、日本の中学は運動会とか修学旅行とか楽しいこと以外、中2から行かなかったけど、今回出会った大人は理解できない圧をかけてくる人もいなく、怒っているにも理由があって納得がいった。 (高2 アリゾナ州)

レストアの作業は、動画や本とかで知識を得ることはできるけど、経験した方がより深くわかるし、経験したからこそ得る知識もあるんだなと思いました。また、モノをしっかり観察したり視野を広げる大切さ知りました。 僕はボンネットを中心的に作業しました。ボンネットの凹みをきれいに戻すのがとても大変で、ハンマーで叩いたり溶接や切断をしたり、パテをもって形を作ったりなど、作業を繰り返してなんとか形にしました。一緒に作業した1年年上の子の技術や経験がとてもすごいなと思いました。自分は車に対しての知識はあるけど、作業に対しての知識や経験がまだまだだなと思いました。 最新のポルシェに乗って車の作りがすごいなと思いました。スポーツカーはよく乗っていたけど、加速や内装の作りなど安定性や乗り心地などがすごく良くてこれまで乗ってきた車と違ってとても良くて、これがポルシェかと思い感動しました。 (高1 愛知県)

60年代のポルシェ911を想像していてすごく楽しみにしていました。ですがトラクターが出て来た時は少しがっかりしたものの色々治していくうちにだんだんと愛着が湧いてきて、最後にエンジンがついた時は感動して泣きそうになりました。このプロジェクトで自分がやってみたかった板金塗装、タイヤの組み上げ、オイル交換など自分の自動車整備士という将来の夢になる為の1歩が踏み出せたと思います。 また、僕以外の車好きの8人と車について沢山語り合うことができ、自動車科の友達から僕の知らないマニアックな知識まで教えてもらうことができたので、今まで自分と同じ趣味の人達と話すことが出来る環境になかった為とても楽しくいい経験が出来たなと思います。 (高1 北海道)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:東京大学先端科学技術研究センター・ポルシェジャパン株式会社

LEARN with NITORI 2023 @ 東京都品川区『お屋敷の秘密を探せ ! 〜日本文化を学ぶ〜』『お屋敷でゆっくり、子育て作戦会議』
2023年5月13日(土)

LEARN with NITORI

子どものためのプログラム『お屋敷の秘密を探せ ! 〜日本文化を学ぶ〜』
保護者のためのプログラム『お屋敷でゆっくり、子育て作戦会議』

LEARN with NITORI 2023 @ 東京都品川区
2023年5月13日(土)

東京都品川区にあるお屋敷の秘密を探せ!
1941年に建てられた6422平方メートルの広大な敷地にたたずむ2階建ての和風邸宅。
普段は非公開のお屋敷には、秘密がたくさん隠されている。
子どもたちは、どんな秘密を見つけたのでしょうか。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<子どものためのプログラム>
『お屋敷の秘密を探せ!〜日本文化を学ぶ〜』

普段入れないような所に入れたり、家の中の雄大な自然を歩き回ったり、普段やらないような事が出来てとても楽しかった。(高2 東京都)

気兼ね無く会話することのできる同年代と知り合えた志向荘における時間は大変貴重なもので、何事にも代えがたく、また、偉大な成功者である似鳥様のお話や、それぞれその道の探求者である堀田様や高橋様との体験も、見聞を広める意味で素晴らしいものであったと思います。(高3 東京都)

本当に楽しくて、自分の成長のためになったと思います。私は参加していた子供達とはあまり話す機会はなかったのですが、プログラムを支えてくださった大人の方々とは、たくさん話すことができました。気軽な会話で笑うこともできましたし、俳人の堀田さんとは最後に自分の将来のことについて少し深くお話をしました。また、音札作りや俳句作りも、文学が好きな私にとっていい経験になりました。(高2 東京都)

私は今日のプログラムから、世界と触れ合うときの心得を教えていただいた。音タグをつけたり、おもてなしを体験したり、作句して句会に参加したり、それらは全てその姿勢で世界と関わることで世界の新たな側面を知る行為だった。気をつけて少し姿勢を変えてみれば、日常生活でどれだけ気付きや邂逅を見逃していたかを思い知った。 (高1 宮崎県)

