LEARN ONE プログラム参加型スカラーシップ『1週間の家出をしてアルバイト体験をする旅 2025』
2025年1月29日(水)~2月2日(日)

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活動報告

LEARN ONE
プログラム参加型スカラーシップ
『1週間の家出をしてアルバイト体験をする旅 2025』

2025年1月29日(水)~2月2日(日)

「変わりたい気持ちはあるけど、どう動いたらいいかわからない」
「誰かに背中を押してほしい」
「本当は親に申し訳ないと思っているのに、うまく話せずケンカになってしまう」
そんな思いを胸に抱えた子どもたちが、この旅に参加しました。
家から一歩外に出て、自分の力で5日間を生きてみる。
いつもの毎日から少し離れて、立ち止まり、自分のことを考える時間。
一人で悩んでいた彼らは、大自然の中で、何を感じ、何を考えたのでしょうか。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

このプログラムに参加する前、私には『若さを無駄にするような生き方をしてしまっている』という悩みがありました。この悩みは自分に対しての落胆であり、将来に対しての焦りでもあります。不登校になる前の私は進学校で勉強をしていました。そこでは勉強と部活に追われていましたが、当時はそれが嫌ではありませんでした。むしろ学校も部活も自分で選んだものだったので、自分は幸せ者だとすら思っていました。ところが一歩外に弾き出されると学校という空間の時間の流れは恐ろしく早いことに気がつきました。家で1日過ごしていると何もせず日中を過ごし、その結果夜寝る前に何もなし得なかった罪悪感で一杯になります。そんな毎日を一年くらい続けました。何度も早すぎる時間に戻ろうとしましたが私には追いつけませんでした。『時間』という観点で見るとこのプログラムは変と言えてしまうほど独特なものでした。行うことは少ないのにも関わらずあっという間に充実した1日を過ごしたからです。その理由は二つあり、一つ目は指定されていない部分を自分で判断し続けていること、二つ目は自分の感性に耳を傾けていることです。どちらも行わなくても生活に支障はないですが、敢えて苦労するという行為が大きな世界に対して自分が主であるという自覚を持つことに貢献すると思うのです。簡単に言ってしまうと、今の私は頭を使うことが時間を充実させるヒントだと思っています。ただ、この機会は学校ではあまり必要とされません。その上疑問を持たず従うことが美化されすぎています。だからこそ、私は自発的に人の何十倍も物事を膨らませて考えて自分の人生に深みを出したいと思いました。(中3 東京都)

スマホがなく、お金も制限されている中、目的地へ向かうことに出発直後は不安を感じていましたが、動き出してみれば「なるようになる」という気持ちで過ごすことができました。どこかへ移動する時はいつもスマホに時間を費やしてしまうので、スマホがなかったことで自分の感情と素直に向かうことができたと思います。そして、いかに自分がスマホに頼って過ごしているかにも気付かされました。実際にあった方が便利な面もあるけれど、なくても生活できることが今回の旅を通して証明されたのではないかと思います。また、「働く」ということに関しても自分の中での考え方が少し変わりました。小さい頃から学校で触れてきたキリスト教的な考え方の元で「稼ぐ」ことをあまり良いこととみなしていませんでした。しかし、生きていくためには、お金が言わずもがな必要であり、今回のような明日食べるためのお金を自分で稼がなくてはいけないとなると、必然と少しでもお金がもらえた方が安心するし、お金を得るために働こうという考えが自分の中に生まれてきました。他者のために働くというのは素敵な考えであり、そうであるべきだと思うのですが、それ以前に将来、自分の何を強み・武器としてお金を得るのか、という自分を軸として将来を考える観点が今までになかったので、新鮮でした。また、5日間を自力で過ごせたことで、自分に逃げ場があることを確認することができました。今の環境をどうしようもなくなった時に逃げることは、弱さではなく、むしろ強さであることを感じました。家庭の環境でつい自分の見えている世界が閉鎖的になりがちですが、もっと外交的に自分から行動していくことで楽になっていくのではないかと感じることもできました。(高2・東京都)

今回のプログラムでまず感じたことや勉強になったことは「動いてしまえば、なるようになる」です。僕は、心配性で初めてする行動に対して、すごく不安になります。そんな中で携帯を使えない生活や決められた金額の中での生活。本などの娯楽品すらもなかったので不安を感じることがあったのですが、最終日までやり切ってみると、なるようになったなと感じることができました。中邑先生との会話の中でも、「切符を落としてしまった」「これ以上進むための運賃がなくなってしまった」その時に、電車に乗って進んでしまって、進んだ先で警察を交えて話し合いをする。などの、常識から外れたことではあるけれど、そういう方法もあるという事を改めて考えさせられて、勉強になりました。自分と向き合うことができたかと言うと、最初の2日間はそうでも無かったと思います。電車に乗って同じ景色が続く中で生きてる心地がしなかったです。自分は誰で、ここはどこなんだろう。と思うだけで、向き合うことはできなかったです。3日目から、他のメンバーと話したり、体を動かす中で生きてるんだなと感じることができました。人と会話を交わす中で自分の考えや気持ちを整えることができたので、1人で生きていくことはできるけれど、人と生きていく。ということも大切だと改めて気付かされました。(高3・滋賀県)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

LEARN in やまぐち「君は山口県の仕事を知っているか?~山口トレイン2025で山口県庁を訪ねる旅~」
2025年10月29日

LEARNinやまぐち
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「君は山口県の仕事を知っているか?
~山口トレイン2025で山口県庁を訪ねる旅~」

「県庁って、どんな仕事をしているところなんだろう?」
そんな問いを胸に、山口県内の小学生が、自分の力で山口県庁を目指す旅に出ました。

旅の始まりは、切符を買うところから。
子どもたちはそれぞれ、岩国駅・大畠駅・徳山駅から電車に乗り込み、電車の中で初めて 仲間と出会い、最初は緊張しながらも一緒に旅を進めました。乗り換えでは迷う場面もあ りましたが、駅員さんに声をかけながら、自分たちで判断し、無事に県庁へ到着しました 。

県庁では、まず食堂で昼食。自分のお金で好きなメニューを選び、注文して食べる時間は 、どの子にとっても特別なひとときでした。ラーメンを食べた後に、肉うどんをおかわり している子もいました。

午後は「県庁探検ミッション」です。「災害が起きたら県庁ではどんなことをするの ?」「おじいちゃん、おばあちゃんが長く元気に生活するにはどうしたらいい?」などの 問いを手に、職員の方へインタビューを行いました。記録の方法もさまざまで、ノートに 書く子、ICT機器を使って記録・整理する子など、それぞれの得意なやり方で学ぶ姿が見られました。

帰りも約3時間の長旅。最後は仲間と笑顔で別れ、新しい出会いと挑戦に満ちた一日を終 えました。
この旅は、子どもたちが山口県の仕事を知り、自分の力で一歩踏み出す経験となりました 。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<子どもたちからの感想>

新しい友達ができた。自分で切符を買えた。(小2)

この電車には乗っていいか、乗ってはだめなのかとなやんだところが一番心に残っています。(小4)

自分たちで考えて電車に乗って行き県庁まで行くのが楽しかった。心に残ったことは、県庁でのミッションを受付で何課に聞き出すかむずかしかったけれどうまくいったこと(小 5)

山口県庁から山口駅へ向かうまでの道で、地下道から道に迷いました。その時に現地の小学生に道をたずね、道案内をしてもらったところです。(小6)

県庁の役割と、自分達の力で県庁まで行けたことです。理由は僕はあまり県庁の1人1人の役割が分からなかったのと自分達で県庁に行くのは初めての体験なので心にのこりました (小6)

<保護者からの感想>

プログラム前からとても楽しみにしている様子でしたが、帰って感想を聞くと即座に楽しかったと言っていました。大人に教えてもらわずに山口駅からバスを探して県庁に行ったことをとても誇らしげに話していました。初対面の友達といろいろな経験ができたことは今後につながる貴重な財産になると思います。(小1 保護者)

やりたいことへの主張ははっきりするようになり、プログラムに参加する前と後で一番大きく変わったと思います。どこに行くにも、行く理由を聞くようになり、良い意味でやりたいことを主張するようになりました。これまで、親としては連れて行っていた感覚でしたが、プログラム後はついていく感覚になりました。(小4 保護者)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:東京大学先端科学技術研究センターLEARN・山口県・周防大島町教育委員会
後援:山口県教育委員会

LEARN with Porsche 2025 ものづくりが好きな若者向けのプログラム 森や機械に興味のある高校生あつまれ「ポルシェで森に入る 〜60年代のポルシェトラクターを整備して森の生活を知る5日間〜」
2025年7月28日~8月1日

Lwp2025ポルシェで森に入る
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ものづくりが好きな若者向けのプログラム
森や機械に興味のある高校生あつまれ
「ポルシェで森に入る 〜60年代のポルシェトラクターを整備して森の生活を知る5日間〜」

2025年7月28日~8月1日 @北海道十勝地方

60年代の空冷ポルシェをレストアして森に入ろう。
日米の中高に通う9名の若者が森の馬小屋に集まった。
2年かけて進めてきたレストアも、3年目は、とうとうエンジンの整備に取りかかる。
磨き上げたトラクターで、森の道を進み、
十勝の森を開拓していった歴史をなぞりながら、彼らは何を感じたのでしょうか。

LEARN with Porsche 2025のプログラムがCar Watchさんの記事に掲載されました。
よろしければ、下記よりご覧ください。
https://car.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/2042463.html

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

今回、はじめて溶接や設計に挑戦しました。最初は道具の扱い方すら分からず、周囲のスピードや技術に圧倒されるばかりで、自分にできるのかという不安でいっぱいでした。しかし、現場で出会った次郎さんをはじめとする大人たちは、厳しさの中にも常に温かさと信頼をもって接してくれました。また、仲間たちも声をかけ合い、励まし合いながら取り組むことで、次第に「自分で考え、自分で動く」ことの大切さを実感するようになりました。ただ「教えられる」のではなく、自分の意志で課題に取り組み、工夫し、改善していく中で、私は自分の成長を確かに感じました。このプログラムを通じて、私は「できない」と感じていたことに挑戦する勇気と、周囲と協力しながら自ら行動する力を身につけることができました。今後の生活や進路においても、この経験を生かし、挑戦を続けていきたいと思います。(高2 栃木県)

普段から家畜と接してる分、馬との接し方にあまり抵抗などはなかったが、動物にも機械にも言えることとして五感で判断することはとても大切だと思った。機械でも部品の動きを見たり、音を聞いたり、部品の摩耗を見るために触ったりする。動物もこちらを警戒してないか耳の動きを見たり、触られて嫌なところはないかを判断する。森に入って木を切り倒しにいった際は、木同士が倒した際にぶつからないように切り込みを入れる位置を決めたり、光の差し込み具合見て木のバランスを見るといった、常に危険と隣合わせの作業だからこそ、計画を立てることの大切さを学ぶことができた。また、斧を振っていくうちに狙ったところに刃を当てることができたり、木に当てた際の音の変化にも気づくことができたりして嬉しかった。(高2 神奈川県)

夢にまでも見た真っ赤なトラクターは私の思っていた「常識」の造りとはかけ離れていた物ばかりでした。私は教科書や実習で自動車の知識を取り入れてきましたが、このレストアでは、教科書には載っていない、学校の先生も教えてくれないような発見を体中で感じ、プロの池田さんが一つ一つの部品や機構の意味を教えて下さいました。トレーラー製作も学びばかりでした。溶接で母材に穴が空いた際に、急冷して上から盛り直すしかないと思っていましたが、次郎さんは溶接棒の欠片を溶接するという簡単な手段を教えて下さいました。自分のモノづくりの世界を広げ、現状を変えるには、高橋先生が仰っていたアイデアを形にして失敗から多くの経験を積み、諦めないことが大切だと深く感じました。私は8人の仲間と講師の先生方から私の追い求めていた外のモノづくりの世界と新たな価値観に出会うことが出来ました。(高3 岐阜県)

プログラムに参加し、コンプレッションの測定、シリンダーヘッドやバルブの清掃などを行い、カーボン汚れの多さにとても驚きました。3度の組み立て失敗やパーツ調整の難しさを通して、整備の奥深さと繊細さを実感しました。組み立て後、エンジンが一発でかかった瞬間は、プロジェクトに参加した人だけが味わえる感動だと感じました。完成したトレーラーに、みんなで倒した丸太や枝を積み込んだときの達成感は忘れられません。馬に乗って山に入り、ノコギリと斧だけで木を倒す作業も初めてで、現代の機械との技術力の差や、昔の作業の大変さを身をもって理解できました。5日間、何をするのか全く知らないまま現地に行きましたが、仲間と協力し、臨機応変に対応しながら乗り越える中で、大きな成長を感じました。高校生のうちにこのような体験ができ、本当に参加して良かったです。(高2 長野県)

私の家には、日本メーカーのトラクターや農機具があります。古いポルシェ製のトラクターが、どう違うのか楽しみにしていました。私はホーンが鳴らないことを知って修理しました。ホーンが鳴った時には、皆が喜んでくれて嬉しかったです。人と関わるのは苦手ですが、同じ趣味を持っている仲間と沢山話をして協力し合えた時間はとても貴重で、充実した時間となりました。また、私は今までに農機具の修理を経験していたため、同年代の中では修理の知識が多くあると思っていたのですが、まだまだ知らないことや学ぶべきことがあると感じました。北海道で過ごした時間は、私の世界を広げ、今まで感じたことのない充実感や達成感を味わえた5日間となりました。(中2 新潟県)

僕は車が好きですが、仕組みについてはあまり詳しくなく足を引っ張っていたと思いますが、池田さんをはじめ皆さんがわかりやすく教えてくださり、初めての作業も楽しく進められました。パーツを外してトレイにまとめ、テープで名前を書いて整理したり、金属パーツは外に置くときにオイルを塗って錆びないようにしたり、こうした工夫も学べて、とてもためになりました。僕は普段、人から注意されると少し緊張してしまいます。今回のプログラムでも、安全に気をつけるように注意を受けることがありましたが、その意味や理由を教えてもらうことで、どうして注意が必要なのかを理解でき、怖さよりも大切さを感じることができました。5日間のプログラムで少し長いなと思っていたのですが、参加していると一瞬で1日が過ぎていき、もう少し長くてもよかったなと思うくらい楽しいプログラムでした。(中2 兵庫県)

車やものづくりには強い興味を持ってこのプログラムに参加しました。金属の溶接経験は全くなく、インストラクターや経験豊富なチームメイトから、安全かつ効果的に溶接する方法を学ばなければなりませんでした。一見ただの廃材に見えたものが、本物のトレーラーの形を成していきました。これは私にとって、このプログラムでのハイライトの一つでした。廃材がまさかこんなに役に立つとは思ってもみなかったからです。水曜日には溶接が終わり、ディスクグラインダーで表面を滑らかにした後、トレーラーの表面を丁寧に塗装し、錆びや汚れがようやく消えました。トレーラーがポルシェトラクターの色とマッチし、一体感のある仕上がりになったのは、私にとってもう一つのハイライトになりました。木曜日は私にとって最高の一日でした。午前中は森へ行き、馬を捕まえて、乗馬をしました。馬に乗って森の中を散歩するのは楽しかったのですが、それよりも一番楽しかったのは森の中で木を切ることでした。森の奥深くまで進むと、斧を使って木を切る仕事を告げられました。その日の後半には手が痛くなり、水ぶくれもできましたが、大きな木を切る作業と、切り終えた時の満足感は一生忘れることができない経験です。(高3 東京都)