慣れないことばかりでつかれたけれど、あの後仲間ができて嬉しかったです。 俳句は感覚を出すのにちょうどよく、接客はちょっと大変でした。 似鳥会長の言葉でこれからに期待できたのも良かったです。(高1 神奈川県)

面白い出会いがあり普段学校では語れない事を沢山語ることができて充実した時間を過ごすことができましたし、感覚過敏があるため普段は出来るだけ感じ取らない様にしているものを、自ら感じようとする事で細かい音だったり空気を感じる事が出来てとても素敵な体験でした。(中3 神奈川県)

<保護者向けプログラム参加者より>
『お屋敷でゆっくり、子育て作戦会議』

今まで、不登校の子どもを持つ親の集まりや講演会へは何度も足を運んでいました。しかし、今回のように発達障害などを併せ持ち、その不器用さのために生きるのに不自由を感じている子どもや、我が子のようにギフテッドのために感じている大変さを共感できる場所ではなかったように思います。いつも、参考になるお話で良かった面も沢山あったのですが、何となくぴったりはまる感じでもなかったように思います。今回、初めて参加させて頂いて、保護者の方々のお話を何度も共感させて頂きながら伺いました。初めて、子どもの事を本当の意味で分かって下さる場所を見つけたと感じると共に、私達だけじゃなく同じように悩みながら頑張っている方々がいるんだと嬉しく思いました。LEARNの方のお言葉もとても温かくて、親子で感じていた孤独感を癒やして頂き、また応援して下さる場所があるという安心感を頂きました。(保護者 神奈川県)

何の先入観も持たずに参加させていただいたので、様々な場面で、新鮮な思考と感情が生まれました。最近は誰かと向き合うことに徹してしまい、自分自身と向き合うことが出来ずにいましたが、他の保護者の方やスタッフの方のお話を伺う中で、自分の子供時代や娘達と過ごしてきた日々、子育てを通しての経験を振り返ることが出来ました。子供達と一緒に俳句の授業を受け学生に戻ったような気分になったり、堀田先生の誠実で丁寧な言葉に触れ、心が温かくなりました。子供達が紡いだ、オリジナリティ溢れる俳句。5・7・5の中での一人一人の自己表現と、保護者の皆さんのお子さんを見守られる姿に、胸が熱くなりました。真っすぐ、ありのままに子供達と保護者にお話しして下さる似鳥会長と高橋先生の姿勢にも、感激しました。そして、あのような素晴らしい和風建築や美術品を身近に感じられる時間を過ごさせていただけたことは、本当に有難いことだと思いました。「本物」や「価値」の意味を知る時間になりました。新しい世界や価値観に触れたいという好奇心からの応募でしたが、娘と一緒に一歩踏み出して、本当に良かったです。(保護者 神奈川県)

 

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

 共催:東京大学先端科学技術研究センター・(株)ニトリホールディングス

 

LEARN in 渋谷 2023『「初めてのアルバイト体験」働いて、秘密の買い物をして、メタバー スで解き明かそう』
2023年12月13日(水)、20日(水)

LEARN in 渋谷

LEARN in 渋谷『「初めてのアルバイト体験」働いて、秘密の買い物をして、メタバー スで解き明かそう』を実施しました

働くってなんだろう?
どれくらい大変なんだろう?どんな楽しみがあるんだろう?
分からないからこそ、その世界をのぞいてみたい。自分で体験してみたい。
普段は家からあまり出られない子も、将来にぼんやり不安を感じている子も、
みんなが一歩踏み出して、ニトリ 渋谷公園通り店へやってきた。
初めての「働く」体験。どんなことを 感じたのだろう?