一昨年の自分からどれくらい成長したのか、今の自分の知識や技術がどれくらい通用するのか楽しみでした。OHVのヘッドばらしと組み付けは学校でもやったので、恐れる事なく作業できました。池田さんと整備士っぽい会話ができて嬉しかったです。取り付けでは、色々なトラブルがありましたが、アイディアを発言できたり、皆で力を合わせて取り付ける事ができました。エンジンは今まで始動に5分程掛かっていたのが一発で始動でき、トラクターを長距離移動させる事ができました。止まってしまわないかとても心配でしたが、とても調子良く元気に走ってくれた時は感動しました。高橋さんの話では、僕も好きを貫いて来て良かったと思いました。これからももっと高い壁に挑戦していこうと思います。5日間を通して自分の成長やまだまだな所に気付けました。自宅に着いてとても静かで寂しく、とても充実した5日間だったなと思いました。LEARNで学んだ事はこれからの人生に活かして行きたいです。(高3 東京都)

私は変わった。初めての経験の一つが、金属を溶かして組み合わせることだった。最初はぎこちなく扱いにくく、熱を加えすぎて穴まで開けてしまった。だが時が経つにつれ、自信がついてきて、学んだ注意点や小さなコツを共有しながら他人に教えることさえできるようになった。ボルトから錆を削り落とす、塗装前のサフェサーなど、私には全てが新鮮で、ワクワクした。数えきれない新しい技術を身につけ、決して忘れない友人たちを得た。体験そのものが信じられないほど楽しかった。馬を捕まえて乗馬し、斧で木を切り倒し、幹を集めて自作のトレーラーに積み込み、新しいポルシェ・タルガに乗った。これから、どう進むべきか?もちろん、考えることは重要だ。しかし、心を信じることにこそ意味があると思う。夢や野望に従い、好奇心を掻き立てられるもの、心からやりたいと思うことを追い求める。今年8月、私はロンドンへ移住した。私にとってこれは一つの節目だ。自分が望むものに基づいて選択している。そしてこの姿勢は今後も続けていくつもりだ。(高1 東京都)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:東京大学先端科学技術研究センター・ポルシェジャパン株式会社

LEARN in 港区「港区を飛び出して、福島県の農園でアルバイト体験をしよう!」
2025年10月1日(水)

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働くプログラム

「港区を飛び出して、福島県の農園でアルバイト体験をしよう!
〜どんな仕事をして、どのくらいの農作物を手に入れられるだろうか?〜」

2025年10月1日(水)

朝早く東京駅に集合し、新幹線で福島県へ向かった子どもたち。
港区を飛び出して、福島県二本松市の自然豊かな農園で、アルバイト体験に挑戦しました。

農園では福島の子どもたちも合流し、オリエンテーションの後、地元の方に教わりながら稲刈りや稲架掛け(はさがけ)などの作業に取り組みました。

昼食には、地元で収穫されたお米や野菜をいただきました。つきたてのお餅は特に人気で、子どもたちは何度もおかわりをするほど。屋外で食べる採れたてのごちそうに、みんな満足そうな表情を見せていました。

午後は、雨が降り出すなかビオトープへ出発。都会ではなかなか出会えない生き物たちに、最初は苦手意識を持っていた子も、次第に夢中になっていきました。

その後は野菜の収穫を体験し、アルバイト体験のプログラムは終了。働いた時間に応じて報酬として農作物を受け取りました。収穫したお米は、乾燥と精米を経て後日自宅へ届けられることが伝えられ、福島で出会った仲間たちとの別れを惜しみつつ、新幹線で帰路につきました。

一方、保護者の皆さんは事前にオンラインで開催された「子育て作戦会議」に参加しました。プログラムのオリエンテーションだけでなく、日々の悩みや家庭での工夫を共有し、子どもとの関わり方を見つめ直しました。「子どもたちをどう見守るか」「子どもたちのリアルな学びとは何か」といったテーマについて対話を深める、充実した時間となりました。

参加者

港区の小・中学生(小4~中2) 16名
子育て相談会参加の保護者 10名

プログラムの様子

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

【子どもたちからの感想】

今回のプロジェクトでは、港区では体験できないことが沢山あり、特に稲刈りとはさがけが印象に残りました。私たちが普段食べているお米が農家の方達によって作られていることを実感し、これから食べるお米がより美味しく感じられそうです。また、作るのも収穫するのも大変なことがわかったので、残さずいただくことが大切だとより強く感じました。この事を妹弟にも伝えていこうと思います。(中2)

アルバイト体験は、鎌を使ったりしたので、うまくできるかとても心配でした。腰がいたくなったり稲の収穫は大変なところもあるけれど、農家の仕事が楽しかったので、将来農業をやってみてもいいなと思いました。私のおじいちゃんが、週末に農家の仕事をしているので、いつか私も連れて行ってもらいたいです。私は小学校では友達が少なく、あまり他の人との関係の輪を広げるタイプではなかったため、違う学年の友達が増えて良かったです。(小5)

僕は昔から生き物が好きなので、都会にはあまりいない生き物と触れ合えたことが楽しかったです。ニホンアマガエルやエゾアカガエル、オオカマキリ、ゲンゴロウなどと触れ合えました。カエルは素手で触るとぬるっとしていましたが、軍手でさわるとうまく掴めて、そういう質感の発見も楽しかっです。(小4)

【保護者からの感想】

農家さんの「食べてくれると嬉しい、お残しはダメ」という思いが印象的だったようで、帰宅後話してくれました。日頃から言い聞かせていることではあるのですが、実際に体験してみて腑に落ちたようです。(中1保護者)

子育て作戦会議@オンラインに参加させていただき、LEARN事務局の方々の思いや考え方、また保護者の方の気持ちがよくわかりました。生きていく力を身につけ、自立してほしいと改めて強く思いました。プログラム前は不安がたくさんのようで「もう行かない」と泣いていましたが、迎えに行くと、いい顔をしており、泣き叫びなど情緒不安定にならず久しぶりに静かな夜を迎えることができました。雨の中での農作業は辛くなく、「働くことは楽しかった。」と言っていました。雨でまた寒い1日だったのでもう行かない!と発狂するかと思っていたのですが、「また行きたい!!」と言っていました。(小5保護者)

プログラムから帰宅し、疲れていたと思いますがとても楽しそうに1日の様子を話す子供を見て、新しい発見のたくさんある時間になっただろうなと感じました。大人もそうですが、経験の積み重ねが大事だと思っています。その経験が、自分で考えを導き出す力になると思っています。けれど日々の生活の中で、子供に自由に選択させて学ばせる機会が少ないなと感じています。今回のような、大きくいつもと違う環境に身を置いて学ぶ機会を与えてくださり感謝いたします。(小4保護者)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:港区教育委員会・東京大学先端科学技術研究センターLEARN
協力:農家民宿 遊雲の里

LEARN inやまぐち2025 子ども・保護者プログラム「電車にのって、働いて、買い物をして、教科書にのってない新しい学びをする」
2025年11月17日(月)

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子ども・保護者プログラム

▼働くプログラム

「電車にのって、働いて、買い物をして、教科書にのってない新しい学びをする」

2025年11月17日(月)

 山口県の小中学生がショッピングモールで「働く」体験をするプログラム。
多くの子どもにとって初めての「通勤」となり、自分で切符を買って電車に乗るところから挑戦が始まりました。それぞれの最寄駅である新山口駅、下関駅、小野田駅から「おのだサンパーク」に向かい、食品や雑貨の品出し、カフェの接客、エスカレーター清掃、イベントの片付けなど、さまざまな仕事を体験しました。最初は緊張していた子どもたちも、スタッフに教わりながら徐々に自分から動けるようになり、表情に自信が出てきました。
 保護者向けには「子育て作戦会議」を実施し、働く子どもの姿を見て成長を実感する機会にもなりました。
2時間半の体験後は、家族へのお土産を購入し、残金で自分の好きな物を選ぶ「買い物ミッション」に挑戦。今回の参加者26名は、働くことの大変さや楽しさを知り、親への感謝の気持ちが芽生えた様子でした。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

お客さんと接した時、今までにあまり感じたことのない気持ちになりました。家族やお友だちと話すのとは違う、何か背中がピシッとまっすぐになるような気持ちでした。それと、私が作ったフラペチーノをおいしいと言ってもらった時は本当にうれしかったです。 (中1 山口県山陽小野田市)

私は人とのコミュニケーションが得意ではないので管理の仕事を希望しましたが、自分が思う「管理」と本当の「管理」には大きな差がありました。重い台をたくさん運んだり、お掃除をしたり、ポスターをはったり、とても疲れたしきつかったし、気持ちがどんどん暗くなりました。でも、終わって自分が仕事をしてもらったお金を使うとき、とてもうれしかったです。そして、「私はちゃんとお仕事したんだ!」って思いました。きつかったことより、お仕事を全部ちゃんとやったという満足感の方が記憶に残ったと思います。お仕事でお金をもらうのは甘くないけど、甘くないことが分かって良かったです。人の目につかないお仕事がたくさんあって、それをやってくれている人たちがいて世界は動いているんだなと思いました。(小6 山口県山陽小野田市)

掃除しながらお客さんに挨拶ができなかったから、またすることがあったら挨拶をしたい。もうちょっと、仕事の知識をつけたかった。終わってからの給料が嬉しかった。(小5 光市)

一人じゃ持てない大きい物をみんなで協力し合って持ったことがよかったと思う。親が仕事をしていて、こんなに大変だとは思わなかった。こんなに働いてこれだけのお金がもらえるのだなと思った。二時間で1,000円かと思っていたので、思ったよりお金が多くてびっくりした。働くって大変だなと思いました。(小5 山口県萩市)

初めての参加でしたので、本人もちょっと軽いお仕事体験と思って参加したようですが、切符を買うところから自分で考え行動するという内容に、緊張したようでした。帰ってからは、仕事の内容や、働けるようになったらどんな事をしたいなど、色々話してくれました。親としては、つい口を出して失敗しないように、と勝手に予防線をはっている自分に気付かされ、失敗させることも経験で成長に繋がるのだと改めて思いました。(小5保護者 山口県下関市)

親からしたらたった2時間半ですが、子どもにとったら、「腰が痛くなった」との事で、かなり頑張った様です。日頃買ってもらえない様なお菓子を買えてかなり喜んでいました。2600円も自由にお買い物が出来るなんて、経験がなく、お金の計算が難しかったみたいです。買い物時間が45分もありましたが、親にとっては、十分過ぎると思っていましたが、本人は何を買うか迷いに迷って、結局最後バタバタで買い物をしていました。何でも好きなものを買ってよいと、伝えたのですが、自分がお仕事で、商品に(売る為に)ラッピングしたり、リボンを付けて目立たせたりした物を沢山買っていました。よほど思い入れが強かったのだと思います。労働の大変さが伝わって良かったです。母は毎日、10時間位働いていると伝えると「凄い」と、言われました。初めての山学ですが、有効的な使い方が出来てよかったです。日頃、自分から話し掛けるのは苦手ですが、お客さんに話し掛ける(挨拶)事が出来たと言っています。沢山の、日頃出来ない経験をさせて頂きありがとうございました。親も共働きで子どもにあまり時間を掛けて関われていないので、このプログラムをきっかけに、こどもの日頃とは違う一面、成長した一面が見れました。(小6保護者 山口県防府市)

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:東京大学先端科学技術研究センターLEARN・山口県・山陽小野田市教育委員会
後援:山口県教育委員会 協力:おのだサンパーク

LEARN in SETAGAYA 子どもプログラム「世田谷トレインに乗って世田谷の美味しいを探せ!」保護者プログラム「子育て作戦会議」
2025年7月31日(木)

learn in setagaya

子どもプログラム:

「世田谷トレインに乗って 世田谷の美味しいを探せ!」

保護者プログラム:

「子育て作戦会議」

夏休みの暑い日、東大先端研に集まった世田谷区の子どもたち。
グループごとにお菓子を買ってくるというミッションに挑戦しました。
電車に乗って、駅で降り、店を訪ね、人と出会い、話を聞く。
いつもはICカードで通る改札も、今日は切符を買って電車に乗ります。
切符の買い方がわからなくて、駅員さんに尋ねたり、
交番でお店の場所を聞いたり、道ゆく人にドキドキしながら声をかけてみたり。
先端研に帰ってきた後は、それぞれのグループの大冒険をシェアする発表会。
最後は、自分たちが買ってきたお菓子を交換しました。

保護者の方々は、「子育て作戦会議」に参加。
子育ての専門家や他の保護者の方との対話を通して、
普段とは少し違った視点からお子さんのことを見つめ直す時間となりました。

また世田谷区の小・中学校から教員ボランティアを募り、子どもプログラムのサポートをしていただきました。

参加者

世田谷区在住または世田谷区立小・中学校に在学の小学4年生~中学2年生 28名
保護者 20名
教員ボランティア 23名

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

<子どもたちからの感想>

乗り過ごした時が冒険っぽくて面白かった。(小4)

試食がとっても美味しかった。何人もの大人に質問したけど、皆んな優しかった。2時間も遅れて、お弁当が恐ろしく美味しかった(小4)

ミッションの場所の地図がなく、高確率で、その地元の人に聞くということが結構難易度が高かった。(小6)

目的のお菓子に辿り着くまで切符を使って行く。道がわからなかったら地図を探して見る、聞く。普段はICカードを使っているため、今回の体験がとても新鮮でした。いつも生活している中で「京王井の頭線」「田園都市線」「大手町線」を使っていないので、乗り換えに苦戦しました。また、駅からお菓子を売っているお店までも遠く、予想以上に時間を使ってしまいました。なかなか大変なミッションで、ミッションを達成できるか不安だったけれど、2人で力を合わせて達成できてよかったです。初めは達成することに注目しすぎていました。けれど、知らない土地で自分で切符を買って、困ったら人を頼って__。ミッションを達成する事だけではなく、そこまでの過程も大切であることを実感する事ができました。電車に乗っている間や、歩いている間に自分が好きなことや、部活のことなど、移動時間も楽しく過ごすことができました。本部を出発した時間は10時30分。本部に戻らなければいけない時間は12時30分。2時間で買って帰らなければいけない……しかし、出発した時は「どれくらいの時間がかかるのか。」なんて考えていませんでした。「2時間もあれば楽勝」という考えは間違っていたと、今回の体験で学べました。今回の「LEARN」プロジェクトはとても学びが多かったです。次回もあるのならば、ぜひ参加したいです。ありがとうございました!!(中1)

<保護者からの感想>

楽しかった!また行きたい!と、楽しそうに色々話してくれました。ウルトラマンがキャラクターとすぐ分かったものの、2人の人に聞いてもお店が分からず、最後は自分が勇気を出して花屋さんに質問できたと誇らしげに話してくれました。出発前、お借りしたスマホ(憧れの物)を一心不乱にイジっている姿も印象的でした。とても貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。(小4保護者・母/子育て作戦会議参加)