プログラムの様子と、参加者からの感想を抜粋して以下に報告いたします。 

○アルバイト体験・お買い物: 2023 年 12 月 13 日(水)

○メタバース会議: 2023 年 12 月 20 日(水)

渋谷区在住・通学中の児童生徒 15 名

参加者感想 *抜粋して掲載しています

【子どもたちからの感想】

とても勉強になった。とても楽しいことに気付いた。(小1)

品出しをする時が一番面白かったです。(小2)

脚立を自分で下から出して、両手で開いて、乗って、品物を入れる(しまう)のがたのしかった。がんばって働いて、最後よかったな、と思いました。お買い物ができてうれし かったです。 (小2)

発表で緊張しました。自分の番が最後の方だったので、くるのかなと心配しました。発表が苦手だったけど、発表して人に分かってもらって嬉しかった、やる気になれました。 みんなが食べた事ない物を買っていて、お店の中にあったんだと思いました。(小3)

面白かったし、勉強になるので、また参加したいです。 (小4)

みんなと話し合い出来るのが楽しかった 。(小5)

【保護者からの感想】

初めてのアルバイトはとても楽しかったようです。その反面、働くことの大変さも当人なりに感じていました。買い物中は戸惑っていましたが自分の買い物には満足しているようでした。これからは自分で考えて行動する機会を増やしたいと思います。 (小2 保護者)

参加前はママと一緒に参加だよ、絶対帰らないでよ、と不安な様子でした。しかしアルバイト体験が始まったところ、ママそっちのけ。まぁとても張り切って、目がキラキラ。 途中でママもう帰っていいよ、と言われ自信がついたなよし、と帰りました。普段は、 どーせダメかも、と投げやりになりがちな所もあるのですが、この体験で心が膨らみ、 よい方向を向いてくれたように思います。 素敵な体験をどうもありがとうございました。 (小2 保護者)

ニトリのアルバイト体験後、 10月からは一度も行っていなかった学校に、別室ではありますが登校しました。 4 か月近く食べていなかった給食を食べ、縦割りクラスのみ参加しました。給食を取りに行く、という短時間ではあるものの教室に入ったようです。少しずつエネルギーがあがってきていたというタイミングもあったのかもしれませんが、 動き始めました。 11月下旬に学校に行けなくなったのと 同じ理由でいけない、と言い突然行けなくなっていた剣道も再開しました。 プログラムが終わったあと、次はいつ? と聞いてきています。貴重な機会を頂き感謝しております。本当にありがとうございました。プログラムの継続をどうぞよろしくお願いいたします。 (小2 保護者)

買い物の資料を作るために PC で作業している時からすでに楽しそうでしたが、作った資料をもとに段落番号の付け方やテキストのフォントや大きさの変え方を細かく教え ていると「新しい事を知るのって楽しい。」と話していたのが印象的でした。メタバー ス会議の後は、日本地図 を引っ張り出してきて色々と話してくれました。産地の話から 興味を持ったのか、今は家にある名産品が書いてある本や世界地図と国旗の本をよんだり、白地図を買ってきてそこに書き込んだりと広がりがみえてきました。当たり前に知 っていると思っていた事を実は知らなかった!と新しい発見のようにしていたり、色んな物事に興味関心を持ってまた更に広げていく様子を嬉しく見守っていました。また参加したいと話していて、参加して良かったです。ありがとうございました。 (小3 保護者)

コロナ禍ではオンラインを利用したプログラムに参加することが多かったので、とても慣れた手付きで今回のプログラムも参加する事が出来ました。一緒に参加する子ども達の近況などが聞けて、不登校児が孤独にならない環境だなと感じました。また多様な特性の子が集まり、1つのプログラムに参加できるという点が素晴らしいと思いました。プログラム参加後にお喋りな息子が「また参加したい。チャットも出来るしいっぱい喋れた」と嬉しそうに話していました。過敏の強い子でも負担が少ない学びの場です。 オ ンラインだけでなく、リアルな学校でもこの様に多様な子がのびのびと学びを深める場であって欲しいです。渋谷区が目指す未来の学校に期待しています。渋谷スタイルが全国の学校に広がりますように。 (小4 保護者) 

 

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:東京大学先端科学技術研究センター・渋谷区教育委員会
協力:(株)ニトリホールディングス