念願のラーンイベントに初参加でした!!赤松先生のお人柄とお力に感動する時間となりました!!色々な問題を、アカデミックに 解説される赤松先生にこれからも是非ご指導いただきたい気持ちになりました!!!時間の関係で、娘のことしか 発表できませんでしたが、息子の困り事(内弁慶、他害、集団が苦手、ゲーム依存など)についても一度ご相談させていただきたいくらいです。参加できるか不安だった娘も、本日1日 フルに参加することができ、とてもやり遂げた表情になっていました!また マイクを使って人前で発表するということも堂々とでき、親子ともども大変貴重な経験をさせていただくことができました。本当に本当にありがとうございます!!!是非 引き続き 世田谷区で行われる次回のイベントも楽しみにしています!!(小5保護者・母/子育て作戦会議参加)

前日から「発表がいやだな」「うまくできるかな」と何度も口にし緊張していましたが、体験後には積極的に発言をしていました。尋ねると、伝えたいことがあったから、発表したんだよと満足な顔をしていました。とても楽しく、また参加したいと言っていました。本当に良い機会を与えてくださり、ありがとうございます。(小6保護者・母/子育て作戦会議参加)

自分が最年長かもしれないと少し気にしていましたが、とても楽しかったようです。普段はあまり前に出たがらないので、発表会の時に真っ先に手を挙げたのに驚きました。お金が足りず、命のお金を使ってしまった原因も理解していたり、人に聞かこともできたと聞いて『ミッションはそんなに大変じゃなかった?』と聞いたところ、『大変だった!切符買えなくて困った』と言っておりました。是非また家出プログラムなど、参加できたらしたいと申しておりました。(中2保護者・母/子育て作戦会議参加)

<教員ボランティアからの感想>

子どもたちが試行錯誤しながら課題を解決していく姿に逞しさを感じ、印象的でした。学ぶとは何なのか、改めて考えさせられました。思わず手や口を出してしまいそうな場面が多くありましたが、それも最後には笑って見守ることができました。私自身、楽しく参加することができました。今後も同じような活動があれば、他の教員にもお勧めしたいと思います。

生徒の探究にじっくり寄り添える、学びと気付きの多い1日になりました。普段の学校生活ではまだまだ手放せていない状態であったことも実感でき、今後どのように生徒に寄り添い伴走していけばよいか、改めて考える契機となりました。

子どもたち自身が、自分の知恵を振り絞って考え、やってみるという過程を一緒に体験でき、とても学びになりました。切符の買い方ひとつでも、どうしたらいいんだろうという所から始まり、なんか上をみたらよさそう、このボタンにしたらいいかも、子供だから子供料金だ!といった様々な気づきから、生きる力が身についていくんだと実感しました。お金の使い方、質問する際の訪ね方、人とのコミュニケーションの仕方など、色々な手立てがあるからこそ、成り立つものだと感じました。 今日の経験は、きっと子どもの中でも大きな自信に繋がったと思いました。自分の力だけで何かを成し遂げるということは、学校教育の中でなかなか経験できるものでは無いと考えます。常に周りには助けてくれる親や先生がいる環境がある中で、今回のように街に出て、分からない、どうしようと試行錯誤していくことで、自然とコミュニケーション能力が身につくと思いました。この経験を繰り返すことでまた、次のステップに繋がると考えます。

我々、大人が思い描いていることが正解ではないことを改めて学びました。路線であったり、領収書をもらい忘れた際の行動であったり、こうすれば早いのにな、こうすれば安く行けるのにな、と思ってしまうことばかりでしたが、子どもたちは自分たちの経験から得た知恵を使って考え、相談し合い、行動する。周り道した分、人と多く関わり、周り道した分、友達と議論をする。これこそが、世田谷区が目指している非認知能力の育成なのだと強く思いました。私たち教員は、どうしても時間軸の中で生きています。一単位時間45分間ないしは50分間の中で指導すべき内容を指導することに追われているのかもしれません。 学校でも私が専門としている生活科もしくは総合的な学習の時間を中心に、教科横断的にLEARNに取り組む。学校経営が安定している学校は、実践可能だと思いますし、若手教員が多い昨今、身を乗り出して研究したい内容だと感じました。 私も研究してみたいです。

 

<本プログラムについて>
プログラム概要および募集要項はこちらから

共催:東京大学先端科学技術研究センター LEARN、世田谷区教育委員会

LEARN in 福島2025「農園でアルバイト体験をして、農作物を東京に売りに行こう!」「農園でいつもと違う視点で子育て作戦会議」
2025年10月1日(水)、11日(土)

LEARNin福島

子ども・保護者プログラム

▼プログラム

2025年10月1日(水)
子どもプログラム:

「農園でアルバイト体験をして、農作物を東京に売りに行こう!〜働いて、食べて、人に届ける中でリアルに学ぶ日々の営み〜」part1

保護者プログラム:

「農園でいつもと違う視点で子育て作戦会議」

2025年10月11日(土)
子どもプログラム:

「農園でアルバイト体験をして、農作物を東京に売りに行こう!〜働いて、食べて、人に届ける中でリアルに学ぶ日々の営み〜」part2

働くプログラム Part ❶ 二本松編

10/1(水)、福島県の小中学生14名、保護者14名と東京都港区の小中学生16名が、福島県二本松市の自然豊かな農園「遊雲の里」に集まりました。
子どもたちは、地元農家の方々の指導のもと、お米の稲刈り、野菜の収穫など、実際の農作業に取り組む「農園アルバイト体験」に参加しました。最初は慣れない手つきだった子どもたちも、時間が経つにつれて協力し合い、チームで効率よく作業を進める姿が見られました。
この農園では、働いた時間に応じて報酬として農作物が渡される仕組み。「1時間でこんなに取れるんだ!」「もっと頑張ってたくさんもらいたい!」といった声が聞かれ、 自分の力で得る喜びや働くことの意味を、実感をもって学ぶ時間となりました。
保護者の皆さんは、農園の一角で「子育て作戦会議」を実施しました。
日々の悩みや家庭での工夫を語り合いながら、自然の中でリラックスした雰囲気のもと、「子どもたちをどう見守るか」「子どもたちのリアルな学び」などについて考える時間を持ちました。親子双方にとって実りの多い時間となりました。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

この体験を通して私は、いつも食べている米がこんなに苦労をして作っているのがよく分かりました。なかなかできない体験ができて良かったです。(小5 二本松市)

私は今回LEARNの活動に参加し、稲刈りや、はせがけというなかなかできない体験をさせていただきました。最初は、初めての稲刈りをちゃんとできるか、みんなに馴染めるかどうか、とても不安だったのですが、農家さんやLEARNのスタッフの方々がとても優しく、温かく教えてくださったおかげで少しず緊張がほぐれコツを掴むことができました。稲刈りではどうしても屈伸運動が多く、鎌を使うのも力がいるので、とても体力を使いました。稲刈りだけでも大変だったのに、もっと大変な作業を毎日のようにこなしている農家さんたちは凄いなと、改めて普段お米が食べられている事への喜びや感謝を感じました。その後、はせがけと落穂拾いをして、お昼休憩に入りました。ご飯の準備をしながら餅つきを見たり、実際ついてみたり、ご飯の時も楽しい時間でした。豚汁がとてもおいしく、おかわりまでしてしまいました。お昼が終わり、水中の生き物を見たのですが、フナやミズカマキリなど、普段見れない生き物がいてワクワクしました。その後野菜を取りに行き、まだ緑のパプリカを二つ収穫して活動は終了しました。勉強になることが多く、とても楽しい1日でした!東京での活動も楽しみです。(中2 喜多方市)

私は今回のプログラムに参加して、農家さんの大変さや、みんなでやる事の楽しさ、自然の良さなどを学べました。まず、稲刈りをした時、刈った時に爽快感が楽しかったですが、それと同時に大変さもありました。人によっては、腰を痛めてしまったり、ケガをしてしまう人もいると思います。楽しさもありましたが、やはり稲刈りは大変なんだな。と思いました。もちろん田植えも大変なんだろうな…と思いました。そこも踏まえて、農家の方に感謝の気持ちが湧いてきました。みんなでやることの楽しさは、みんなで仲良く話していたり、虫を見つけたりしていて、見ているこっちも元気になってきました。きっと、1人よりみんなで作業した方が楽しいし、楽になるんだと思います。今回は港区の方も来ていて、福島とは違うことなどを話して盛り上がっているのを見て、他の地域の方と作業するのっていいんだなと感じました。自然の良さは、特に生き物観察で感じました。みんなでたくさんの生き物を捕まえて、楽しかったです。ここにたくさんの生き物がいるんだな…とすこし驚きました。私はあまり捕まえられなかったのですが、最後にみんなで捕まえた生き物を解説してもらって、とても興味深かったし、楽しかったです。雨の中の活動も楽しかったけど、今度は晴れた時にも生き物探しをしてみたいです。お昼は、地域の方などに準備してもらって、すごくありがたかったです。おにぎりがシンプルだったのにすごく美味しく感じたし、お餅もあんこときなこがあってすごく美味しかったです。豚汁も、お餅を入れてみるという、私的には新しい食べ方だったのですが、結構美味しくてびっくりしました。温室で野菜をとらせていただいた時も、こんなところに温室があったんだという驚きと、おいしそうな野菜がなっていてとてもわくわくしました。帰りに、野菜をもらってすごく嬉しかったです。なかなかできない体験ができて、大変だったけど、すごく楽しかったです。(中3 いわき市)

本人は疲れに弱く運動が続くと帰ると言い出しそうで心配もしていましたが初めての体験や他のお子さんとの時間を楽しんだようで、最後まで参加できました。午後は雨で靴が濡れたことが不快で機嫌も悪くなっていましたが、最後まで参加できたことが自信に繋がったようです。帰宅後は給料表を参加しなかった母親に見せたりしていました。(中2保護者 伊達市)

働くプログラムPart ❷ 東京編

10月11日、福島県の子どもたち7名が、「自分たちが育てた野菜を東京の人にも食べてもらいたい」という思いを胸に、「働くプログラムpart❷」に参加しました。
朝早くに小蕪(こかぶ)、きゅうり、トマト、なす、パプリカを収穫し、新幹線で東京まで運びました。重たい野菜を手にしながらの移動中も、子どもたちは販売のためのキャッチコピーを考えたり、値段を相談したりと、真剣な表情で準備を進めていました。
東京に到着すると、以前二本松で一緒に働いた港区の子どもたちが最寄り駅の浜松町で温かく出迎えてくれました。あいにくの雨の中でしたが、子どもたちは「おいしいよ!」「無農薬だよ!」と元気な声で呼び込み、自分たちの手で育てた野菜を一生懸命販売しました。
自分たちが作った野菜を通して人とつながる喜びや、働くことの楽しさ、伝えることの大切さを学ぶ一日となりました。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

今回は、朝早く家を出て農家さんのところで野菜を朝どれしてから東京に行くという流れだったので、自分の収穫した野菜が実際に売られるんだということを意識しながら収穫していました。自分の中でカブは辛い物だと思っていたのですが、採れたてのカブを食べた人たちが「甘い!」と言っていて、野菜の産地や鮮度もやはり味に影響するんだなと思いました。どれがどのくらい売れるか、お客さんたちに喜んでもらえるかどうかなど色々なことを考えながら、収穫した野菜を東京まで運びました。東京に着いてフリーマーケットの会場へ行き、野菜を並べ前日作ったうちわで呼び込みをしようとしたのですが雨が降っていてどうしようかと思っていたところ、LEARNの職員の方に野菜を入れた箱を持たせてもらい、それを使って呼び込みをすることになりました。あまり多くの方を呼び込む事はできませんでしたが、何人か興味を示し話を聞いてくださった方もいて、やってよかったと思いました。結果、野菜と新米の売り上げは元手以上となり、給料も上がって嬉しかったです。東京タワーをバックに記念写真を撮り、お菓子ももらって福島に帰りました。帰る途中、いただいた給料で期間限定という言葉に釣られて買ったアールグレイティーラテミルフイュを帰ってから食べて美味しかったです。本当に楽しい1日をありがとうございました!(中2 喜多方市)

野菜や米を売る時間は長くはなかったけれど、たくさんの人が買いにきてくれてよかった。野菜が売れていく様子を見てよかった、と思った。朝、早く起きて二本松に行き、野菜を採ってきたかいがあったなと思った。会場までは予想をしていたより遠かった。家族以外と新幹線に乗ったのは初めてだった。切符を自分で持っている、と言うことももちろん初めてだ。新幹線に乗って、一人でいろんな所へ行ってみたくなった。昨年のLEARN の果樹園での仕事で、りんごで給料はもらっていたけれど、本当のお金の初任給だなとおもった。初めての給料で、駅でチョコを買った。いつもと変わらずおいしかった。そして、家に届いた新米の味。自分の労働の対価だと思うといつもよりおいしく感じた。(中3 郡山市)

事前にいただいたデータを印刷して本人に手渡し「読んでおいてね」と渡したもののちゃんと確認したのか不安なまま、当日を迎えました。朝は予定どおりの時間に(プロレス以外でこんなことありません。)出発し、野菜の収穫へ。途中の車内で、まつりで収穫した米がいくらで販売されるのだろうという話題から、米がスーパーでいくらで売られているか、我が家では一回に何合くらい炊いているのか、そして、福島県のブランド米の話など、いつもは話題にのぼらないような話をすることができました。東京での販売の話は、チラシを袋にいれる仕事を手伝ったよ、と言葉少なめの報告でしたが、スタッフの皆さんに声をかけていただいて、ほんとにみんな優しい人たちばっかりだね、とニコニコしていました。お金で給料をもらったのも初めてのことでうれしかったようです。行きの新幹線でお菓子をいただいたお友達に、お給料を使ってキオスクで買ったチョコを、さっきのお礼ですとひとつ差し上げたそうです。そんなことできるんだ!気が利く!とびっくりしました。貴重な経験をしていただき、ありがとうございました。(中3保護者 郡山市)

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共催:福島県教育委員会・東京大学先端科学技術研究センターLEARN

LEARN with Porsche 2025 未来を駆け抜ける君へ『君の学びはこのままで十分か?』
2025年8月18日(月)〜22日(金)

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LEARN with Porscheロゴ

君の学びを変えるサマープログラム
LEARN with Porsche 2025
未来を駆け抜ける君へ「君の学びはこのままで十分か?」
2025年8月18日(月)から22日(金)@日本を移動しながら

「君の学びはこのままで十分か?」・・・そんな問いかけから始まった、5年目のサマープログラム。参加者たちは東京駅と新潟駅の2つの場所から出発し、行き先を知らされないまま、毎日、別の場所に移動し旅を続けました。

歴史や自然、文化や経済を探る旅の中で、彼らはこれまで出会ったことのない人や環境、出来事に触れ、自分の感情や考えを揺さぶられました。予想外の体験は、多様な価値観との出会いを生み、新しい学びの可能性を実感させました。

今の学びに違和感を抱き、この場に集まった若者たちは、この旅でどんな「未来への学び」を始めたのでしょうか。

このプログラムが、トラベルWatchさんの記事に掲載されました。
よろしければ、下記よりご覧ください。

ポルシェ×東大先端研、今年は東京・新潟から北海道へ!
金座と水銀、公害と環境保全、キーワードを紡いで自分なりの答えを見つける旅
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/2049458.html

このプログラムの関連記事がVAGUEさんに掲載されました。下記よりご覧ください。

ポルシェ×東京大学が地方で“本物を体験する時間”を提供する理由とは?
「LEARN with Porsche」の“裏番組”に対する人々の反応は?【Behind the Product#34】
https://vague.style/post/387610

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

 5日間の旅で自分の視野の顕微鏡の倍率が大きく変化する時があった。その瞬間は一時的に全ての視野がぼやけることがあり、自分という存在の定義など、僕の根幹にあった部分ですら変化し、僕はその自分自身の変化にとても驚いた。しかし、それは自分の成長につながると信じ、肯定的に受け入れることにした。旅の途中、いくら倍率が変化しても、ぼんやりせずキョロキョロ観察し続けたつもりでいても、見えない部分や見落としている部分が多々あった。そんな見えない部分にスポットライトを当ててくれたのが、5日間を共にした仲間であり、先生方やスタッフのみなさん、旅の先々で出会った方たちの言葉であった。特に、仲間たちと各々の考えを共有することで、自分が今どこの視点から物事を理解しようとしていて、どの知識と知識の点を線でつなげようとしているのかが見えてくることが多々あった。他の人の意見を聞き、自分の考えを自分の言葉で発表することで、無意識のバイアスに気付き、なぜ自分には見えていない知識があったのかを知ることもできた。(中3 東京都)

 今回のLEARNのプログラム内容が点と点で結ばれ、線になる感覚はまだ実感できていないが、今まで自分が考えてきたことが線として結ばれた気がする。例えば自分が気づかないうちに偏見を持ってしまっていたことだ。小学校や中学校で偏見を持ってはいけないと教わったが、私自身「偏見をもっている」という感覚はなかった。しかしこのプログラムを通して私は勝手に新潟水俣病にかかった人は「かわいそう」という偏見を無意識にもってしまっていたのだ。新潟水俣病がどのようにして起こったのかも知らず、被害にあわれた方がどんな気持ちで生きて、どんな気持ちで語り部として活動してきたのかも知らず「かわいそう」という単純な言葉で片づけてしまっていた自分がいたことに気づいた。でも実際は「かわいそう」だけではなく、工場ができて町が栄えたという良い面があったことや、新潟水俣病になったことを信じてもらえず悪口を言われたり想像を絶するような、聞いてるだけで言 葉も出ないような経験をたくさんしてきたことを知った。自分のイメージだけで「かわいそう」 と決めつけて思い込んでしまっている自分がいることを知った。良く知らないのに分かった気になって、決めつけて思い込んでいることの危うさに気づけた。どれだけ自分が物事の一面しか捉えられていないかを知った。(高2 東京都)

 私が感じたのは、点が広がっていく感覚です。すでに教科書などで得た「知識」という点に、現地で実際に見たもの、肌で感じたこと、現地の方の話から得られるリアリティなどが結びつき、点が広がっていくのです。今まで、受験勉強を始めとして様々な学びに取り組んできましたが、この感覚は新鮮でした。そして、広がった点は重なり、新たなものを映し出しました。新たな共通点が見えたり、全く見えなかった側面が見えたり。実際に足を運び、五感で感じることの価値を再認識できたように感じます。(高2 千葉県)

 私は今回、「共存」と「課題意識」について、これまでにないほど深く考える 5 日間を過ごした。 世の中では「共存」という言葉が頻繁に使われ、あたかも当然のように受け入れられている。しかし今の私たちは本当に共存できているのだろうか。そう問われれば、答えはまだ「NO」だと思う。心のどこかで共存を願っていても、人はやはり自分を優先しがちである。その気持ちがある限り、他者に真に目を向けることは難しい。現に、紛争も差別もなくならず、環境を脅かしているのは他でもない私たち人間だ。だからこそ、共存の実現に必要なのは「課題意識」なのだと気づかされた。ただ並んで存在するだけなら、それは共存ではない。共存とは、理想的な到達点ではなく、課題に向き合い続ける中で形づくられる「絶え間ない営み」であり、違いを抱えたまま衝突し、ときに痛みを伴いながらも、未来へつながる選択を重ねていく。その営みこそが、私たちが目指すべき「共存」の姿であると私はこの 5 日間を通して思った。5 日間でこれほど多くの考えを巡らせることができるとは、出発前には想像もしていなかった。 ここで得た学びを胸に挑戦し続けること、考えを巡らし続けること、疑問を持ち 続けることをやめず、人生を歩んでいきたい。止まらない歩みの先にこそ、仲間と分かち合える最高の瞬間が待っていると信じている。(高3 福井県)

 プログラムでは初めから、お話を聞いた上で自分の中で「どのような学び方をするか」「何を考えてほしいか」ということに焦点を合わせ、事前に指針を与えてもらったからこそ、頭の中が常に忙しく動き続けました。これから何に出会い何を行い何を知ることになるかわからないことを知っているからこそ、常にアンテナを張りその感度を上げることができたのではないかと考えました。そしてその学び方は、点と点をつなげるとか、教科書での学びと現場での学びとか、人と 出会った対話の中でとか、言葉にしてしまえば一つのことで、私も同じような言葉でこれ までの探究活動を表してきてはいました。しかし、この五日間で自分の中ですでにあった ものを上回る現実味と実感、これらの言葉の再定義を経験できた感覚がずっと残っていま す。合流した 2 日目の夜に、「つなげる」は「共通点を見つける」とは違うのだろうと考えたことがそのひとつです。なにか抽象的なキーワードを当てはめて綺麗にラベリングしようとしてしまって、それはこれまでの校外学習のレポートなんかにはよく映える書き方なので癖になっていました。それはむしろ学びを打ち消していると思ったのは金と水銀がフェアトレードで繋がれた時で、その時の悔しさは忘れません。1 日目から 5 日目まで、今日はこれで十分だったのだろうか、もっとここを深掘ったら、 ここをもっと知りたい、この人に会ってみたい、振り返ることが多くて、その後悔や惜し む気持ちを実際に次の行動に繋げていくのが学びなんだろうなあとどきどきの止まらない プログラムでした。(高3 東京都)

 一生の同世代の友達たちにも出会えました。自分は高校3年生ということもあり、自分の進路や将来、学ばなければならない理由について考えることが多く、常に感情が完全に彷徨っている状態でした。そんな中、素晴らしく知的で面白い話ができるみんなと出逢え、本音をぶつけ合ったり、気を使い合ったりなど紆余曲折しながら体験した全ては互いにとって大きな刺激となりました。今までここにくるまでの自分の学習者としての姿勢を信じてよかったと心から思いました。自分が努力して掴もう新しい景色を目にしたステージの数だけ、自分を更に成長させてくれる新たな仲間に出会える。そう思うともっともっと学ぼうと思い、これこそが自分が学ぶことを絶やしてはならない理由だと「学び」ました。本気で人間を愛せたし愛された時間で幸せでした。全ては決して狙っては起こせない「奇跡」だったと思います。(高3 大阪府)

 旅の1、2日目はここを訪れる理由は何なのか、どういう意図があるのか、そういうわかりやすい目的を求め、答えが見つからずに困惑していました。しかし、4日目に知床で森林の再生のお話を聞いている時、何か目的を持って話を聞くのではなく、単純に好奇心からいろんな質問や興味が湧いて自然と心が踊った感覚を覚えました。それはそこまでの旅で人との会話や土地の様子からたくさんの情報や考えを得て、それらについて自分の中で噛み砕いたり、他人と話して考察していたからだと思います。何気ない情報にも意味があって、それを心のどこかに置いておくことで、新しい情報の受け取り方が変化するように感じました。(高3・大阪府)

 旅の1、2日目はここを訪れる理由は何なのか、どういう意図があるのか、そういうわかりやすい目的を求め、答えが見つからずに困惑していました。しかし、4日目に知床で森林の再生のお話を聞いている時、何か目的を持って話を聞くのではなく、単純に好奇心からいろんな質問や興味が湧いて自然と心が踊った感覚を覚えました。それはそこまでの旅で人との会話や土地の様子からたくさんの情報や考えを得て、それらについて自分の中で噛み砕いたり、他人と話して考察していたからだと思います。何気ない情報にも意味があって、それを心のどこかに置いておくことで、新しい情報の受け取り方が変化するように感じました。(高3・大阪府)

 音楽を続ける中で、「正しさ」や「美しさ」を追い求めすぎていた自分にとって、今回出会った農業、林業、演奏、記録といった営みは、どれも根源的で、逃げ場のない現実と向き合う行為でした。理屈ではなく、生きる人の人生としての重みがありました。音楽という営みもまた、複雑で矛盾を含んだ現実を、そのまま音として差し出す力を持っています。技術や形式に頼らず、迷いながらも何かを伝えようとする響きには、言葉を超えた重さがあると改めて感じ、それを自分なりに追い続けていきたいと思います。このプログラムを通じて、人間の不完全さを他人事ではなく、自分の問題として捉える感覚が育っていきました。矛盾や過ちを抱えながらも誰かのために行動し、未来へ何かを手渡そうとする営みこそが、人を人たらしめるものだと感じました。 ともに過ごした仲間たちは、決して一面的ではなく、それぞれの視点や背景を持ちながらも、深く考え、丁寧に言葉を紡いでいました。目の前の問いに本気で向き合う人たちと過ごした時間は、今も自分の中で静かに響き続けています。先生方やスタッフの皆さまが一人ひとりに寄り添い、場を支えてくださったことにも、深く感謝しています。 これからの進路や生き方に明確な答えはありませんが、この数日間で得たまなざしと姿勢は、きっと自分の中に残り続けます。自分に何ができるのか、なぜこの時代に生かされているのかという問いと向き合いながら、日々を大切に積み重ねていきたいと思います。(高3・神奈川県)

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主催:東京大学先端科学技術研究センター LEARN・ポルシェジャパン株式会社

LEARN in やまぐち『君は本当の山口を知っているか?「山口探しトレイン」に乗って探検に出かけないか? 』
2024年10月13日(日)

LEARNinやまぐち

『君は本当の山口を知っているか?「山口探しトレイン」に乗って探検に出かけないか?』

2024年 10月13日(日)

山口県の小中学生16名が、新山口駅から、山口県をぐるぐるっとめぐる列車の旅にでました。ルートは、下関を目指す西回りと、岩国を目指す東回りに分かれました。西回りは宇部新川・下関・長門市・東萩、東回りは徳山・岩国・柳井・防府と途中下車をして、その町の名物を探して、歴史を聞いていく。半数以上のグループが、列車に乗り遅れる波瀾万丈な旅で、多くのことを学んだようです。

— 参加者から寄せられた感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

下関で乗り遅れるかすごく心配したけど、間に合ってホッとした。チームのみんなや東回りの人といっぱいコミュニケーションがとれたことが、僕の緊張を和らげてくれた。(小5)

山口県のいろいろな市を巡る旅がとても楽しかったです。(小4)

電車に乗り遅れたり、ハプニングがあったけど、面白かったし、いい経験になった。(小5)

場所が分からないときに人に聞いたらすぐに見つかったことが印象に残った。(中2)

私は、親以外と電車に乗るのが初めてでした。何もわからなかったので、ついて行くのが必至でした。でも、ちゃんとお兄ちゃんお姉ちゃんについていけていたので、迷子にならなくて安心しました。次は、ゆっくり買い物を楽しみたいです。(小4)

— 保護者からの感想 —

※一部抜粋して掲載しています。

子どもを信じて任せていきたいと思いました
時間に合わせて行動する、ということをあまりして来なかったな、と感じました。間に合う?とこちらから声をかけていたからだと思います。今後は、少しずつ子どもを信じて任せて、先回りをしないようにしていきたいです。 迎えに行った時には、遠くからお土産の入ったビニール袋を、少し誇らしげに見せながら嬉しそうに帰って来た時の表情が印象的でした。全てのミッションはクリアできなかったり、電車に乗り遅れたりがあったようですがその時にパニックになることなく、旅も楽しめたようです。予想外のことが起きた時も、どうすればいいか立ち止まって考えられるようになってくれたら良いなと思います。(小5 保護者)

自分で旅に出たいと言っています
これまで1人で電車には乗れないと言っていましたが、もう一度同じ旅をしてみたい、西廻りのお友達から聞いた「なんとか岩」が気になったので、今度自分で西廻りもしてみたいと言っていました。自信が付いたのだと思います。帰宅してからもいろいろ話してくれました。これまでで1番楽しい1日だったと言っています。子供の人生が変わる経験だったと感じています。(小4 保護者)

生きていく力が育っていることに勇気づけられました
人に執着しない息子が、初見の子に、別れ際、わざわざあいさつにいったのに、驚きました。一緒に旅したわけではないけれど、スマフォを通じてのやり取りで、反応を返してくれたのが彼だったそうで。それなのに、名前はやっぱり交換してこないんだなぁ、と思ったのですが。ふと、単語とものごとの紐付けが苦手な息子にとっては、出会った人や見て感じたことは、映像や感覚で覚えていて、名前は音の羅列でしかないのかもしれないと気付かされました。新しい発見でした。息子は電車の乗り方はこれで完璧に分かったと言い、あと折りたたみ自転車があれば、どこまでも行けると言っていました。学校の勉強やテストはからっきしで、進学も不安だけど、彼の生きてく力が育ってきていることに、とても勇気づけられました。とことん、自然体での旅に寄り添っていただきありがとうございました。(中3 保護者)

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共催:東京大学先端科学技術研究センターLEARN・山口県

第4回LEARN ONE 2025 @個別申請型スカラーシップ奨学生決定報告

個別申請型スカラーシップロゴ
個別申請型スカラーシップLEARN ONE

第4回 個別申請型の奨学生決定報告 ​

第4回 LEARN ONE 2025 @個別申請型スカラーシップ
奨学生が決定しました。

今回は、以下の2名の子どもたちが奨学生として採択されました。
今後、スカラシップーを利用しての活動報告についてもお知らせしていきます。

  1. Aさん(東京都・中2)
    「日本中の石で絵の具を作ってみたい!」
    石を粉砕するための道具、絵の具にするための材料、石を購入する費用を支給

  2. Bさん(東京都・高1)
    「佛師になるために」
    松本明慶工房に行く旅費、寺院・美術館に行く旅費、木材を買う材料費、彫刻刀・鑿・鉋・砥石など道具購入費用の支給

また今回、以下の4名の子どもたちは準採択として、事務局から物品を支給することとなりました。

  1. Cさん(千葉県・小6)
    「機織り器を作って自分だけの布を作りたい!」
    機織りや糸紡ぎ、編み物などに関する書籍(10,000円以内)の提供

  2. Dさん(秋田県・中3)
    「3度目、4度目、5度目…N回目チャレンジ〜個展開催〜」
    いくつかの詩を載せた小冊子をLEARNのスタッフと作成

  3. Eさん(埼玉県・小5)
    「折り紙講師資格取得を目指して、たくさんの作品に挑戦したい!」
    いろいろな折り紙(10,000円以内)の提供

  4. Fさん(東京都・小3)
    「四元数、八元数についての探求」
    早稲田大学 教授・巖淵先生とお話する機会の提供

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主催:東京大学先端科学技術研究センター LEARN